エピソード8「バトルモノローグ」
「||」・・・通信での会話
「」・・・肉声での会話
{}・・・モジュールの発言
()・・・登場人物の主観的感情・思考
を頭の片隅に入れてお読みください。
作戦終了後、担架に乗せられてレイトはICC本部に運び込まれてきた。
「レイト!」
報告を受けていた私ソウカは急いでレイトの担架に近づく。
レイトはレゾナンスモジュールを纏ったまま全身血まみれで、紅くない場所を探すほうが楽なほどだった。
「すみません、急ぎですので。」
医療班がそのまま治療室へと運んでいく。
「ソウカ!」
自分を呼ぶ声のほうを見るとヨウセイがいた。
「レイトの容体は?」
私は治療室のほうに目を向ける。
「…」
治療中の明かりがついた手術中ランプに気が付いたようだ。
「なるほどね……これなら…」
「ヨウセイ?」
「いやぁなんでもない」
なにか呟いたようだが私には聞き取れなかった。
「大丈夫、レイトは頑丈だから」
「そういう話でもないでしょ…」
(大丈夫かな本当に…)
そんなふうに喋っていると治療室から一人出てきた。胸には執刀補佐とインテリストを表す“Iアイ”が書かれたプレートが掛かっている。
「お二人とも少しよろしいでしょうか?」
その問いに2人同時に頷く。
「少し場所を変えましょうか」
そう言って歩き始めた彼の後ろを歩き始める。
小部屋に着いた私達はテーブルにつく。
「単刀直入に言いましょう。彼は現在、危険な状態にあります。」
それは今自分が最も聞きたくない言葉だった。
「レイトは助かるんですか?」
恐る恐る聞くと、相手は困ったように
「レゾナンスモジュールでしたかな?あれが取れず治療に移れないのです。」
と告げられる。
「レゾナンスモジュールが取れない?」
先程見たレイトはナンバーゼロのみ装着していた。
(それは…いやまさかあり得ない…)
「シオン代表にも問い合わせし、現在対応できるものを早急に派遣しているとのことですが、今は少しでも情報が欲しい。そこで彼に最も交流あるお二人をお呼び…おや?」
私の顔色に気付いたのか、言葉が止まる。
「大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です。」
まるで説得力がないなと思いつつ、思い当たる情報を告げる。
「彼は 完全適合者 である可能性があります。」
「っ!それってお前の…」
「前任者のNo.1の完全適合者でも同じようなことが起きています。」
「そうでしたな。あの方はここに。担当医ではないとはいえ患者様を忘れるとは申し訳ない。」
深々と頭を下げるの先生を見ながら5年前の悪夢が頭をよぎる。
そこにコンコンッという音がする。気づけば10分経っている。
「はい」
返事をしてドアを開けるとメガネをかけた理知的な男性が立っていた。
「ICCの要請でこちらに参りましたMoNiの14番隊メカニックのトウミと申します。こちら名刺ですね彼は今どちらにいるのですか?」
わっと一気に言葉を浴びせられフリーズしてしまう。
「これはご丁寧にどうも。彼ならこちらす。」
脇から来たヨウセイがササッと対応し、先生と一緒に部屋から出ていく。
…取り残されちゃった。
「これで大丈夫ですね。」
様々な機械をレイトに接続したり、当てていたがこちらに向き直りはそう告げる。
「本当ですか!」
胸を撫で下ろす。しかしレゾナンスモジュールは外れていなかった。
「お言葉ですが、外れていないのですが?」
俺ヨウセイと同じ疑問を持った様子の医師がトウミにたずねる。
「はい?治療を行うのは可能ですよね?」
「…何をおっしゃっているんですか?」
医師はどんどん苛ついてきているらしい。
「レゾナンスモジュールが覆っている箇所はもう出血していません、現在も続いている出血は全てレゾナンスモジュールが覆っていない箇所からの出血です。」
驚いた様子で機器の検査をした医師がこちらを向く。
「…分かりました。ではお二人共手術室の外でお待ちいただけますか?」
トウミ…さんの説明を聞いて、納得はしていないようだが医師は執刀を始めるようだ。
「えぇ、もちろん」
(そういえばこの人早口だなぁ〜)
場違いなことを考えながら手術室をあとにする。
レイトの手術から1日後俺は拘留フロアに来ていた。なんでも俺達が捕縛したインテリストが目を覚ましたらしい
「ソウスケ隊長。お疲れ様です」
敬礼をする守衛に俺も敬礼を返す。
そのまま拘束したインテリストのいる場所に向かう。
そこにいる者の表情は暗く視線は下を向いていた。
「さてと、気が乗らんがお仕事しますかねぇ。」
(ユウミは結局来ねぇしよう。はぁ)
「なんであんなことしたか教えてもらおうか?」
インテリストたちへ定型的な質問するが俺は別のことを考えていた。
(他の住民からの情報では保護したこの15人は普段から礼儀正しく物静かであると聞いているが…俺より前に聞き出した情報から推察するに彼らは…)
さっと顔を上げた彼らは互いに目線を合わせる。そしてある一人が前に出てきた。
捕縛したなかでも一番小柄なM型インテリストだ。
「その…信じてもらえないと思うのですが、我々にも分からないのです。突然意識が無くなって気がついたらここにいた…。とても信じ難いことでしょうし、自分も同じことを言われたら信じないと思うのですが…本当のことなのです。」
不安であろうに必死に言葉を俺に喋ってくる。
「なにか変わったことはありませんでしたか?」
「いえ、特には…」
「なんでもいいんです。誰かが来たとかでも」
このままでは手がかりが最も少ない第2パターンになってしまう。
「そういえば…サーカスが私たちの街に来ていました。」
その言葉には一つの可能性があった。
「なるほど……。第3パターンの可能性か…」
「えっ?」
俺の発言に困惑するインテリスト達。
「いや、こちらの話だ…」
彼らに行動ログの提出をされており、すでにその結果を俺は持っている。そのサーカス団を追ってみる価値はありそうだ。
(さっさと代表に報告しよう。)
さらに2日後…
「うぅ〜ん」
目を開けると眩しさに目を閉じる。なんとか目を完全に開けると全く知らない天井が見えた。
「ここは?」
体を起こそうとすると。ズキンッとした痛みが体中を巡った。
「痛っっった!」
大声を上げてしまう。するとガラガラと扉が開く。そこにはソウカさんとヨウセイと知らない男の人がいた。
(…だれ?)
「レイト!」
驚いた三人が近づいてくる。ベットに腰掛けたソウカさんに手を握られてしまう。
(ソウカさん?!そんな大胆な!)
とそんな俺の内心はどこ吹く風のように覆いかぶさって顔に触れてくる。
(近いよ!?顔が!!近いよ!?)
安心したソウカさんは俺から離れる。
それ続いて起き上がろうとすると
「まだ安静にしてください。体の内部の回復がまだなんですから」
そういいながらもう一人はいってくる。
「ほんと、良かった、レイト。」
ホッとしたように言ってくるソウカさん。
「え〜っと?おめでとうございます?」
「何言ってんの?」
「いや、だって。ソウカさん何かあったんですか?」
俺を見ている人全員が呆れたように俺を見る。
ため息を付いてヨウセイが教えてくれる。
「お前戦闘中に全身出血してここに搬送されたんだよ」
「そんなまさか、全身出血なんてしてたら死んじゃうよ」
あり得ないと思い笑うと
「ですから、あなたが助かったからお二人は安心してらしっゃるのですよ。もちろん我々も」
白衣の男性が多少呆れたニュアンスがこもった声で教えてくれた。
「すみません。どちらさまです?」
面識した記憶がないので聞いてみると
「こちらを」
といって胸にかかる名札を見せてくる。
「お医者様ですか。もしかしてあなたが治療を?ありがとうございます」
「はい…」
彼は少しバツ悪そうに後ろを見やる。するとそこには
「ふふふっこれがレゾナンスモジュール。実物を見るのは初めてだ。ほうほう、彼を治療したのはこのパーツか?いや違うなこっちか?。ふはははは、これは無限に研究しがいがあるぞ!」
ゼロクスにコードを繋げた機械を前にすっっごい楽しそうにしてる人がいた。
「トウミさん、院内ではお静かにお願いします。」
「おっとこれは失礼しました。君がNo.0の適合者か、情報はもらっていましたが…。ふむ…」
トウミと言われた男性は俺をジロジロ見てくる。
「あのう…俺ってどれくらいで退院できるです?」
視線から逃げるようにたずねると。
「我々の見立てでは3週間後と考えています。ですが、トウミ様とレゾナンスモジュール?は後5日後には日常生活を送れると。早く完治することに越したことないのですが現実的ではないと」
怪訝そうにトウミと呼ばれた男の方を見るお医者さん。
「はぁ。まぁ早く治ると嬉しいんで5日後に治るといいですけど」
そこにコンコンッという音がし、扉が開かれる。扉の前には女性が立っていた。
「ソウカ!ここにいた!」
彼女はソウカさんがいることに驚いている。
「アニス?どうしたの?」
ソウカさんが彼女に質問すると
「シオン代表から連絡来てない?。代表カンカンよ」
サーッという音がしそうなほどに血の気が引いたソウカさんが携帯端末を見る。
「12件入ってる」
震えた声で呟いたソウカさんはトボトボと部屋を後にした。
病室フロアを抜けた私は小走りで拘留フロアに向かう。
(病室フロアだからマナーモードしてたからなぁ。ミスったなぁ。)
そんな考えをしていると拘留フロアの事務所に着いた。そこにはユウミさん、ソウスケさん、スミレ、そして…現MoNiの議長ユウサク議長がいた。
「おっ遅くなりましたぁ〜すみませ〜ん」
声が震えてしまうがしょうがない。MoNiの議長を待たせているのだ。それに怒ったシオンさんは無茶苦茶怖い。どのくらいかというと…
「随分とゆっくりとした登場ね」
にっこりと朗らかに笑うシオンさんでも口以外が笑ってない。
「何かあったのか?数分で戻るって言ってたが?」
ソウスケさんが助け舟を出してくれた。
(ありがとうソウスケさん。今度美味しいおつまみでも渡そう。)
「そのことなんですが、レイトが丁度目を覚ましたので」
目を閉じるシオンさん。とても身長147cmには見えない圧力を放っている。
「…はぁ。ならしょうがないか…」
ホッとすると目敏く見られたようで
「そうね、トイレ掃除1週間ってところかしらね」
ここのトイレは25箇所もあるそんなのいやに決まってる。
「シオン代表それは…」
「なにか?」
「いえっなんでもないデス」
(やだなぁ〜)
「うっゔん。そろそろ本題に戻ろうか」
議長が咳払いをし、話は本題に移る。
「今回、緊急招集したのは前回の暴走の原因が分かったためだ。α-221で発生した今回の暴走、これは外部からインテリストを操作・洗脳する第三パターンであることが彼らの証言とログで分かった。」
「セキュリティパターン変更とアンチアクセスは効果がなかったわけね」
ユウミさんがそう言うが、
「ユウミ、それは早計ではないか?しかも今回の地区α-221ではアンチアクセスは設置されてなかったと聞くよ」
男口調だがハイトーンのよく通る声がそれを否定する。スミレだ、彼女は情報収集と市民の保護を最優先とする第1部隊の隊長だ。
一応第1部隊の予備役として私とレイトは登録されている。
「一つ良いでしょうか、新規パターンという可能性はないのですか?」
スミレさんの質問にハッとする。現在確認されている暴走のパターンは3つ。
一つは自分自身の意思で暴れているもの。これは第1パターン歴史上で初めて観測された暴走だ。インテリストの待遇改善を求めるで観測されたと教科書って習っただけだけど。
第2パターンは現在になっても原因不明だが、暴走している。
そして第3パターンこれは外部の装置により周辺のインテリストを洗脳、暴走させるものだ。毎回近くに丁寧にその装置、モジュレータがおいてある。
「だとしても、今回は第3パターンである可能背が高い。」
ソウスケさんがそう言うが
(でも今回は…)
「ソウスケ君、しかしモジュレータは見つかっていないだろう?」
議長の言う通りそのモジュレータが見つかっていない。
「拘束したインテリストたちから話を聞いた。その結果、モジュレータを持つ可能性のある集団を見つけた」
「それは本当?」
ユウミさんがそう聞く。
「まだ確証が得られたわけではないがそれでも調べてみる価値はあるだろう」
「ちなみにどんな集団なんだ?」
情報収集のためだろう、スミレが聞くと
「このサーカス団だ。」
そう言って資料をスミレに渡す。
「サーカス団?関係あるとはとても思えないが…」
私の疑問と同じことをスミレが聞くが
「そのサーカス団か…。確か前回の暴走の際にも同所属のサーカス団をテントが確認されているな。」
議長の補足で納得できた。
「分かった。吉報を待っててくれ」
「以上で緊急招集を終了します。忙しいなかありがとう」
…結局1週間全箇所のトイレを掃除することになった。その間にレイトはどんどん回復していき、ゼロクスの予想よりは遅い10日後つまり後3日で退院できるそうだ。ゼロクスは
{0:リハビリ考えてなかったわ}
って言ってたけど。
(レゾナンスモジュールって思考回路がヒューニストとかインテリストに近いなぁ)
そんな事を考えていると
「ソウカさん!」
嬉しいそうに純粋に私を慕って駆け寄ってくる彼を見ると、後ろめたさを感じる。
(だけどこれは彼にバレるわけにはいかない。きっと彼の純粋な心が壊れてしまうから)
「聞いたよ〜退院できたんっだって?」
「はいっ!それで、ちょっと困ってまして手伝ってもらえませんか?」
(うっ、仕事溜まってるんだよなぁ…)
「ヨウセイには頼んでみた?」
「話しになんなかった」
子どもとはときに残酷だ。ヨウセイの耳に届いてなくて良かった。
えっ?17は子供じゃないでしょって?…17歳児って感じの子だから。
「レイト、それってすぐ終わる?」
自分の中での折衷案をたずねると
「う〜ん、相手の気分次第かな?」
(あぁ〜もうどうとでもなれ!)
そんな思考でレイトに着いていくと。
隅っこでしゃがんでぶつぶつとなにか呟くヨウセイの姿があった。
何があったの?
「ヨウセイ…?」
「どうせ俺はつまらなくてユーモアもなくて堅物なつまんないやつでぶつぶつぶつ………」
(あっ触れたら面倒なやつだ。ほっとこ)
{2:あら?ゼロ様の下僕、戻ったの?}
口の悪いセリフが聞こえた方を見るとNo.2とNo.3がいた。それぞれ赤と青の姿をしたレゾナンスモジュールでパーソナルカラーらしい。
「何があったの?」
レイトに聞いたつもりだったがNo.2が答えた
{2:私に名前をつけたいと言うのですから仕方なく許可したのです。しかしどれも品のない名前ばかり。はぁ}
心底残念といったため息をついた
{3:別に僕は何でもいいんだけどね、彼女は納得いってないみたいで悪いけどなにか思いつくかい?}
申し訳なさそうにNo.3が声を掛けてくる。
その時
「ソウカ、至急作戦本部に来て」
と放送が入る。
「放送に呼ばれちゃったし、そんな急に言われても…No.2.……か。」
{2:私にが納得する名前なんて思いつくわけが…}
「じゃあさ、デュオーナってのは?」
彼女の言葉を遮って私の案を伝えてみる。
(まぁ、だめだろうなぁ〜)
{2:デュオーナ…。へぇ、あなたなかなかいいセンスしてるじゃない}
どうやら大変気に入ったようだ。
(いけるの~!?)
内心そう思いつつレイトに
「レイト。ごめん私はこれで」
そういって私は急いで部屋を後にした。
(デュオーナってどういう意味なんだろ?)
ソウカさんが出ていった部屋で考えてみても分からなくて取り敢えずナンバーツー、もといデュオーナに声を掛ける。
「えーと、名前はそれでいいかい?」
「えぇ、私これ以外では返事いたしませんわ」
ものすっごい機嫌のいい声で返事をされた
(まぁ気に入ったようで良かった)
{3:僕の名前は決まったかい?}
「う〜ん…マイスリーってどう?」
{3:うん、分かった。これから頼むよ、え〜と?}
「レイト」
{3:うん、レイト。よろしくね}
{2:雑に扱ったら承知しないわよ}
地下1階にある作戦本部に入った私はシオンさんのもとに向かう。
「遅くなりました!」
「今回は早いのね」
「いや、あれは…」
「それよりもこれを見て」
そう言って大型のパネルモニターに表示されたのはこの国の全体マップだった。
「この国の地図なんて見せてどうしたんです?」
たずねた質問には答えず、マップに表示された赤点を指す。それはとてつもない速さで移動していた。
「シオンあれは?」
厳しい目をそれに向けてシオンさんは言う。
「ナンバーフォー…」
モニターのメーターには時速560kmと表示されている。
「このままでは大きな被害が出る。ソウカ、いやR1ナンバーフォーの無力化及び確保を命じる。最悪の場合目標を破壊しても構いません」
巻き込みたいわけではないがレイトは怪我から全快していないだから私がやるしかない。暴走でもないので全隊が動くわけにもいかない。
「分かりました、R1出動します。ガーディワン!」
名前を呼び振り返ると彼の残したレゾナンスモジュールナンバーワンがいた。彼が使っているこれに名前をつけたのは私だった。深呼吸をしガーディワンを手で掴む。
そうして出動のため私は屋上に向かった。
レイト(17)・・・レゾナンスモジュール「ナンバーゼロ」”ゼロクス”の適合者。民間インテリスト対策母体「ICC」の物資補給の予備役。レゾナンスモジュールの適合者としてICCに協力する。
レゾナンスモジュール「ナンバーゼロ」・・・インテリスト対策用に古代遺物を使用し制作されたゼロ型、レイトが初めての適合者。意思を持った機械でレイトを弟のように接する。ずれた発言を結構言う。”ゼロクス”の愛称で呼ばれる。
ソウカ(22)・・・ICCの第1部隊の隊員。R1の補佐を主に行っている(本人談)。
レイトのことを弟のように思っている。後方で避難者の保護やけが人の治療などを行う。レイトから好意を寄せられているが気づいていない。
シオン(28)・・・ICCの社長。レゾナンスモジュールナンバーゼロ”ゼロクス”の開発者...。冷たい言い方をすることがあるので誤解されやすい。
ヨウセイ(24)・・・レイトの保護者その2。セントラルキャンパスを卒業した優秀な人物。レイトに勉強を教えているまたソウカへの恋愛相談も請け負っている。元教師志望。
ユウミ(32)・・・ICC第3部隊隊長。いたずらっ子の猫を思わせるオトナな感じの女性。その実かなり肝っ玉な性格。インテリストの暴走で夫を亡くしその後第4部隊の隊長のソウスケと結婚するも離婚している。
ソウスケ(35)・・・ICC第4部隊隊長。豪快な性格で女遊びが激しく(これが原因でユウミと離婚)美女に弱い。細かいことは苦手であり部下と共に前線に出向く直情タイプ。今でもユウミの事を愛している。
R1・・・緑のアーマーと大型の盾「アインズシールド」を持つ適合者。5年前レイトの母親代わりのロボットを破壊した(らしい)。バイザーで目元が見えない。
レゾナンスモジュール「ファーストナンバー」・・・R1と行動を共にするレゾナンスモジュール。R1からは”ガーディワン”と呼ばれている。紳士的な口調が特徴。