表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/98

3話 立って喋る猫


 朝起きたら見知らぬ場所にいた。

 黒い猫に案内されて森の中を歩くと、一軒家にたどり着く。

 その家には、持ち主が記した日記と本があり、そこからこの世界の情報を得ることができるようである。

 人の日記を盗み見ていいものだろうか? ――という疑問と罪の意識はあるのだが、今の私には他の方法がない。

 早々に生き延びるための手段を得なければ、詰んでしまう。


 昨日、腹痛に襲われるも、家の天井からぶら下がっていた薬草でなんとかなった。

 本棚にある本の情報が使えることが解ったので、それらを使ってここで商売をすればいい。

 日記から察するに、ここの主もそのような営みをしていたようだ。


 ――謎の世界にやってきて、次の日の朝。


「うん……」

 目を覚ますと、私がたどり着いた家の天井が見える。

 どうやら夢ではなかったらしい。

 服を着たまま寝てしまった。

 洗濯とかどうしようかと考えながら横を見ると、なにかがある。


「ひぃ!」

 私は、一発で目が覚めて飛び上がった。

 枕元にあったのは、黒いネズミのような動物の死骸。


「にゃー」

 床にいる黒い猫が私を見上げている。


「……」

 これはあれだ――「餌も獲れない無能な下僕に、俺様の餌を分けてやるぜ」ってやつだろう。


「ううう、あ、ありがたいんだけど……」

 私だって肉は食いたいのだが、これはいくらなんでも……。

 ここでは、こういうのが主食だったりするのだろうか?

 所変われば品変わるっていうしなぁ。

 そのときはどうしよう……。

 郷に入れば郷に従え――って言葉もあるし。

 やっぱり、いくしかないのかぁ?


 どのみち、今は火の問題がある。

 このままでは食えないので、お引取り願おう。

 おそるおそるネズミの尻尾を持って、彼の前に置いた。


「大変ありがたいのですが、食事は自分でなんとかしますから」

「にゃ」

 猫は小さく鳴くと、それを咥えてドアの隙間から屋根裏部屋に登っていった。

 やはり食うのであろうか?

 猫といえども野生動物。

 やっぱりタフだ。


 さて、タフじゃない私はどうしたらいいだろうか。

 とりあえず、ここの知識がないことにはどうしようもない。

 知識は力なりだ。

 ここにある日記と本から、可能な限りの情報を得なければならない。


 私は井戸で水を汲むと顔を洗い、トイレで用を済ませた。

 要は慣れで、ヤケクソではない。

 朝食はカブを塩で揉んだものを食べる。

 いつまでも生野菜を食べているわけにはいかないから、早く情報を得るのだ。

 日記や本の中にも火の点けかたについて、詳しく書かれているかもしれないし。


 私はカブを食べ終わると、すぐに読書に向かった。

 ドンドン読んでいく。

 日記ばかりだと飽きるので、たまに図鑑も読む。

 その図鑑に木苺のことが出ていた。


「甘くて美味しいが、沢山食べると下痢をする――下剤としては優秀か」

 沢山とはどのぐらいなのか数は明記されていないが、私が食べたのは5つぐらいだったがなぁ。

 それでも駄目だったらしい。

 なかなかに酷である。

 そりゃ下剤をパクパク食べちゃ、下りのスペシャリストになるかなぁ。

 妙に納得しながら続きを読む。

 どうせここにある知識がなければなにもできないのだから、読書が最優先事項である。


 日記を読むと、少し離れた場所に都市があるらしい。

 歩いて1時間半ほど。

 車やバスならすぐの距離だとは思うが、ここにはそんなものはない。

 もしかして、都市には交通機関があるのだろうか?

 つい日本のような文明社会を考えてしまうが、この家のものを見てもそれから程遠いように思える。


 都市の他にも村があるようだ。

 治療をしたり、薬を売ったという話も書いてある。

 意外と近くに人が住んでいるらしい。

 そりゃ完全に1人暮らしってわけにはいかないよねぇ。

 家にある道具も、1人で作ったわけじゃないでしょうし。


 それはいいのだが、気になる言葉が書いてある。

 獣人という言葉だ。


「にゃー」

 本を読みながら、見慣れない獣人という言葉の意味を考えていると、猫の鳴き声に顔を上げた。

 彼は、私のことなんてまったく感心がないように思えたのだが……。


「どうしたの?」

「にゃー」

 ドアから台所に出て行くと、彼が振り向きこちらにオッドアイを向けている。


「なぁに? こっちに来いってこと?」

「にゃー」

 台所に行くと、今度は玄関のドアをカリカリしているので開けてやる。

 パッと外に出た彼だったが、少し進むとこちらをチラ見する。

 どう見ても、ついて来いと言っているようにしか見えない。


「解った、ついて来いってことなんでしょう?」

「にゃ」

 私は彼のあとをついて行くことにした。


 30分ほど、猫のあとをついて行く。

 彼がいないと途端に迷子になってしまうだろうが、今までの行動からして、私を置いて行くことはないような気がする。

 先行する猫が大きな木の手前で立ち止まった。

 そこに近づくと、大きな木のウロがあり、黒く口を開けている。


「ここになにかあるの?」

 私は、木のウロの中を覗き込んだ。

 そこには、ふわふわした毛皮を着たなにかが丸くなっていた。

 お腹が動いているので、死んでいるわけではない。

 多分、寝ているのだろう。

 毛皮を着ているが、獣ではないと思う。

 だって服を着ているし。

 私は、手をウロの中に伸ばした。


「ねぇ……」

 私の手が柔らかい毛の中に埋もれて、温かい肌に触れた瞬間――それが飛び起きた。


「にゃぁぁぁ! ふぎゃ!」

 どうやら木のウロの中だということを忘れていたようである。

 飛び上がった毛皮は頭をぶつけた。


「大丈夫?」

「だ、誰だよぉ!」

 言葉が通じる!

 それよりも――頭を抱えながら座り直したそれを見て、私は驚いた。

 大きな三角耳をした猫が服を着て、言葉を話しているのである。

 毛皮の色は黒、顔とお腹が白く、手足にも白いソックスと手袋。

 短い茶色のベストと、下は半ズボンを穿いている。

 身体は小さいから、おそらく子どもなのだろう。

 気になるのは、鼻水を垂らしている点か。


「ね、猫が喋ったぁ!」

「猫じゃねぇ! 俺は獣人だ!」

「ご、ごめんなさい!」

 声からして男の子か。

 彼がウロから這い出てきたが、日記にあった獣人という種族なのだろうか。

 まさか猫が立って言葉をしゃべるなんて。

 これで、この世界が日本とは違う世界っていうことが決定的になった。

 私は、なんらかの原因で、この見知らぬ世界にやって来てしまったのだ。


「あ、あんたは? オッサン――かと思ったら女か」

「だ、誰がオッサンよ!」

「だってデカいし、ズボン穿いてるし、胸はねぇし」

「む、胸は……ゴニョゴニョ……ズボンを穿いててもいいじゃない……それに、デカくてなにが悪い!」

 私は手を広げた。

 好きでデカくなったわけではない。

 この身長のおかげで、バスケやバレーボールに誘われたこともあったが、運動はあまり得意ではないのだ。

 彼の言葉からすると、女の人はズボンを穿かない文化なのだろうか?

 大きな綺麗な目が、じっと私のことを見ている。

 可愛くて、すぐに抱きしめたいのだが、自重する。


「私は賀集ノバラよ。よろしくね」

「カシュウ? 変な名前だな? ノバラってのは?」

「ノバラが名前で、賀集は名字よ。ノバラ・賀集ね」

 外国と一緒で、名字と名前が反対なのね。


「名字って?」

「家の名前ってこと」

「家名ってことは――貴族なのかい?!」

「あ~! 違う違う! そんな立派なものじゃないから」

 私は、彼の言葉を慌てて否定した。

 どうやら、貴族という身分の人たちがいるようだ。

 王国っていうぐらいだから、王侯貴族がいてもおかしくない。

 名字は名乗らないほうがいいってことか。


「それじゃ、ノバラでいいわ」

「俺は、ニャルラト……」

「ニャルラト君は、どうしてここにいるの? 迷子?」

「違うぞ! 森の中で迷子になんて、普通はならないんだからな! 昨日は、突然鼻が詰まっちまって……ハクション!」

 どうみても迷子のようなのだが、鼻詰まりらしい。

 彼の話では、高性能な鼻でにおいを辿ることができるので、普通なら迷子にはならないようだ。


「なにかの花粉症かしら……」

 あ! 花粉症といえば、ここには杉が生えていないかもしれない。

 毎年毎年、鬱陶しい花粉症とおさらばできるのでは?!

 それだけでも、この世界に引っ越す価値がある。

 私だけではなくて、そう考える人も多いんじゃないかな?


「……」

「それじゃ、行く所がないなら、私の家に来ない?」

 正確には私の家じゃないんだけど……。


「あんたの家? ここらへんに住んでいるって――魔女の婆さんしかいないって聞いたけど……」

「そのお婆さん? どこに行ったか知らない?」

「さぁ? 最近、見かけなくなったって聞いたけど……」

 彼の言うお婆さんが、あの家の持ち主なのだろうか?

 彼女に、なにかあったのだろうか?


「まぁ、無理にとは言わないわ」

「……行くよ……」

「決まりね!」

「うん」

 ――とは言え、私だけでは帰れないので猫にお願いする。


「家に帰りたいから、案内してください」

「猫のほうが偉いのか?」

「まぁね」

 ここでの立場は、彼のほうが上である。

 私は、この世界ではなにもできない。

 初心者なのだ。


 歩きながら、ニャルラトから話を聞く。

 鼻が詰まり、動けなくなって木のウロに隠れて一晩を過ごしたようだ。

 私なら鼻が詰まってもどうってことはないのだろうが、獣人たちは、かなりの情報をにおいから得ているらしい。

 普段は自分のにおいを辿ることができるから、迷子になることもないと言う。

 その彼らの鼻が利かないってことは、私なら目隠しをされたようなものだろうか。

 彼は子どもだし、かなり心細いに違いない。


 私の左隣りに、黒いニャルラトが歩いている。

 その姿は、まさしく直立二足歩行する猫。

 尻尾も動いているし、大きな耳がくるくると回っているのは不安の証だろうか。

 手は――毛が生えているが、人間のような手だ。


「ねぇ、手を見せてくれない?」

「手?」

 彼が歩きながら手を見せてくれた。

 掌側は、あまり毛が生えておらず、指先や指の付け根に肉球がある。


「ぷにぷにしてる~」

「止めてくれよ!」

 彼が手を引っ込めた。


「私、獣人を見るのが初めてだから。ごめんね」

「獣人がいない街って、王都にでも住んでたのかよ?」

「そうじゃないけど、ちょっと遠い街なんだけど」

「ふ~ん」

 ああ、柔らかそうな毛皮をなでたい!

 なでたいのだけれど、獣人たちじゃなくても子どもをいきなりなで回したりしたら事案発生だ。

 ハラスメントと言われても言い訳ができない。

 ぐっと我慢。


 そうしている間に、家が見えてきた。


「ほら、あの家よ」

「……どこにあるんだ? 草むらしかないけど」

 ニャルラトがおかしなことを言う。

 こんな目の前にあるのに、家が見えないなんて……。

 心配する彼の手を引くと、猫のあとをついて庭に足を入れた。


「ほら」

「わっ?! いきなり家が出てきた!? これって魔法か?!」

「魔法?」

 彼の話では、魔女の家は許しを得ている者にしか見えないということになっているらしい。


「ああ、そういう――本当に魔法って、あるんだ……」

 最初、足を踏み入れたときに、軽いめまいのようなものを感じたのだが、あれだろうか?

 猫と一緒に入ったから、許しを得たということになったのかな?


「当たり前だろ?」

「ニャルラトも見たことがあるの?」

「あるよ! 光の矢がビューっと飛んでいって、魔物を倒すんだ!」

 彼が手で矢の真似をして、興奮気味に話す。


「魔物?」

「黒狼とか、牙熊とかだよ」

「角の生えたウサギは?」

「ツノウサギだな! それも魔物だよ」

 あれって魔物だったんだ。

 そういえば、人を襲ってきたしね。

 そう考えると、森は危険がいっぱいだった。

 ああ、家を見えないようにする魔法って、ここを守るためなのかもしれない。


「ニャルラト、魔法で病気や怪我って治せないの?」

「それは、魔法じゃなくて、癒やしの奇跡だと思うよ」

「奇跡というのは魔法と違うの?」

「奇跡を起こせるのは、聖女様だけ」

「聖女……」

 彼の話では、現在の王国に聖女というのはいないらしい。

 王国の隣には、帝国という国があるそうなのだが、そこにもいないと言う。

 まぁ、それぐらい稀な職業ってことになるのか。

 直接魔法で病気や怪我を治すことはできないが、魔法で作った薬を使えば似たようなことができるらしい。


 ニャルラトを家に招きいれた。


「凄い、立派な家だね」

「そう? ありがとう」

 察するに、この子が住んでいる村の建物は、これより劣るということなのだろう。


「ここって、魔女の婆さんが住んでいた家じゃないのか?」

「お婆さんが戻るまで、私が使わせてもらっているの」

 嘘なのだが、そう言うしかない。


「それじゃ、ノバラも魔女なのかい?」

「え~、まぁ、一応……」


 さて、客を招き入れたまではいいのだが、現在の私はそれどころではなかった。


「ニャルラト君」

「君なんていらねぇよ」

「それじゃニャルラト――火の点けかたを知らない?」

「はぁ?」

「私、火を点けたことがなくてさ……」

 彼がカマドを見た。

 そこには、私が散々試して諦めた火打ち石が放り投げてある。


「それで点ければいいだろ?」

 ニャルラトが石を指した。


「それって、やり方が解らなくて……」

 バツが悪い私は、5本の指を胸の前で合わせて、キコキコする。


「魔女なら、魔法で点けたら?」

「え~? そんなことができるの?」

「本当に魔女なのかよ?」

「実は、見習いなのよね……」

 彼は少し考えていたのだが、結論を出したようだ。


「しょうがねぇ。俺が教えてやるよ」

「ありがとう!」

 私は彼を抱き上げた。

 ついでに柔らかい毛皮に頬ずりして、クンカクンカする。


「や、やめろぉ!」

「ごめんね。嬉しくてつい、へへ」

 ニャルラトが照れているように見えるのだが、顔が猫なので顔色がいまいち解らない。


「離せ! BBA!」

 その言葉は、私にとってショックだった。


「はう! ちょっとせめて、お姉さんとかにしてよぉ!」

 彼が私の手を振りほどいて、床に降りた。

 まぁ、ついやってしまったが、いきなり子どもに抱きついたりしたら、そりゃ問題がある。


「うるせぇ!」

 彼が玄関から出て行こうとする。

 いや、出て行かれるとマジで困るんだけど。


「ごめん! 謝るからさぁ!」

 ニャルラトがくるりとこちらを向いた。


「……火を点ける方法を教えてほしいんだろ?」

「うん、本当に困っているから、教えて?」

 ちょっと可愛い子ぶってみる。


「必要なものを採ってくるから……」

 そう言って、彼が外に出たので、私も一緒に出た。

 彼はこの建物が見えないと言っていたので、それが心配だったのだ。


 ニャルラトが、庭から出てこちらを見た。


「ニャルラト! 見えてる?」

「やっぱり見えないけど大丈夫だよ。すぐに戻ってくるから!」

「迷子にならない?」

「すぐ近くだから大丈夫だよ!」

 彼が走って草むらの中に消えていった。

 なにが必要なのだろうか?


 なにせ、まったくこの世界のことが解らないので、とりあえず情報が欲しい。

 ニャルラトは貴重な協力者なのだ。


 調子に乗って彼の気分を害してしまったのではないかと心配していると、数分で黒い毛皮が戻って来るのが見えた。

 いったい、なにを採ってきたのだろう。


「これだよ」

「これって……」

 彼が持ってきたのは、丸い綿毛。

 猫に案内されて、この家にやって来た途中でも見かけた植物だ。

 どうやら、これが火を点けるのに大切なものらしい。

 さっきの私のセクハラに、ニャルラトも怒っていないようなので、早速実演してもらうことにした。

 場所は家の台所。


「まずは木を薄く削る」

 家にある包丁を使って、鉛筆を削るように木を細かく削っていく。

 まるで削り節だ。


「あ、解った! その薄い木に火を点けるのね!」

「そう。暇なときに削って溜めて置くといいぜ」

「その白いのは?」

「本当に、火を点けたことがないんだな?」

「ええ」

 彼は、カマドに薪を組むと、削ったものを手前にセットした。

 次にテーブルに皿を置き、その上に白い綿毛を置くと、火打ち石の火花を飛ばす。

 オレンジ色の光が舞うと、すぐに綿毛に火が移って白い煙を上げた。


「凄い!」

 こんな光景をスマホで動画を上げたらバズりそうである。

 だって猫の男の子が、火打ち石で火を点けてるんだよ。

 これって絶対に凄いって。


 彼が、赤いチリチリが見える綿毛を摘んで、カマドに放り込んだ。

 息を吹きかけると綿毛から削り節に火が移り、白い煙と赤い炎が上がる。


「この綿毛の種には油が多いんだ。よく燃える」

「やったぁ!」

「村じゃ、こんなのは子どもでもできるから」

 飛び跳ねる私に、ニャルラトが呆れたようにつぶやいた。

 彼の年齢はいまいち解らないが、多分小学生高学年ぐらいの年齢だろう。


「ううう――今まで、こんなことやったことがなかったんだもん……」

「そ、そんな顔をしても、可愛くねぇから……」

 すねてみても仕方ない。

 ここでは、すべてにおいて初心者なのだから。


 念願の火が点いたのはいいが、なにも準備をしていない。

 とりあえずは――芋でも煮るか!


 ニャルラトにあまり火を強くしないように頼むと、私は急遽畑の芋を掘ることにした。

 果たして、この世界の芋はどんな味なのであろうか?

 ロクな食事をしていない私の脳みそは、そのことでいっぱいになってしまった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
124fgnn52i5e8u8x3skwgjssjkm6_5lf_dw_a3_2
スクウェア・エニックス様より刊行の月刊「Gファンタジー」にてアラフォー男の異世界通販生活コミカライズ連載中! 角川書店様より刊行の月刊「コンプティーク」にて、黒い魔女と白い聖女の狭間で ~アラサー魔女、聖女になる!~のコミカライズ連載中! 異世界で目指せ発明王(笑)のコミカライズ、電子書籍が全7巻発売中~!
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ