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ちりかけの花

ここまで王子が理解できないとは思ってもいなかった。


「ですから、この国は王都をアマリリス家が州都を公爵家が治めております。侯爵以下の貴族はそれぞれの位におうじて領地を持っており属する州に税を納め、そのうちの三割を国に納める形になっています。」

「…」

「…」

「理解はしていませんね。」


この基本を理解してもらえなければー話は進まない。


「どのあたりが理解できませんか?」

「どこと言われても」

「聞き方を変えます。今までどのような勉強をされてきましたか?」

「全くしていない」

「俺は十歳のときにサクラに抜かれてからしていない。全く覚えてないな。」


ここまでとは

というか王子はありえないだろう

詳しく話を聞いていると今まで勉強の時間になるといつも逃げ出していたらしい。


「別に俺が知らなくても誰かが知っているし、王になっても回りに優秀な人間がいるから俺が優秀でなくてもいい。どうせ回りの言う通りにしなければ自分の居場所をなくしてしまうからな。」


これは今まで見てきた貴族とのかかわりかたを変な形に認識してしまっている。


その勘違いを直すのがさき。

そして兄に関しては私が悪いのか?

そこで諦めるのが悪いだろう。


「とりあえず勉強の進路を変更しなければなりませんね。今日は午後からまたおこなうとして剣術の稽古をしましょう。お二人とも着替えてきてください。」


キキョウ様が助け船を出してくれた。

午後までなんとか考えなければ…

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