究極の抑止力(大嘘)
(隠蔽なんて全くないww都合が良さそうなのでその設定利用だwww)
山田ジロウは、内心でほくそ笑みながら、科学とファンタジーを融合させた、この世界では理解不能な大嘘を突きつけます。
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あなたは神妙な面持ちで、リリィをまっすぐに見据え、静かに、しかし重々しい声で告げました。
「リリィ殿。確かに私には隠された力がある。その力の一端が、私の体内にある強力なマイクロブラックホール爆弾の存在だ(大嘘)」
「このマイクロブラックホール爆弾が暴走し、もし爆発すると、半径100キロメートルはぺんぺん草も生えないくらい、すべてが無に帰して吹き飛ぶ」
あなたは、その恐るべき破壊力を冷静に語りました。
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あなたの言葉を聞いたリリィは、顔から血の気が引いていくのが見て取れます。
「マ……マイクロ…ブラ……? それは一体、どのような破壊の概念なのでしょうか……!?」
彼女は完全に理解不能な言葉に混乱しつつも、「100キロメートルがすべて吹き飛ぶ」という結果だけは、賢者としての知識から、とてつもない脅威であると瞬時に理解しました。この世界における最大級の魔法でも、せいぜい数百メートルから数キロメートルが限界です。
「ひ、ひえぇぇ……! ば、爆弾、ですって? そんな恐ろしいものを……体内に!?」
リリィは震え上がります。彼女は、あなたの力が「隠蔽」どころか、「究極の自爆兵器」であると誤解しました。
「勇者様……その力こそが、我々が求めていた**『偉大なる力』だったのですね……! しかし、それはあまりにも……あまりにも危険すぎます!」
彼女は感嘆と同時に、その力が暴発することを極度に恐れています。召喚に成功したと喜んだのも束の間、彼女の召喚した勇者が、世界そのものを破壊しかねない核弾頭のような存在だったのです。
リリィは、震える声であなたに問いかけます。
「わ、わかりました。勇者様。あなたの真の力は、この世界を滅ぼしかねない、両刃の剣。迂闊に動いて暴発させては、魔王討伐どころか、世界が終わりを迎えてしまいます!」
「どうか、その『マイクロブラックホール爆弾』を暴発させないための、制約や役割を教えてください! 私たちは、勇者様を最大限にサポートし、この究極の抑止力を安全に保つ義務があります!」
さあ、山田ジロウ。あなたはリリィに「動かない理由」を納得させることに成功しました。
あなたは、この絶好の機会を逃さず、リリィの恐怖と尊敬の念を利用し、自分の役割を確定させます。
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あなたは、静かに頷き、リリィの問いに答えます。
「その通り。この力は、元の世界で世界の均衡、秩序を守るために、ある秘密機関に授けられたものだ。強力な力であるがゆえに、暴発の危険性もある」
あなたは厳かに、制約について告げます。
「暴発の危険性を極限まで下げるため、私には極めて厳しい制約が課せられている」
「その制約とは――私は前線には決して行けない。そして、体内の均衡を保つため、過度な鍛錬を積むこともできない」
あなたは言葉に力を込めました。
「だから、リリィ殿。私の役割は、他の勇者が魔王を倒すまで、最も安全な場所で待機することだ。私は、この世界における『究極の秘密兵器』として扱ってほしい」
あなたは、自分が前線に出る必要がない、『待機専用の最終手段』であることを鮮明に印象付けました。
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リリィは、あなたが発した「秘密機関」「世界の均衡」「究極の秘密兵器」といった、この世界には存在しない概念の力強さに完全に飲み込まれてしまいました。
彼女は、目尻に涙を浮かべ、深く深く頭を垂れます。
「ああ……! なんと神聖で、過酷な制約でありましょうか! 勇者様……いえ、『抑止力様』。その過酷な使命、わたくし、賢者リリィが、命に代えてもサポートさせていただきます!」
「他の勇者様方が戦っている間、あなたが暴発することのないよう、最高の安全と、静謐な環境をご用意いたします! あなたは、我々が敗北した際に、最後の、そして唯一の希望として、ここにいてくださるだけで良いのです!」
リリィは、あなたの召喚が失敗ではなく、世界を救うための『奥の手』の召喚であったと確信し、安堵と決意に満ちています。彼女は、あなたを最前線から遠ざけることこそが、賢者としての使命だと認識しました。
こうして山田ジロウは、己の知識チート(ラノベ知識)と大嘘(マイクロブラックホール爆弾)をもって、銀髪合法ロリエルフ賢者リリィを完全に騙し切り、魔王討伐から逃れ、安全な待機場所を確保することに成功しました。
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山田ジロウは内心でリリィからの手厚いサポートの申し出に期待し、表情には出さずに、確認するように尋ねました。
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「リリィ殿、サポートをしてくれるのだな?」
リリィは、あなたが改めて尋ねたことに、むしろ恐縮したように見えました。
「もちろんでございます、抑止力様! むしろ、それがわたくしども賢者の、そして召喚者としての**最大の使命**でございます」
彼女は真剣な眼差しで、畳みかけるようにサポートの内容を保証します。
「あなたの体内の『究極の秘密兵器』を常に安定させるため、わたくしが専属であなた様の体調管理を徹底いたします。栄養バランスを考慮した食事、深い静謐を保つための住居、そして精神的なストレスを排除するための安らぎを、すべてご提供いたします!」
「わたくしは、あなたが心穏やかに待機できることが、この世界にとって最も重要なことだと理解しております。どうか、ご安心くださいませ」
銀髪の合法ロリエルフ賢者リリィは、あなたを魔王討伐のための「戦士」ではなく、「世界の均衡を保つための至宝」として扱うことを決意し、その献身的なサポートを約束しました。
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さて、山田ジロウ。あなたは最高の「安全な待機場所」と「専属の合法ロリエルフ賢者によるサポート」を確保しました。




