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ケース1:地球の軍隊が導火線短すぎる件


 

 ケース1:地球の軍隊が導火線短すぎる件


 

 ビンクジ帝国は地球を侵略するために日本へと降り立とうとしていた。


 この星の侵略するために派遣された若き司令官「グリロード」


 ビンクジ帝国の若き皇太子の一人であり、辺境の星である地球の攻略を任されたのである。


 大艦隊を率い、地球程度の惑星なぞ一日で焦土に変える程の火力がこの作戦に投入されたが悪魔でもそれは最終手段。


 艦隊の殆どが陸上兵力を運送する急襲揚陸艦であり、地上を制圧し地球人達を奴隷に変えるための戦力が搭載されている。


「ふ、あんな辺境惑星半日で手中に収めてくれる」


 自信満々な彼に待ち受けていたのは核ミサイルの洗礼だった。


 あえて直撃させず、爆発の爆風による衝撃波へ巻き込むように艦隊を襲う。


 ソレが何度も何度も行われた。

 船はシールドで守られているが限度と言うモノがある。

 衝撃破でシールド全体に圧力が生じ、過剰にエネルギーを消耗。


 更に運が悪いことに地球の衛星軌道上を漂うデブリとの接触でシールドが前もって削られていた事が痛手だった。


 僅か一本のネジでも宇宙空間で拘束に飛び回る物体となればスペースシャトルを撃墜すら可能の破壊力となる。


 それが巨体戦艦へ雨のように襲ってくる。

 また辺境惑星だとタカを括っていたのせいで油断し、対応が後れたのも痛かった。


 結果、戦艦は次々とシールドダウンを起こし、碌に制御姿勢が取れないまま大気圏へ突入し次々と燃え尽きていく。


 その間にも何度も何度も核ミサイルが放たれ、全てを焼き尽くす勢いでこの攻撃が行われた。 


 何とか生き残って地球に降下した部隊も大陸間弾道ミサイルを初めとした大火力による飽和攻撃が加えられ、更には爆撃機や戦艦の超遠距離攻撃まで行われていた。


 こうしてビンクジ帝国の侵略は阻止されたのだ。


 めでたしめでたし。


「勝手に殺すな!? いや死にかけたけど!?」


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