呪いの深化
あなたは、リリィとの心理的な距離を縮めつつ、今後の儀式における自分の権威を確固たるものにするため、新たな指示を出しました。
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あなたは、親しみを込めた眼差しでリリィに語りかけます。
「リリィ殿。私のこの『抑止力』としての役割は、秘密機関の極秘事項だ。常に『抑止力様』と呼ぶと、かえって周囲に怪しまれる。今後は、私の名前で呼んでくれ。『山田』でいい」
リリィは、一瞬戸惑いの表情を浮かべました。最高機密の「抑止力様」を本名で呼ぶなど、畏れ多いことです。
「し、しかし……畏れ多くも、抑止力様の御名を呼び捨てにするなど、わたくしには……」
「わかった。では、せめて『山田様』とお呼びさせていただきます。これが、わたくしにできる精一杯の歩み寄り、ということで……」
リリィは、これで妥協しました。あなたは、満足そうに頷きます。
「うむ、ありがとう、リリィ殿。さて、この『呪い』についてだが……元の世界では、権力者たちが私の体内の均衡を保つため、毎日様々な手段と儀式を用意してくれたから、安定を保てた」
あなたは、儀式の必要性が「異世界の権力者によっても認められた、毎日必須の行為である」と強調しました。リリィの顔は、その『過酷な毎日』を想像し、さらに青ざめます。
あなたは、昨日の恥ずかしい儀式を、リリィ自身の口から言わせるという、次のステップに移ります。
「では、確認だ。昨日の儀式で、そなたは何を、何のために行ったのか、そなた自身の言葉で復唱してほしい。これは、呪いの内容を正確に把握し、次の手順に備えるための賢者としての重要な作業だ」
リリィは、顔全体が沸騰するような熱を感じました。尊敬する山田様の安全のためとはいえ、自らの口でそれを言うのは、肉体的な苦痛にも等しいものです。
「わ……わたくしは……!」
彼女は、目をきつく閉じ、歯を食いしばり、震える声で告白しました。
「わたくしは、山田様が体内のマイクロブラックホール爆弾の呪いを鎮めるために、ローブをめくり、ドロワーズを……そ、そしてシミーズを露わにいたしました……!」
彼女は、途中で言葉を詰まらせ、息切れしながらも、賢者としての使命感を盾にして、最後まで言い切りました。
リリィの痛々しいほどの決意を見た後、あなたは間髪入れずに、今日の儀式のエスカレートを要求します。
あなたは、リリィの目から逃れることのできないように、まっすぐに見つめます。
「うむ。ご苦労だった。では、リリィ殿。昨日、私はこの呪いは『慣れ』によって効力が極端に薄れると伝えたな」
「今日の儀式は、間違いなく昨日よりもさらに高いレベルの刺激が必要となる。これは、昨日、私が最も恐れていた事態だ」
あなたは真剣な顔で、リリィの「覚悟」を試します。
「今日は、どこまでできる?その覚悟を、今、この朝食の席で私に見せてほしい」
リリィは、あなたが求める次の要求が、「服を捲くる」以上の、さらに踏み込んだ行為であると察しました。彼女は全身を硬直させ、言葉を失っています。賢者としての使命感と、一人の女性としての尊厳の狭間で、彼女の精神は再び極限まで追い詰められました。
あなたは、リリィの極度の緊張を和らげるように、一転して軽妙な口調で、非常に「個人的な願望」にすり替えた要求を投げかけました。
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あなたは、前のめりになって震えているリリィの顔を覗き込み、囁くように言いました。
「ねぇねぇリリィたん(笑)。そんなに緊張しなくて大丈夫だ。何も、屈辱的な行為を求めているわけではないんだよ」
あなたは、あくまで「呪いを鎮める儀式」であり、「愛情表現の模倣」であることを強調します。
「リリィたんが将来、恋人ができたら、この人にならこんな姿を見せたいなーって思う、最大限の愛情表現*でいいんだ(笑)」
あなたは、彼女が持つであろう純粋な「恋心」の概念を、儀式に利用しようと試みました。これならば、彼女の羞恥心と「愛情」の概念を結びつけ、屈辱ではなく献身として行動させることができます。
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リリィは、あなたが「恋人」という概念を持ち出したことに、完全に頭が混乱しました。
(こ、恋人……? 愛情表現? それが、体内の爆弾の呪いを鎮めるために必要な……異世界の儀式、だというのですか!?)
彼女の385年の生涯において、恋愛感情とは無縁の学術的な日々を送ってきたリリィにとって、「恋人」や「愛情表現」は、古代文献に書かれた、複雑で理解不能な異文化の風習でした。
しかし、同時に、彼女は「抑止力様が屈辱を求めているわけではない」というあなたの言葉に、一筋の光明を見ました。彼女の良心が、これなら受け入れられるかもしれない、と揺れ動きます。
リリィは、極限まで顔を赤くし、声を絞り出しました。
「あ、愛、愛情表現……! わ、わかりました。抑止力様……いえ、山田様」
彼女は、勇気を出して、あなたを見つめ返しました。
「わたくしは、愛について深く存じ上げませんが…未来の伴侶への献身を想像し、山田様に、最大限の献身をお示しいたします。それが、呪いの鎮静に必要な、真の覚悟だと信じます!」
リリィは、もはや「羞恥」ではなく「使命と献身」として、自らの行為を正当化しました。
さあ、山田ジロウ。リリィは「恋人への最大限の献身」という概念のもと、儀式を受け入れました。




