日常
平坂読先生の妹さえいればいいを読んで、自分だったらこういうキャラ設定で、こういう結末にするのなあとモヤモヤした結果、自分の理想のラブコメを書いてみたくなり、投稿しました!一応オリジナルということにはしてますが恐らく、というか絶対妹さえいればいいの影響をもろに受けているなと感じるところがでてくらと思います。ヒロインの玲とか特にね...だって銀髪碧眼の巨乳キャラ好きなんだもん...それでも作者の自己満に付き合ってくれる方がいましたら、どうぞよろしくお願いします!最初はキャラ構成などを把握してもらうために、みんなの日常を書いてみました!これから色々なイベントや新キャラも出せたらなと思ってます!
小説家になろうとした理由は、人それぞれだろう。有名な本を読んで憧れたなどという人もいれば、現実逃避のために小説に没頭して、気づいたらデビューまでしていた人も。色々な理由が存在する中で、彼、川下実は少し特殊かもしれない。彼の特徴は白髪で目にハイライトがなく、なぜかいつも白衣を着ている。目にハイライトがないせいか、学校では周りから忌み嫌われており、友達はいない...ということはないが、休み時間もイヤホンをつけてラノベを読んでいるようなやつだった。卒業後は進学せず、父親の反対を押し切り実家を出て、皮下実篤というペンネームで小説家として生きていくことを決めた。年齢は20歳。
「うーーーーーーん」考え込んでいる実に言葉を投げるのは銀髪碧眼の美少女。日奉玲であった。綺麗で長い銀髪は、美容に疎い実でもちゃんと手入れをしているのがわかる。年齢は18歳。あと巨乳。彼女は元々、川下実と同じ高校の後輩だったのだが、卒業してから彼と同じ小説家という道に行くことを決めたのだ。ペンネームは苗字だけをとって日奉
「新作が進まないんですか?」
「あぁ、妹ものにしようと思ってるのだが...」
「妹ものですか。たしかに先輩の作品に妹ものはなかったですもね」
彼女は皮下実篤(川下実のペンネーム)の大ファンであり、彼の作品は全て読んでいる。
「最近、妹もののラノベを読んで俺も書いてみようと思ったのだが中々上手くいかなくてな。誰かに取材してみるかな」
「誰かって、当てはあるんですか?」
実と玲が話してると家のインターホンが鳴った。
「ちょうどいいタイミングできたな!」
ドアを開けるとそこには友達の黄金健と黒咲杏奈が立っていた。
「よっ!きたぜ」
「おじゃましまーす」
2人は同じ大学で健が大学3年生で杏奈が大学2年生。年齢は21歳と19歳。杏奈は今年で20で、実はすでに誕生日を過ぎているので実とは同じ年に生まれたことになる。健は茶髪でちょっと髪がクルクルしていて、爽やかな顔立ちをしている。杏奈は黒髪でいかにも清楚と感じさせるようなボブだが顔は美人よりかは可愛い系だ。胸は玲よりかは小さいが客観的にみたら普通くらいである。
「杏奈さん!いらっしゃいです!あと黄金虫も」
「いい加減普通に黄金さんとかって読んでくれないかなぁ玲ちゃん...」
玲が健に辛辣な扱いをすると、健は苦笑し答えた。
「せっかく先輩と2人きりだったのに黄金虫が入ってきたからですよ。」
「それって私も邪魔だったんじゃ...」
「杏奈さんはいいんです!!でへへ〜」
玲は前から杏奈にすごい甘えるため、杏奈がきたらすぐ玲は頭を杏奈の膝に落とす。杏奈はいつものように頭を撫でる。これが日常なのだ。日常といってもあくまで玲と杏奈が一緒の時の日常であり、毎日みんな実の家に集まるわけではない。玲はほぼ毎日実の家に遊びにくるが、他2人は大学生ということもあり、大学の友達とも遊んだり、勉強したりでまあまあ忙しい。
「なんやかんや、ここで遊ぶのが一番なのよねー。ご飯も出るし」
「だよねー。俺もこの4人で集まってゲームしたり、雑談したりするのが一番好きかなー。あと飯付きだし」
「お前らここをカフェかなんかだと思っているのか...?飯に関してはほんとに勘弁してくれ...食費が...」
そうやって杏奈、健が喋っていると、キッチンから実が話に入ってきた。ゲームはテレビゲームで遊ぶこともあれば、ボードゲームで遊ぶこともある。最近みんながハマっているテレビゲームはマ◯オパーティであり、終電ぎりぎりまで遊ぶことが多い。
ボードゲームは最近やっていないが、前までは大富豪やTRPGをやっていた。特にボードゲームの中で盛り上がったのは「麻雀」である。麻雀はオセロや将棋みたいに完全実力ゲーというものではなく、運も絡んでくるゲームなので、初心者でも入りやすい!ということはなく、覚えることが結構多く、ルールもまあまあ難しいので初心者にしての壁はだいぶ高い。杏奈はゲームの実力が乏しいのだが、運だけは一番もっているので完全実力ゲーものではなく、マ◯オパーティや麻雀などの運も程よく絡むゲームをするのだ。ちなみに、オセロの総当たり戦を前にやったことがあるのだが、もちろん杏奈は全敗の最下位であった。ちなみに1位は実で全勝。2位が玲で2勝1敗。3位は健で1勝2敗。実と玲の戦いは紙一重の戦いであり、見てる側も結構楽しくなるくらいなほどである。実と玲の実力はほぼ同等であり、2人で実力ゲーをする時はどちらが勝つかわからない。
「ほらよ。今日の飯だ。食い終わったらゲームでもするのか?」
キッチンからご飯を運んできた実が問うと。
「もちろん!飯の後はゲームってのがここの決まりだろ?今日はちょっとやりたいゲームがあってね!」
「へぇ〜、楽しみです!」
「ちゃんと面白いゲームを用意したんでしょうね?」
健が少し興奮気味で言うと、杏奈は本心からその言葉を投げ、玲は目を細めて少しニヤつきながら問うた。飯を終え、健が皿洗い(皿洗いは日替わりでやることにしているのだが玲と比べて杏奈と健は実の家に来る頻度が少ないので、杏奈と健が来る日はその2人のどちらかがすることが多い)を終えると、スマホを取り出して
「みんな!これをダウンロードしてくれ!」
と言った。アプリ名は「どこでもパーティーゲーム」通称「どこぱ」である。
3人がダウンロードを終えると健は軽く説明を始める。
「このアプリには色々なゲームが入っていってね。有名なのはウミガメのスープ(このアプリ内ではウミガメオンラインと表記されています)とか、ワードウルフあたりかな?今日はこれをやろう!」
そう提案したゲームは全員一致ゲーム。
「これは1人がお題を出して、そのお題の答えが全員一致したら成功というとても簡単なゲームだ。もちろん軽い話し合いはOKだけど、◯◯にしよう!とか言うのはダメ」
「なるほどー、たしかに簡単かつ面白そうなゲームですね」
「YouTubeでゲーム実況者が集まってやっているのを見たことある気がするな」
「私は見たことも聞いたこともないのですが、たしかに楽しそうです」
杏奈、実、玲がそう言うと、早速ゲームが始まった。最初の出題者は健。
「よし、最初は普通にいこうか。」
と健が言うと、スマホの画面に「『い』から始まる、動物といえば?」と表示された。
「なるほど...まあこれが定番よね」
「まあ...これかな」
「これですよね...?さすがに逆張りしてる人なんていませんよね?」
「ま、まあこれは一致する...はずだ」
杏奈、実、玲、健がそう言い、皆答えが出揃った。そして表示された答えは...
「よし!成功だ!」
健がそう言ってスマホに目を向けると、みんな「犬」と答えていた。
「よかった〜、最初イルカって書く人いるかな?と思ったけどさすがに犬って書くよね〜」
「俺はもちろん犬を真っ先に思いついたが、その次に思いついたのは猪だったな」
「私はイソギンチャクが次に思いつきましたね」
「イルカや猪よりもイソギンチャク...?」
杏奈、実、玲、健が話してると、もう次のゲームに進んでいた。
「私ですか...」
出題者は玲であった。玲以外はみな玲が出題者になったら、とんでもないのをぶっ込んでくるんだろうなあ。と思っていた。
「お題ってなんでもいいんですのね?例えばえっちなものとか」
「あ、あぁ、もちろん。でもあまり過激なものはやめていただけると...その...色々あれだし...」
玲の問いに、健は額に少し汗を垂らし答える。やはり何かぶっ込んでくるんだなこの女は、とここにいる玲以外の者が思った。
「じゃあ、これにします!」
スマホに表示されたのは「バストサイズ」であった。やはりこの女、ぶっ込んできやがった。
「...えぇーっと、玲よ、これはアルファベットで答えればいいのか...?」
「はい!先輩はもちろん、私のバストサイズを書いてくれますよね!!」
「お前のバストサイズなんか知らねぇよ!」
玲と実がそう話していると。
「えぇーっと...なんて書けばいいのかしら...」
「これは困ったな...あまり自分を曝け出したくないのだが...」
杏奈が顔を赤くしていると、健はすごい困った顔をしていた。玲以外が答えを全然出さないので、3分という制限時間を設ける事にした。
「まあ...素直に俺の好きなバストサイズを書く事にしよう...」
「私のバストサイズですよね??そうですよね先輩??」
「だからお前のバストサイズなど知らん!!」
そう言ってるとみな、答えが出揃ったようだ。恐る恐る、答えを表示させると...
「んにゃ?!」
真っ先に玲が声を出すのであった。
「先輩!私がDなわけないじゃないですか!この胸を見てもわかりませんか!!」
「だからお前のバストサイズなど知らん!!それに俺は自分の好きなサイズを書いたまでだ!」
「んにゃぁ...(´・ω・`)」
ちなみにみんなの回答はと言うと。実がD、玲がG、健がC、杏奈がDであった。
「え?杏奈さんの書いたバストサイズってまさか...」
「やめて!!言わないで!!」
「な、なるほどなぁ...」
玲が言葉を投げかけようとしたところで、杏奈は顔を赤くして遮る。健はなんとも言えない表情でそれを見ていた。
「なるほど...俺の理想のおっぱいは杏奈くらいということだな?ちょっと目に焼き付けておくか」
「バカ!!!!!!!」
実の発言に杏奈が顔をもっと赤くさせて、実に背負い投げをお見舞いする。
「グオウェ?!そ、そこまでしなくても...」
「流石にあの発言はどうかと思うぞ、実...」
「にゃぁ...杏奈さん、私のおっぱいと交換しませんか!」
「しないしできないでしょ!」
こうして無事(?)終わったので、次のゲームに移る。出題者は杏奈。
「うーん...思いつかないわね...アプリ内のお題使おうかしら」
どこぱでの全員一致ゲームではオリジナルのお題を出すことはもちろんできるが、何も思いつかない人向けの、アプリ内のお題を出すこともできる。そこで出されたお題は「『く』から始まる、海にいる生物といえば?」であった。
「これ、2択だよな...多分...」
「あぁ...これは迷うな...」
「どっちにしましょうか...」
「んー...私はこれが真っ先に思いついたかなー」
実、健、玲、杏奈がしばらく考え、みな、回答が出揃ったので表示してみると...
「あー、やっぱり別れたな」
「だなー。しかも見事に1:1だ」
実の発言に健が頷く。実と玲が「クラゲ」と答え、健と杏奈は「クジラ」と答えた。
「やっぱり先輩と私は気が合いますね!やっぱり付き合っちゃいましょう!」
「なにがやっぱりだ!お前とは付き合わんぞ!」
実に抱きつく玲だが、実は必死に振り解こうとする。
「やっぱ仲良いなあの2人」
「ほんとに、なんで付き合わないのかしら」
健が言うと、杏奈は少し寂しげに言う。だがその杏奈の感情に気づく者は誰もいない。
「最後は俺だな!このゲームをやると健が提案してから、俺の出すお題はもう決めてあったのだ!」
実がそう言うとお題を考えるターンはすぐに終わり、お題が表示される。出されたお題は「ラノベ作家といえば?」であった。
「こんなの1人しかいません!」
と玲が言うと
「でしょーねー、一応これ全員の回答合わせるゲームなのよね...?」
「そうだね...玲ちゃんと実だけ少し趣旨が違うような気はするけど...まあ、玲ちゃんに合わせようか」
杏奈と健が少し釈然とせず回答を終え、みな回答が出揃う。表示された回答は...
「あー、やっちゃいましたね、杏奈さん」
「え?」
玲がそう言うと、杏奈は戸惑う。実と健も「あー」と言葉を漏らす。杏奈だけ「川下実」と回答していたのだ。
「先輩はあくまで『皮下実篤』というペンネームで作家をやっているので、『川下実』というラノベ作家さんは存在しないのですよ」
玲がそう説明すると
「あー!!そっか!!これは盲点だったわ...」
と杏奈が声を漏らす。惜しくもこのゲームも回答不一致という形になった。その後もどこぱに入っているいろんなゲームをやって、終電も近いのでお開きになった。
「それでは、みなさんお気をつけて〜」
「玲は帰らないの?」
「私は先輩と家が近いので、遅くまで滞在しても大丈夫なのです!」
「家まで送るの面倒だからみんなと一緒に帰って欲しいのだが...」
杏奈と玲が話していると、不満そうに実が言葉を漏らす。そして杏奈と健が帰り、部屋には実と玲が残された。
「えへへ〜、2人きりですね〜!先輩!」
「お前も早く帰れ、疲れたからさっさと寝たいのだが」
「ならこのまま一緒に寝ちゃいましょう!」
「しねぇよバカ!」
2人きりの夜は大体こういうやりとりになる。「えぇ〜」と不満気に言う玲だが最後は折れるのが日常なのである。
「じゃあ先輩!お風呂借りますね!上がったらおいとまするとしましょう」
「はいはい、じゃあさっさと風呂に入ってこい」
「は〜い!」
玲が風呂に入ると、実は仕事に取り掛かる。そしてふと「あっ、杏奈に妹の取材するの忘れてた」と取材について思い出したのだが「まあ、また後日聞けばいいか」と再度仕事に集中する。一方、玲は身体を洗い、ほどよく湯船に浸かって着替えてる最中にある物を見つける。
「これは...!」
そこには川下実の服一式が置いてあった。玲が家に来る前に風呂を済ませたのであろう。これを見た玲は
「ふふ...まずは服を...」
と実の服に手をかけ顔に当てる。
「せんぱぁい...好きぃ...」
彼女は興奮して彼の服に顔を当てたあと、鼻から吸い込み、口から婬猥に息を吐く。そして約3分の時が過ぎ、今度はズボンもいただいてしまった。約5分の時が過ぎて、最後は。
「最後は先輩のパンツを...ぐへへぇ〜」
さっきよりも興奮した様子で彼のパンツを手に取り
「それでは、いただきまぁ〜す❤️」
「まったああああぁぁぁ!!」
「んにゃっ?!」
玲が彼のパンツをいただこうとすると、川下実が慌てて止めに入った。彼がトイレに行こうとし、そういえば玲が風呂に入っているんだったと引き返そうとしたところ、何やらよからぬことをしている様子が声でわかったのでドア越しに耳を傾けていたのだ。説明でわかる通り、彼の家はユニットバスである。
「なんてことをしようとしているんだお前は!!!この変態!!!」
「先輩...着替えてる最中に入ってくるなんて大胆ですね...!このままシちゃいます?」
「何もシねえよ!!あと着替えてないだろ!それ俺のパンツだし!!ほんとに何考えてるんだお前は!!」
「えへへ、先輩の服一式があったのでつい...服とズボンは美味しくいただけたのですが、メインのパンツをいただけなかったのは残念です」
「服とズボンは守れなかったか...」
残念そうな顔をする玲に、服とズボンは守れなかったがパンツは守れた事に安堵する実であった。
今度こそちゃんと着替えた玲が帰ろうと家を出て、しぶしぶ彼も同行する。そして歩いて10分くらいで玲の家に着いた。
「今日はありがとうございました先輩!また遊びましょうね!」
「遊ぶのもいいが仕事もしろよ」
「フフン、私はもう締め切り1ヶ月前に原稿を完成しているのです!」
「まじかよ...」
実はいつも締め切りギリギリに提出するのが普通なのに対し、玲は余裕を持って提出する。玲の普段の実に対する行動からは予測できないが、彼女は仕事には真面目に取り組んでいる。
「先輩もお仕事頑張ってくださいね!」
「あぁ、傑作を作ってやるさ!」
「楽しみにしてます!」
そう言って玲と別れ、実は自宅に足を運ぶ。彼は帰ってすぐにコーヒーを用意して、上着を脱いで白衣姿になり、
「やりますか」
と言葉をこぼし、仕事を始めるのであった。
最後まで読んでくださりありがとうございます!次は実と玲の出会いについて書こうと思ってます!その次は杏奈!