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魔羊




 丸くカールしながら伸びる「アモン角」を二本、頭から生えさせて、タキシードを着ている魔界の下級種族である魔羊バフォメット

 悪魔のフリをして人を誑かすが下手だと魔界で嘲笑されているのが悔しくて、魔界と人間界が唯一繋がる(上級種族は自由自在に人間界に行けるが、下級種族はこの日にのみ人間界に行く事が可能)ハロウィンに、大勢の人間を誑かしてやると息巻いている。


「くっだらねえ」


 ハロウィン当日。

 おとな子ども関わらず仲間の魔羊バフォメットが、鼻息荒く人間界へと行く姿を横目に見ていた魔羊バフォメットの子どもであるシキは舌を出しては、ジャケット、シャツ、ネクタイ、カマーバンド、パンツの色を黒から銀へと変えて、人間界へと足を踏み入れた。






「なあなあ。お菓子くれ」


 シキは黒服を着て遊んでいるたくさんの若い人間の集団の内の一人に話しかけると、顔を半分隠すほど大きな丸眼鏡を装着していたその人間は、ヒィエエエエエと情けない悲鳴を上げたのであった。


「だだだだめじゃないかあああ。おこちゃまがヤンキー同士の闘いの場に足を踏み入れちゃあああ」











(2024.10.21)




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