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女王陛下になりました?  作者: 甘木
3.外交を始めました
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13.神殿1

 マンチカンに会うために、神殿に向かうことの相談は1日で終わった。タウンゼント-ブラントン間の通信ができるようになったから、ブラントン伯爵とのやり取りは移動せずにできる。とは言っても、実際の日程は未定だ。

 行くよ、わかりました、日程を調整します。1か月後頃を目途に。と言うことである。


 たかがこれだけのことに半日掛かるんだから、予定にないことを決めるのはこの世界では大変なことだね。

 更に時間が掛かる理由として、王都にいる各地の領主も招くらしい。慎二くんが承知しているなら私に異論はないけれど、どうして呼ぶのかね。


 私が疑問に思ったことを、慎二くんが説明してくれる。

「小百合の威圧のお披露目だよ。現状この領地は防衛力が皆無だから、今後武力を背景に交渉される可能性が高い。君の恐ろしさを少しは知らせておいた方が良いと思って俺から頼んだ。」

「あれ?ブラントン伯爵は威圧のこと知っていたっけ。」

「チャールズ達が道路整備の話をしていないはずがないだろ?あれを見て恐れない奴がいるとは思えないな。」


 そりゃそうだ。道路はあまり思わなかったけれど、海が割れた時は怖かった。あれも見てたよね。




 神殿に行く前にブラントン伯爵邸で一泊して王都に向かった。馬車に板バネのサスペンションがついたおかげと道路整備の成果でブラントン領までは然程揺れもなく、20㎞/h程度で走れるが、そこから先はその半分以下の速度じゃないと無理だ。

 乗っているだけなのにブラントン伯爵の王都邸に着くころには疲労困憊してしまった。


 1日余裕があるから明日は完全休養日、明後日に神殿だ。


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