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備忘録を兼ねた用語解説  作者: "嵐の語り手"カーツ
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地名

ガート王国

 ドラクーン地方のほぼ中心に位置する王国。山岳地帯や丘陵地が多く、平野が少ないため、牧畜と狩猟が主な産業。

 一年を通してほぼ強い風が吹くため、風の神ヴァン神への信仰が厚いが、現在は帝国にヴァン信仰は一部を除き禁止されている。

 大小様々な部族の集合体の国家のため、外敵には団結するが、団結力はそもそも無く、部族間の対立も激しい。

 国王になる条件も、建国王の血を引くこと、ヴァン神の試練を受けて認められること、の二点のみ。その為、この二点をクリアすれば、誰でも国王になれてしまう脆さがある。

 この脆さを帝国につかれ、16年前、ただの羊飼いの息子だったアランが国王になるという事態を招いた。

 エリュトロン部族など主な部族はアランの戴冠を認めていないが、帝国と結びつく部族もあり、一致団結して帝国と戦えていない状況。

 現在は、南のカサドール王国以外はほぼ帝国軍の支配下にある。


オクトスチャーチ

 ガート王国の王城がある街。王国内で二番目に大きいヴァン神の神殿があったが、現在は帝国のガート王国方面軍の駐屯地となっている。

 ガート王国内の城のほとんどは山や丘の上に建っているが、王城も同じく丘の上にあり、麓に城下町が広がっている。


サリクスタウン

 ガート王国内で唯一ヴァン神の信仰が認められた街。王国内で三番目に大きいヴァン神の神殿がある。

 ガート王国随一の穀倉地帯に位置しているので、収穫時にはガート王国中の穀物が集まる。

 また、南北、東西に抜ける街道の中心地のため、昔から諸外国との交易も盛ん。

 その影響もあって、ヴァン神だけでなく、大地母神エリアール神や交易の神コメルシオ神の大神殿もある。他にも大小様々な神の神殿が都市内に乱立している。

 伝統的にヴァン神殿の大司祭が街を治めることになっているが、現在は高齢のため、二人いる副司祭に執務を任せている。


カサドール王国

 王国の南の国境沿いにあるカサドール部族の王国。

 元々は、ガート王国の一部だったが、カサドール部族の族長グリフィスが独立を宣言してからカサドール王国を名乗るようになった。


アルブム城

 グリフィス王の居城。

 山の上に建つ石造りの城。

 難攻不落の要塞で、さしもの帝国軍も攻めあぐねている。


セレネ帝国

 ドラクーン地方の遙か西方にある月の女神を主神とする帝国。


ドラクーン地方

 ガート王国がある地方。

 大陸のほぼ中心に位置し、二つの高い山脈に挟まれた細長い丘陵地を指す。

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