3/3
話つながってません
お願いしますぅうううう!!!
「であってしまった・・」
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
2メートルにも達しそうな体格と黒い毛並み、そして胸元の三日月のような模様。間違いなくツキノワグマだ。嘘だろツキノワグマって、1.1~1.5メートルくらいじゃなかったか!?
「逃げれ・・ないよな・・」
「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!」
(愚かな人間目、食ってやろぉおおおおおおおお!!)
相手は殺る気まんまんのようだ。
「あっ、はちみつ」
とっさにそう呟きクマの背後を指さす。
「ガッ!?」(え!?)
「すきやりー!!」
クマの振り向きざまに飛び掛かり頭をしっかりと掴みクマに自分の身体を引き寄せるように膝をあごに捻じ込ませる。
「ガフ!?」
さすがのクマもこの僕の一撃には耐えきれず力なく崩れた。
まさかこんな古典的な手に引っかかるとは思わなかった。
「さてこいつをどうするか」
飼うという選択肢は金銭的に無理、保健所に渡せばいいのかな?でも面倒だな。
でもこのまま逃がすのも危険な気が・・・
「そんなの放っとけ」
あざしたぁああああ!!!