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テンプレートナイト

作者:アラカゼ
 主人公、須山祐太朗は目覚めたら一人の少女と共に不思議な空間にいた。そこで自身が事故死したことを思い出す。少女によって須山は異世界に転生されることになる。
 転生した直後、須山は化け物に追われる女を助ける羽目になる。女の名はビビアーナ。須山は彼女に連れられ、近隣の街ウラスブークを訪れる。ビビアーナはそこの王女だった。そして、ビビアーナは須山が異世界からの訪問者であり、強い魔力を持っていることに気付いていることを明かした。
 ウラスブークに到着後、すぐに王との謁見が行われた。王女を助けた褒章として、須山は騎士の地位を与えられる。破格の褒章は単なる善意ではなく、魔王の軍勢が占拠する隣国の国境にあるクヤッジスード砦の攻略に須山を参加させることにあることをビビアーナと魔術師パロマから明かされる。須山は悩んだ末、これを受けることにした。
 騎士の地位と魔剣を与えられた須山は、パロマと使用人メリッサと共にウラスブークを発つ。辛く険しい数日間の行軍の末、3人はクヤッジスード砦の傍まで続く秘密の洞窟へ辿り着く。しかし、そこで須山は独り取り残された挙句、魔物に襲われる。気力も体力も魔力も消耗しきり、朦朧とする意識の中、須山は魔物を何とか撃退するも、そこで意識は途切れる。
 目覚めたとき、須山は拘束されていた。洞窟を抜けた先はクヤッジスード砦ではなく、砦から山を一つ挟んだ高台だった。そして、ビビアーナがそこにいた。彼は騙されていた。ビビアーナと出会ったその時から。須山はクヤッジスード砦攻略のため、拘束されたまま魔剣と共に砦に向かって射出される。着弾後も何とか命を取り留めたが、拘束されたままの須山はそこで砦の兵士に殺される。魔王の軍勢などいなかったのだ。
 二度目の死後、再び須山は少女いる不思議な空間にいた。少女との問答の末、須山は自身が走馬灯を見ているに過ぎないことに気付がつく。
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