表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/21

腐った華の厄介さ

「サクラ!いったいどういう事なのか説明してください!!」


午後の授業を終え、やっぱり夜も勉強する時間を増やさないと駄目か…

と思ってため息をついたタイミングでボタンが部屋に飛び込んできた。

続いてナデシコも入ってきたが、今まで見たこと無い状態だ。


「ボタン、ナデシコ。どうし」

「どうもこうもありません!隣国の王子との婚姻の話が進んでいるということです。どうしていままで黙っていたのですか!」

「え?」


まさかその話を彼女にされるとは思っていなかった。

そもそも


「私も午前中にそういった話があるって聞いたばかりなんだけれど、どうして知ってるの?」

「宰相様がバラ宮でそう話してるのよ。『ほぼ決まりそうだ。』っていってるって。」

「それをお父様がきいて伝えてくれたの。」


まさかの宰相。

なぜ、こんなことをするのかはわかっている。

そこまでしてこの婚姻を結ばせたいのか。


「私自身は受けるつもりはありません。勝手に宰相様が言いふらしているのが現状でしょう。どうにかして、まとめたい縁談のようですね。」

「なんでそんなに客観視してるの!もっとあわてなさい!」

「そうです、サクラ様。もっとご自身のことをお考えになったほうがよろしいかと。」

「全く、最近はあまりいい活躍をしていないから焦ったのか?サクラはこの国のためになる人材だ。外に出すなんてことしないほうがいいのに。」


それぞれが勝手なことを言っているけど、最初の段階でもう一歩も二歩も先にいる宰相を捕まえるのはなかなかの試練で、

もうちょっと考えを練ってから動かないとこっちの足をすくわれることになる。

狸爺というのはなかなか厄介な代物だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ