表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/9

8 ランク上げクエスト

ブクマ、評価ありがとうございます。

とても嬉しいです!


また、感想、レビュー、ブクマ、評価すると嬉しいです!

エイト達が冒険者として過ごして二ヶ月が経った。


「やっとC級になれるのじゃ!」


「そうだな」


「しかし、妾達の実力からじゃ、もうとっくにS級なれるのはずなのじゃ!」


「そうだが、けど、これでも最速に近いらしいからな」


「だが、妾にもプライドがあるのじゃ、元魔王としてのじゃ」


「そうか、なら、早くクエストの場所に行くぞ」


エイトがギルドを出て行くと、リアは少し慌ててエイトの後ろを追いかけた。

リアはエイトが話を適当に流したことが気に入らないのか、少し不機嫌だった。


ーーーー


今回のクエスト場所である、森はD級~B級が入るアクナの森と言われている場所だ。

この森は、不特定多数のモンスターが出てくるため、経験と実力の両方が必要な場所になる。


「しかし、見つけるのが大変なのじゃ」


「そうだな、今回はオークだし、討伐数が五体だな、そんなに数もいないからな」


「そうなのじゃ、それに奴等は三体でセットになっているせいで、今回は二セット見つけなればならないのじゃ」


「そうだな、無駄に一体倒すのはめんどくさいからな」


「さっさと帰りたいのじゃ」


「そう文句ばっか言うなよ、俺らにとっては難しくないだろ」


「そうじゃが、妾は魔王じゃったのじゃ、えらいのじゃ」


「リア、今日はやけに機嫌が悪いな」


「お主のせいじゃ!」


「え、そうなのか」


「分かっておれ! たく、何も分からんとは」


「まあ、このクエストが終わったら、何か奢ってやるからさ」


「言ったのう、忘れるではないぞ!」


そうして、エイトがリアの愚痴を聞いて探していると、少し先の湖でオークが休んでいるのを見つけた。


「リア!」


「分かっておる、任せておけなのじゃ」


そう言って、リアはオークの方に向かって、睡眠魔法を放つと、オークはすやすやと眠った。

そこに、エイトが堂々と歩いて近づき、オークの首を落とした。


「一体だけか」


「そうじゃな、あと何体か居てくれたら助かったのじゃ」


「しかし、何かおかしい」


「そうじゃな、基本的三体で行動しているはずが、一体、それに体の傷も酷いのう」


「ああ、この辺の森では、ここまで出来るモンスターなんていないと思っていたが」


エイトがそこまで言った途端、森のもっと奥の方から叫び声と悲鳴が聞こえた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ