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きまぐれ詩集

縁(えにし)

作者: 来阿頼亜

短き世の儚さを

(うれ)(うれ)いて幾星霜(いくせいそう)


連綿(れんめん)として(つづ)(こと)()

何に例えて君に伝おう


人の夢は儚いと

誰が言うたか問わねども


儚きならば尊きなりと

己が炎を(たと)うまで


合縁奇縁(あいえんきえん)は時を経て

逢瀬を重ねて幾星霜


愛縁喜縁(あいえんきえん)と変わりゆく

()れは来世の口約束


君がために生きたきけれど

叶わぬ夢こそ人の夢


定められたる生ならば

()くまで御魂(みたま)を放つまで


過去より紡ぎし縁の糸よ

画策されたし蜘蛛の意図


罪を積んでは罪を摘む

罪を摘んでは罪を(つむ)


和主(わぬし)は何を散り急ぐ

和主は何を生き(あぐ)


際限のある命なら

後悔なきよう生きるのみ

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