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2

マナだまりに出来たダンジョンだけあって、次の日には、前日の半分くらいマナが回復していた。

マナは使わないと、停滞するので、使った方がいいらしい。


現在のダンジョン。


神殿

イビルシード部屋

 (草原洞窟+地底湖)

元の洞窟


こんな感じだ。


ここに、何を足すか考える。

一番優先は、食料問題。

新しく小さな部屋を作り、そこで、実をつける植物モンスターを育てることにする。

プラントカプアという赤い丸い実をつけるモンスターを1体生む。


イビルシードが、ランク外の雑魚モンスターだったら、プラントカプアは、10段階で、9番目くらいのランク。

マナ的には、まだ、なんとかやりくりは出来るレベルではある。


プラントカプアに水をやるのは地味に大変だった。

バケツを出して、地底湖を10往復した。

まあ、プラントカプアが喜んでいたので、いいだろう。


ちなみに、イビルシードは10cmくらいで、オレンジと茶色の縞模様に、顔がある。

そんなモンスターだ。

プラントカプアは、普通の2mくらいの木で、幹のところに顔がある。

ついでに、土魔法のサンドバレッドが使える。

サンドバレッドは、要するに土の塊をぶつけるくらいの魔法だ。


モンスターを生むとそのモンスターの特徴や、特性が自然と理解出来るようになる。

プラントカプアは、魔法を使うと、実をつけるのが遅くなるらしいので、遊びで、使わないように言っておいた。


俺について。

マナを食事がわりにも出来るようになったので、2日何も食べていない。

明日にはプラントカプアの実を食べられるのが、少し楽しみだ。


イビルシードは、ほとんど動かない。

俺が、近づくと反応はするが、それだけだ。

でも、なんだか憎めないそんな雰囲気がある。


モンスターとの意思疎通だが、言葉はわからない。

代わりに、何か思念のようなものがわかるようになった。

水が欲しいとか、もう満足とか。

そんなことくらいだが、理解出来るようになっている。


2日目も、こうして終わるのかなあと思っていたところ、ダンジョンの先の洞窟に、侵入者が現れる。

俺は、唐突な嫌な感じに、寝ているわけにもいかず、起き上がる。


そいつは、1mくらいあるカエルだった。

残念ながら、今のダンジョンにまともに戦える戦力はいない。

俺は、なけなしのマナで、ナイフと、剣を出す。


早速、異世界っぽいことしてるなあ。

と、緊張を緩めるように、思考を飛ばし、ナイフを腰に、剣はしっかり持って、洞窟へと続く扉を開ける。


カエルは、俺を見るなり、ぴょこぴょこ跳ねて近づいてくる。

そして、間合いをいい感じに調節して、舌を伸ばして来た。

俺は、足を絡め取られ、転ぶ。

頭は打たなかったが、剣を取り落とす。


カエルは、俺を丸呑みするように口を開ける。

俺は、咄嗟にそこら辺の石を口の中にぶつけた。

カエルはそれを嫌がり、ぺしゃっと、吐き出す。

俺は、ナイフを探す。

何度かもたつきつつ、ナイフをなんとか、構えるとそれをカエルの足に突き刺した。


悲鳴を上げ、逃げるカエル。

逃げる方向は、ダンジョン側。

俺は、剣を拾い、カエルを追う。


追いついたカエルは、プラントカプアと戦っていた。

と言っても、プラントカプアが、ひたすら、サンドバレッドを放ち、カエルが嫌がっているというだけだったのだが、俺は後ろからカエルに剣を突き刺すことができた。

やっと、大人しくなるカエル。


俺と、プラントカプアにカエルの持っていたエネルギーが入ってくるのが感じられた。

カエルの持っているマナが、俺とプラントカプアに吸収されたようだ。


プラントカプアに実が1つできていた。

プラントカプアが、くれるというので、それをとって、食べる。

甘い水々しい実だった。

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