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入学式
私は、中学生に進級し水瀬風市に引っ越してきた。
私の名前は宮倉鈴音。
友達は当然いない。ひとりぼっちで不安がひろがっていく。
今日は中学の入学式。
お母さんと一緒に昼食を食べる。
「すずちゃん、頑張ってね。応援してるから」
「うん、お母さん」
朝食を食べ終わり、食器をキッチンに置きにいく。
私は鞄を持って、
「行ってきます」
と言い、家を出ていく。
自転車に乗って、水瀬風中学校を目指す。
20分後。
水瀬風中学校に着いて、駐輪場に自転車をとめる。
はぁー、と息を漏らしながら掲示板を見る。私の名前を探していく。
「宮倉、宮倉、宮倉す...」
私は、名前を見つけ下駄箱で靴を脱ぎ、スリッパにかえて教室に向かう。教室には、何人か席に座っていた。私も席に座る。
担任が教室に入ってきて、教卓に手をついて自己紹介をする。
女性が担任だった。
「私が君たちを受け持つ、彩花野涼音です。一年間よろしくね。もうすぐしたら、入学式が始まるから体育館に行きましょう」
1時間位で入学式が終わり、教室に戻り自己紹介をしてからクラスで写真を撮った。
私に友達は出来なかった。
家に帰り、自室で制服を脱ぎ捨て部屋着を着る。ベッドに潜り、いつの間にか瞼がとじていき眠っていく私。




