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待雪草は誰がために咲く  作者: Ncoboz
第二章 クラフターズ
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第45話 「活殺自在」 2

Heaven or Hell  Let's Rock!!

「まるきり効いていないだろう、起きろ」


 言われて雪華はひょいと起き上がる。

 佐々木が言ったとおり、ダメージを受けた様子は全くない。


 避けられないと解った雪華は、とっさに気を纏ってガード。殴られた勢いのまま後ろに吹っ飛んで衝撃を逃がし、やられたように見せかけていたのだ。


「ばれちゃった?」


 ぺろりと舌を出しておどける雪華。

 何とも舐めた態度だが、これは闘争心が刺激されている証拠だ。

 実際態度とは裏腹に、目には肉食獣が獲物を狙うときに似た光が宿っている。


 佐々木もそれが解ったのか、獰猛な笑みを浮かべて構えを取る。


「確かに「活殺自在」としての実力は充分だろう・・・・・・来い」

「充分なら認めて貰えないのかな?」

「ぬかせ、貴様とてここで終わっては不完全燃焼だろう?」


 全くその通りで、雪華の全身には気がみなぎっている。

 そもそも殴られっぱなしで終わるつもりはない。


 ぶん。と佐々木の姿がかすむ。

 その巨体からは予測出来ないすさまじいスピードで接近、そこから怒濤の猛攻が始まった。

 瞬牙流の技、正式には朧流殺法が惜しみなく繰り出される。

 空手に似たその技は一撃一撃が重く、かつ速い。

 その全ては気により強化され、同時に気が送り込まれる。まともに食らえば雪華の小さな身体など四散してしまうだろう。


 だが雪華はそのことごとくをいなしていく。佐々木にしてみれば霞を殴っているような感覚で、以前に朧秋華おぼろしゅうかを相手にしたときに感じたものとそっくり、いや、それ以上の手応えの無さだ。

 時折ガードの上から攻撃が当たることもあるが、先ほどのように全くダメージが通っていない。

 佐々木が送り込んでいる気を完全に相殺しているからだ。

 恐ろしいのはただ防御しているように見えてその実、気を練り上げ、それを叩き付ける機会を虎視眈々と狙っている事。


 決して佐々木の攻撃が単調だとか、手心を加えているとかではない。あらゆる手を尽くし、強敵を打ち倒すつもりで相手をしている。

 単純に雪華の防御が巧みで、強固なのだ。


 だが佐々木は慌てない。どんな防御巧者でも攻撃を受け続ければ必ずほころびが出る。

 彼我のリーチが違いすぎるため、佐々木は安全圏から一方的に攻撃が可能。

 だが、雪華が狙うのは一撃必殺。懐に潜り込む隙をうかがっている。

 一瞬の隙を狙っているのはどちらも同じ、ならば体力があり、一方的に攻撃している佐々木が有利なのは間違いなかった。


 楽しい! こんなに高揚したのは何年ぶりか!


 佐々木に嗜虐趣味は無い。

 目の前の小さな少女は、不敵に唇を歪ませて佐々木の猛攻を凌いでいる。

 圧倒的にこちらが有利だが、気を抜けばやられる。

 例えば佐々木が攻撃に充分な気を乗せて居なければ、その攻撃は大きく弾かれて盛大な隙を晒してしまうだろう。有利だからと調子に乗れば床を舐めるのはこちらだ。

 そんな緊張感が佐々木をとらえて離さない。

 「活殺自在」となってからこちら、まともに戦った覚えがないのだ。

 「活殺自在」同士の私闘は禁じられているし、自分が相手をしなければならないような強者などそうそう現れない。

 希に戦うことがあっても、こんなにも自分の攻撃を捌かれる事など皆無だった。


 それが、今、こんな小さな少女に自分は全力を出している。

 もともと闘争に喜びを見出す質であり、永いこと本気を出していなかった佐々木にしてみれば、こんなに楽しいことはなかった。


 だが。


 今この時だけ。この少女と戦うことが出来るのは、「活殺自在」の称号を得る前の今この時だけなのだ。


 そんな佐々木にとって至福の時間も終わりが来る。


 佐々木の攻撃が徐々に受け流され始めたのだ。

 この場合受け流すというのは、佐々木の体勢が崩されている事を示す。


 この試しの儀ですら、雪華に成長の機会を与える場と化した。

 いくら知り尽くした朧流殺法とはいえ、佐々木のような歴戦の猛者のそれは型どおりとは行かず、虚実織り交ぜた複雑怪奇な攻めとなっているが、それが雪華に選択の幅を与えることになった。

 本来ならばそれは攻撃者に有利に働くはずだが、卿人と共に戦っていた雪華は事防御の多彩さにおいてその卿人を除き他の追随を許さない。

 雪華は卿人と同じ事がしたくてしょうがないのだ。

 武具は扱えない、魔法も使えない。ならせめて防御の技術だけはと、盾での防御方法を素手に落とし込み、今まで朧流にあったどの型にも当てはまらない防御法を編み出していた。

 

 故に。


 佐々木の攻撃は雪華の防御法の実験台になってしまい、その進化を促進することになった。

 その事実が、さらに佐々木を興奮させる。


 さすがは大陸最強、朧暁華おぼろ ぎょうかの娘! さあ! これも凌いで見せろ!


蘇芳梅スオウバイ!」


 それは、超高速で繰り出される拳の連打。もはや壁といっても差し支えない。


 その拳一発一発が大型魔獣を屠るだけの威力がある。


 朧流殺法は花の名を冠した技が多数存在するが、中でも「梅」「桃」「桜」の名が入った技はその最高峰に据えられている。

 拳による打撃の圧倒的な連打、朧流「梅」技。「蘇芳梅」は佐々木が最も得意とする必殺技だ。

 

 雪華はその拳の壁を目の前にしても怯まず、その中に飛び込んでいく。

 迫り来る拳を避け、いなし、払い、捌き、防ぎ・・・・・・。

 しかしその全てを防御することはかなわず、何発か貰ってしまっていた。

 だが雪華は倒れない。


 流し込まれる気を相殺し、打点をずらしてクリーンヒットを避け、ダメージを抑えた。

 それでも意識が飛びそうになる一撃は、雪華が今まで経験したことの無いもの。

 

 だが、そこまでして飛び込んだ価値はあった。


 「蘇芳梅」を凌ぎきったのだ。


 大技を放ってすぐには動けないはずの佐々木の懐に、雪華は迷わず潜り込む!


 しかし動けないはずの佐々木の膝が、雪華の顔面に向けて跳ね上がった!

 同時に雪華の掌が佐々木の腹部に添えられて・・・・・・。


「そこまでぇい!」


 暁華の大声が響き渡り、両者の動きが止まる。お互いの攻撃は触れる寸前で止まっていた。

 暁華は座して腕を組んだまま、鋭い表情で結果を告げる。


「佐々木相馬、反則により失格とする」


 最初の奇襲の事だ。

 礼に始まり礼に終わる・・・・・・等と綺麗な武道をするわけではない。あくまで「活殺自在」の承認儀式であり、最終的には勝敗もあまり関係はない。

 それでも儀式は儀式である。勝敗は厳格に定める必要があるのだ。

 開始の合図もなく勝手に攻撃を仕掛けた時点で佐々木は失格が確定している。

 

 その時点で暁華が止めなかったのは最初に言ったとおり、雪華()の力量を見定めるためだ。


 佐々木は満足そうな顔で。対して雪華はやや不服そうな表情で離れ、お互いに礼の姿勢を取る。

 雪華にしてみれば一方的に殴られただけなので面白くないのだろう。

 

 そんな雪華の表情を見て取った祖母の秋華しゅうかは、隣に居る息子に耳打ちをする。


「最後の攻防、7:3で雪華が有利だったと思いますが、何故止めたのですか? あれでは雪華がかわいそうですよ」

「母上、雪華を贔屓しすぎです。それにその3が問題なのです。万が一雪華の顔に深い傷がついたら卿人が何をしでかすか。下手を打てば佐々木に喧嘩を売りかねない。卿人の安全のためにも止めた方がよかったのですよ!」

「私に掛かれば傷跡も残さずに治療出来ますが」

「卿人を舐めては駄目です。おそらくあやつは気付きますよ。それに」


 うっとりした顔で、暢気にひとり拍手を送っているアダットを見やる。


「次の試しの短縮になりますからな。おいシルヴァ流の!」

「うん?」


 アダットは30代後半相応の外見をしているが、どこかなよなよとした印象を受ける。

 柔和な顔も手伝って、とても「活殺自在」の称号を持っているようには見えない。

 だが実力は本物であり、佐々木と互角に渡り合うだけの力量はもちろん持っている。

 

「次は貴様だ、準備しろ」

「ええ? 佐々木に勝ったからもう良いんじゃないか? 実力は充分でしょ」

「駄目だ。承認の儀において反対したものは全員試しの儀を行わなければならない」

「初耳だ」

「そうだろう。おれも昨日知った」

「いやいやいや、ならば私は承認を」

「おや」


 承認しようとしたアダットを秋華が遮る。

 掌で顔の下半分を隠したその目は、とても愉快そうだ。


「「活殺自在」ともあろうものが意見を曲げるのですか?」

「いえいえ、私は今の戦いを見て彼女が「活殺自在」にふさわしいと考えを改め」

「ぐだぐだ言ってないで早く準備なさい」

「はい・・・・・・」


 秋華の圧力に負けてよろよろと立ち上がるアダット。

 ちらりと雪華を見ると、彼女は気炎万丈、やる気満々、早くしろとばかりに目を輝かせてアダットを見ている。

 アダットは面倒くさそうに雪華と対峙した。


 イヤだなァ・・・・・・。佐々木ととの戦いぶりで「活殺自在」の資格は持っていると充分示されているじゃないか。


 やれやれと思いつつ軽くストレッチ。

 手足をぷらぷらさせて関節をほぐしていく。


 まぁでも、世間の厳しさを教えてあげるのも大人の役割かなぁ。


 心の中で黒く微笑むアダット。


 彼は若い頃、シルヴァ流の継承者の修行のため、活人拳士として各地を旅して回っていた冒険者だった。

 その頃から既に流しのヒーラーとして有名で、パーティーに居れば全員の生還が約束されると噂されるほどだった。


 だが同時に良くない噂もあった。


 曰く。


 ヤツは人が怪我するのを見て喜んでいる。


 その噂は事実だった。

 若い頃のアダットは他人が傷つく様を見て興奮するという性癖の持ち主だった。

 自分が傷つけようが誰が傷つけようが構わない。

 ただ怪我人を見るのが大好きだったのだ。

 同時に、その怪我人を自分の手で治すことにも異常な喜びを感じていた。

 それは人を救うという万能感。自分が至高の存在だと感じていたのである。


 だから活人拳士という役割ロールは彼にとって天職だった。

 合法的に人が傷つく様を見、そして自分の手でそれを癒やせるのだから。


 自分でもどうしようもない性癖を、アダットは望んで受け入れ、暗い悦びを感じていた。


 それが今や神医とまで呼ばれるようになり、「活殺自在」の称号を得て、シルヴァ流の当主にまでになったのは、それはもう暁華の熱心な「指導」により更生したからだが、長くなるので割愛する。


 そして今でも、その性癖が顔を出す事がある。

 特に、血が騒ぐような戦いを見た後には。


「始めよ」


 暁華の合図が掛かり、同時に両者が接近する。

 雪華は先ほどの戦いで気がはやっていて、先の先をとりにまっすぐ拳を突き出す。

 それを完全に予測していたアダットは、内側から回すように受け流し、巻き込むように手首を掴んで、一気に大量の気を流し込む!


 先に説明したようにシルヴァ流は回復と防御に重点を置いた流派である。

 回生気功は大量の気と、その大量の気を制御する繊細さが必須となる。

 故に気の扱いは佐々木以上に巧く、秋華に匹敵するほどだ。

 回生気功が巧みだと言うことは、気の流れを乱す事においても巧みと言うこと。

 気による防御を出来ない者がアダットに触れられることは、それだけで死を意味する。

 

 だが殺してしまっては意味が無い。死にかけるかもしれないがな!

 試しの儀である以上文句は言わせない。

 体内の気を乱されて動けない雪華を、自分が治すのだ。たまらない快感だろう。

 さあ! まずはのたうち回るがいい!


 アダットの口の端がつり上がり・・・・・・次の瞬間、その表情は苦悶に歪んだ。


「あがががががががががが!?」


 気を送り込んだつもりが、逆に自分が送り込んだ倍以上の気を送り込まれ、体中の気の流れをめちゃくちゃに乱されて悶絶する。


 彼は失念していた。雪華を推したのは暁華ではなく、秋華だったと言うことを。


 朧流格闘術史上、唯一の女性「活殺自在」である秋華が、何を持ってその称号を得たのか。

 秋華とほぼ同じ体格の雪華が、何を得意とするのか。


 膨大な気の運用量とその精密さである。


 アダットの気の扱いは、あくまで秋華に匹敵するのであって、決して秋華以上ではない。そしてその秋華が「私より強い」と評価した雪華の力は?


 答えは床に転がってのたうち回っているアダットが物語っていた。


「勝負あり。勝者、朧雪華」


 暁華が淡々と勝敗を告げる。


 雪華はフンスと鼻を鳴らすと、悶え苦しんだままのアダットに対して一礼。

 それを見届けてから、暁華がアダットに近づいていく。


 全身を駆け巡る痛みにアダットはひたすら耐えていた。

 先ほどから全力で体内の気の巡りを整えようと必死になっているが、痛みで呼吸もままならず上手くいかない。

 気を抜けば体中の穴という穴から血を吹き出して絶命する羽目になるだろう。


 そんな状態のアダットを暁華は冷めた目で見下ろしている。


「シルヴァ流の。貴様やはり悪い癖が出たな?」

「ぎょうかっ! 見てないで助け・・・・・・っ! うぇばばばっばば!」

「お前は指導し直しだ」


 やれやれとため息を吐くと、肩に手を当てて気の乱れを整えてやる。


「おお! これはひどい!」


 思わず感嘆の声を漏らす暁華。

 キッチリ半殺しになるように体内の気が乱されている。

 もちろんアダットの抵抗力込みでだ。

 気を送り込まれた雪華は瞬時にアダットの目的を見抜き、同時に力量まで見極めてそのままやり返したのだ。倍返しで。

 しかも簡単に抵抗できないよう中枢神経の辺りを念入りに。

 これを自力で整えるのは至難の業だ。


「しばらく時間が掛かるな・・・・・・母上、進めてください」

「お父さん、私がやろうか?」

「やめてやれ、そこまでやるとこいつが惨めだ」


 どうやら雪華がアダットを敵として認識してしまったようで、にやにやしながら残酷なことを言うので暁華がたしなめる。


 雪華は佐々木の不意打ちを何とも思っていない。実戦ならば当たり前の事だから。だがアダットのやり口は明らかに自分を苦しめるためのものだ。

 それならばと雪華は倍返しにしたのである。


 暁華は治療に専念し、雪華は秋華と佐々木のもとへ。


「では、試しの儀突破により、全会一致で承認したものとし朧雪華に「活殺自在」の称号を授けます。これは朧雪華が成人を迎えた時点で有効になるものとします。よろしいですか?」

「拝受いたします」


 厳かに告げた秋華に対し、恭しくそれを受ける雪華。

 

「これで儀式は終了です。啓造けいぞう。果国に赴き、儀式の詳細を禁裏に持ち込みなさい」

「はっ」


 いつからそこに居たのか。おそらくは一部始終を記録していたのであろう、啓造と呼ばれた秋華付きの忍が答え、一礼するとまた姿を消した。

 帝のおわす禁裏内の歴史管理部に、新たな「活殺自在」の誕生が記録されるのだ。

 秋華はそれを見届けると、雪華に向かって微笑む。


「おめでとう雪華。これで晴れて「活殺自在」ですね!」

「ありがとうおばあちゃん!」


 にっぱーっと満面の笑みを雪華は浮かべ、秋華に抱きつく。


「ほんとう、ありがとう! 反対された時はどうしようと思ったけど・・・・・・」

「相馬が反対するのは織り込み済みでしたけれど、アダットは予想外でしたねぇ」


 わきゃわきゃと手を繋いではしゃぐふたりを佐々木は眺めていた。こう見ると、雪華は本当に年相応の女子にしか見えず、直接戦った佐々木でさえ、先ほどまで「活殺自在」二名相手に死闘を繰り広げていたようにはとても見えない。自分の孫も似たような年齢なのだが、もちろん「活殺自在」にはほど遠い。


 佐々木はふと気になった。


 この娘は、なぜこんなにも急いで「活殺自在」の称号を求めたのだろうか?

 昔ならいざ知らず、また自分の様な地位を持っているような人間ならばとにかく、今の時代に若年層が「活殺自在」の称号を持つメリットはほとんど無いに等しい。

 ないこともないが、それこそ急いで必要なものでは無い。

 むしろ無知な者に舐められて余計なトラブルを招く事の方が多いはずだ。朧流格闘術という名前は知らなくても、自分や朧暁華のように格闘家最強を表す称号である事は広く識られているのだから。


「朧雪華よ」

「はい、なんでしょう?」

「何故、「活殺自在」の称号を欲したのだ?」

「ええっと・・・・・・・」


 雪華はびくりと肩をふるわせて、冷や汗を垂らす。


「なんだ、後ろめたい理由なのか? 安心しろ、別に剥奪しようとかそういう魂胆ではない。称号はあくまで力の証明でしかないのだ。生かすも殺すも、これからの貴様の生き方に掛かっているのだから」


 それを聞いた雪華はますます、申し訳なさそうな表情になってしまう。

 まさか恋人に自慢して褒めて貰うためとか言えない。

 正確には違うが、口に出せばそう聞こえてしまうだろう。

 雪華は奔放なように見えるが、マズいことを口にしないだけの分別はある。

 卿人が隣に居る場合はその限りでは無いが。


 見かねた秋華がフォローを出した。


「相馬。女には秘密のひとつやふたつ、あった方が魅力的なのですよ?」

「そんなものか。いや、悪かった。相当な、それこそ死ぬような修練を積んだはずだからな。そのきっかけがなんだったのか知りたかっただけだ」


 もともと、そこまで興味があったわけでもない。あっさりと引き下がる佐々木。


 祖母と孫は同時に胸をなで下ろした。

 武人肌の佐々木だから引き下がってくれたが、これがアダットだとこうはいかないだろう。そのアダットは暁華の治療を受けてようやく立ち上がったところだ。


「えらい目に遭った・・・・・・」

「自業自得だ」

「仕掛けたのは君だろ!?」

「そうだったか? なんにせよ貴様から「活殺自在」の称号を剥奪する」

「はあっ!?」


 


 

蘇芳梅(スオウバイ

 梅です。

 ぱっと思い浮かべた梅のイメージで良いと思います。

 濃い緋色で八重咲きの鮮やかな梅で、3~4月が開花時期です。


朧流では拳による怒濤の連打技にこの花の名が付けられています。

百○拳とか、両手での暫○拳とか、拳での百○張り手とかイメージしていただけると。

あ、オラオラとかほぼそのまんまで素敵です。

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