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女王陛下になりました?  作者: 甘木
5.女王陛下になりました?
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15.テック港

更新しました。

今日から再開します。

 翌日、港へGo。テック邸からは半日程度、道がまともなら2時間掛からずに着く距離だった。


 これを港と言っても良いのだろうか。少なくとも私が知っている港とは趣が違う。砂浜に小舟が10艘ほど並んでいる場所を港と言っているようだ。ただの砂浜じゃないの。船が出入りするところを港と言うなら港なんだろうけど、これじゃあライアンたちの仕事は無いよ。

 これじゃあ貿易船なんてもっと大きな船だろうから、とても無理ね。


『ここが今のテック港です。海に面しているというだけの場所になります。』

 なんだ、テック伯爵も港であって港じゃないって分かっているんだね。


『新しく港を造りたいとお考えなのでしょうか。』

 慎二くんが珍しく丁寧に尋ねた。

『はい、その通りです。テック川の川岸を新たな港として整備したいと考えております。ご助力頂けないでしょうか。』

『現場を見ないと軽々にお答えできません。』


 テック川までは今の場所から東に5kmほどの場所だそうだ。馬車を用意すると言われたけれど、今までの道のりを考えるとお尻が耐えられないと思う。1時間も歩けば着きそうだね。ここは徒歩一択だよ。

『歩いて向かいましょう。どんな場所か楽しみです。』


 私はそんな綺麗ごとを言い、早速現地へ視察に向かった。ライアンたちも同行している。

「ここなら港にできるかもだね。川の深さはどの程度なのかな。最低2mあれば今ある船を繋ぐ程度の港はできそうだけれど。」

 慎二くんがそう言うので、相方としては

「調べてみたいね。ライアンたちに調べて貰いましょうか。」

 と答えた。


 私たちが話していると、ライアンとマーサが近づいて来て、

『私たちに遠慮は無用ですよ。川の深さを調べれば良いんですね。どのあたりを調べますか?』


 あれ?マーサも慎二くんみたいに考えが読めるのかしら。話していたことが判ったみたいだ。

 マーサは笑いながら、

『お二人の会話は理解できていますよ。多分私たちもサユリ様の国の言葉を話せます。きっと私たちの国の言葉もサユリ様は話せるんじゃないでしょうか。』

 えっ、そうなの?そうだったの?


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