表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/9

6 報酬とギルド受付嬢

これからも頑張るので応援してください!


また感想、レビュー、ブクマ、評価すると嬉しいです。

ギルドへ帰ると、受付にクエストクリアのためのスライムの核を見せた。


「これ、スライムの核だ」


「こ、これ全部ですか!?」


「ああ、全部だ」


受付に見せると、とても驚いていた。

それを見たエイトはたかが三百程度のスライムの核なのにと思った。


受付は驚きのあまり、少し停止していたが、エイトが声をかけると はっ となり、すぐさま事務処理を始めた。


「スライムの核ですが、一つ1ゴールドとなりますので…………」


「あ、それ、きっちりと三百あります」


「…………はっ、えっと、三百ですね、少し待っていてください」


受付嬢はすぐさま後ろの方に行った。


「おい、遅いぞ!」


「すまん、なんか受け付けが遅くて」


「なら早くしておくれ」


「俺に言われてもな」


リアと会話していると、受付嬢が戻ってきた。


「エイト様、こちらが三百ゴールドです」


「あ、はい、ありがとうございます」


エイトは受付嬢からお金を受け取り、リアと共にギルドを出ていった。


「しかし、三百ゴールドか」


「どうしたんじゃ?」


「いや、結構あるなって」


「そうか、なら買い物でもしようじゃないか」


「それもそうだな、少しよっていくか」


エイトとリアは市場へと向かった。


ーーーー


私はエイトとリアと言う冒険者に驚いている。

同僚が驚いている私に、聞いてきた。


「どうしたんだ? さっきは少し慌てていたようだが」


「その、今日登録完了した新人のさっきスライムの買い取りをしたんですけど、その数が異様で」


「異様って、いくらだったの?」


「三百」


「さ、さ、三百ぅぅぅ」


同僚は驚きのあまりか、大声で叫んでいた。

そして、私の肩を掴んで揺らしなが聞いてきた。


「それ本当なの!?」


「ほ、本当だよってか、それ止めて」


「あ、ごめんなさい、それで1日で三百倒したの?」


「多分ね」


「それは凄いわね、だってスライム、魔法耐性あるから並大抵の威力がないと魔法は利かないし、物理攻撃もなかなか利かないのに」


「そうなんだよね、スライムって弱いけど倒すのは技術と力が地味に必要なんだよね」


「そんなめんどくさい魔物を1日で三百も、それって普通にD以上じゃない」


「そうかもしれないけど、登録したばっかの新人だし、ランクは上げれないよ」


「そうだよね、てか、ギルド長には伝えないと、三百ってことはほとんどのスライムは消えたから、クエストからはずさないといけないし」


「そうだね、しかし、スライムの依頼がきえるってなったら凄いことだね、年中あるクエストなのに」


「そうときまったなら、ギルド長に言っておかないとね、ほら行くよ」


「わかった、今行くから」


今日から私はこの新人二人を注意して見ていこうと思った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ