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ムシ娘  作者: こたつぬま
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雨だれ

下界に落ちて1ヶ月が経過した。リタとは人生3回分はしゃべった気がする。ほぼずっと一緒にいるからな。

ほとんど絵本やまんが、アニメ、アイドルなどの趣味の話だ。たまに宗教の話を聞かされる。話を合わせるためにリタの持っている宗教関連の本やリタの出版した書籍は全部読んだ。飛ばし読みもある。

いつものようにおしゃべりに花を咲かせているとリタのスマホが鳴った。

「悪魔退治の依頼ですわ。ちょっと行ってきます」

最初の頃は悪魔退治について行っていたが最近はテレビで見るようにしている。だいたい悪魔の雰囲気がわかったからもういい。B級以上の悪魔が出現することは稀みたいだし毎回見物に行くのもリタの負担になる。パンカゴを持っていると片手がふさがることがあるからな。

悪魔との戦いは生放送ではなく録画だ。グロいシーンもあるから編集するためだろう。

リタは担当区域のウサギの悪魔や馬の悪魔などの駆除などにはげんでいる。

「帰りにイチゴケーキを買ってきますわ」

「ありがたい」

あたしのテンションはあがる。大好物だ。

その日は雨が降っていた。あたしは絵本を読みながらリタの帰りを待っているとテレビに緊急速報が流れる。

聖女リタ死亡の文字にあたしの時間は止まった。


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