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ビニールblogの中は神様の好きな物でだいたい一杯  作者: DEEP三昧
↓最新のエッセイ記事です。
2/6

緊急クエスト『限定素材狩猟旅行』

 今回のビニールblog。予定では、書籍小説。読んできた本に関する事を書いていく筈でした。

読んできた本というよりは、本を読んできた『こと』に関して話をしていく積もりでいました。


 ・・・が。


 事は、大ッ!! 緊急事態!!!!

      で御座いました。


 と、言うことで。今回は予定を急遽変更。

 ある本を巡り起きてしまった物語。

 とても不幸で。とても不可抗力で。おおよそ標準的な人間には到底理解の及ばない。

複雑怪奇な物語。


 そんな不幸な最期の、最後までを拒み続ける。

ーーその為だけに歩き続けた読書家の物語を始めようじゃないか。

 なんだ。どの道 本の話なんじゃないか。



「なんでそうなったのか」

...なんて、とりあえず誰もが最初に考えそうな。そんなありきたりな事を考察しだしたら。

複雑過ぎてソレだけで、千数百ページにも及ぶ程に纏まりが無くなってしまうだろう。

 それはきっと『なんとかの法則』とか、『なんとかの定理』みたいな理屈が。そんな屁理屈が。

数十行に一回くらいの間隔で羅列される、そんな千数百ページとなるのだ。

 だから「どうしてこうなった」とか。この件に関して、そんな事には触れない方が良いと思う。


 ただ、事の始まりについてなら。

私は明確に説明出来る。



 全てはあの場所。そう、あの場所だった。

ーー秋葉原。






 5月28日。仕事は終わり。

久しぶりにこの街を歩いていた私は、何とは無しにスマホをグルグル動かしていた。

 歩きながらの『ながらスマホ』にご注意を。『ながらスマホ』にご注意を。

大事な事なので二度自分に言い聞かせました。

 兎に角。最近は新刊関係とかの情報に触れたりとか。仕事にかまけて趣味を疎かにしていたので、この街の本屋... 本屋というか、まぁ○ーマーズに居ました。

 なんとはなしに「あー、あの漫画、もう新巻出てたんだー」とか思いながら、

「そう言えば、大事なアレは? あれの発売日っていつなん... だ.....って、...」




 ・・・言うか。


 スマホを見ながら硬直していた。

 スマホからの痛烈な発売日表示に固まっていた。






 『鬼灯の冷徹 14巻』とっくに発売してるじゃないですかやだああああああああああああ。




 発売日 5月23日いいいいいいい!!!


 やっ やばっ やばひ。これはヤバひ。

 ま... また、やってしまった。

今度こそは本当にヤバイかも知れない。

 14巻は限定版で買えないかも知れないッ!



 単行本に初回限定版が付くようになった巻以降、私は断固ずっと限定版で購読してきたのだ。

 連載中のモーニングでも読んではいるのですが、これは、そう言う理屈ではないのです。

 表紙扉に『限定版』表記があるのも何か良いし、何よりも限定版特典が欲しいのです。

 14巻限定版特典は座敷わらし姉妹なのです。


・・・うっかり五日超過は、

最長記録かも知れなひ。


 ふ ふふ...まぁ、まって。まだ慌てる様な


ーーまさに慌てる様な時間だった。


 今までやってきた二日や三日のウッカリで、大体の近郊の本屋さんでは

洩れ無く限定版完売となってきた。

 そんなウッカリの最後の希望になってきたのが、この街、秋葉原と言う街であった。

 だが今回はどうだろう。


 限定版の無いこと 無いこと。

 今までなら、この街なら。なんやかんや発売1週間位なら限定版の1・2冊は置いていた物ではなかっただろうか。

 メロ○○ックス、と○のあ○、勿論○○マーズ。


 この辺りが通常版オンリーになっている事態は、私に 絶 望 の二文字を与えていた。


 これは遂に通常版に甘んじる事になるのか。

って言うか、通常版だったら別に今買わなくても何時でも何処でも買えるのですけど。

これ以上歩き続ける意義など無くなるのですけど。





    ら、・・・ですよ」





 ぬ? 何か頭に引っ掛かる。





「ーーあきらめ・・・」




「そこで   ーー了ですよ」




 はっっ!!! あ...安z...!!!!






「先生、・・・特典付きが読みたいです」だった私は試合終了すること無く歩き続ける。

 しかしC○micZ○○でも売り切れです。

 あと何処があったかな。あれらのお店で、もう手に入らないモノをあと、何処で買えるというのかな。

と言うか、そもそも今回はなんで、こんなにまで早くに売り切れてしまうのか。

 他でもない、この街でだ。


 心身共に疲弊しながら緩慢に思考していた私は、同じく緩慢に答をさとる。

 ああ、そう。そうなのだ。


 深夜アニメの影響だ。


 責めるに責められない。こんな形で同好の志が増えているのだと実感させられてしまうとは。


 もう、あれです。上野駅まで行って。○○がの森とかにも無かったら、

流石に諦めるしかないですねぃ。


 あ、そうだ。ここも一階は一般書店だ。

そこはaki○○カ○○ャーズz○neの一階、K-○○○KSです。

 このときの私は既に、死んだ金魚草みたいな目をしていると思われます。


 そういや... 元々この店だって基本中の基本な店であったのあったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!














 こうして私は14巻も。

無事、念願の限定版で購読する事が出来た。

本当にありがとうございました。


 次回は早々に話を纏めて、

サラセニアの報告もします。

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