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王子殿下の目的

 朝起きたらロルフ様が何故か凄い甘やかそうとしてくるのですが、私は何かしたでしょうか。

 朝日を浴びようとロルフ様の腕の中から抜け出そうとしたらまた引きずり込まれて、そのままロルフ様に包み込まれてしまいます。


 どうしたのかと視線で問い掛けても、ロルフ様は答えてくれません。ただ、頭を撫でて額に口付けを落とすだけ。……どうしたのでしょうか、本当に。


「レオナルド王子殿下に何か言われましたか?」

「……いや。ただ、エルは可愛いな、と」

「ありがとうございます……?」


 相変わらずロルフ様は唐突だな、とか思いつつも有り難くお言葉は受け取っておき、ロルフ様の胸に顔を埋めます。

 ……今日はお休みだから、ロルフ様はきっと気遣ってくれたのでしょう。日中ロルフ様が居なくて寂しい私の為に、こうして側に居てくれるのかな。


 実際に可愛いのかはさておき、ロルフ様にこうして可愛がって頂けるなら、喜んで受け取ります。ロルフ様の目に可愛らしいと写っているなら、それで良いかなあ、と。


 するすると横に流した髪を軽く掬い上げるように梳いて艶を堪能するロルフ様の指の感覚は心地好く、起きようとしたのに睡魔がまた襲い来るのです。

 ロルフ様なりの甘やかしはとても幸せなのですが、……朝の時間にされると、間違いなく二度寝の罠に引っ掛かるというか。


 胸に顔が埋まってるからとくとくと一定のリズムを刻む鼓動といい暖かくて包み込んでくれる感触の程好さといい、安眠環境が備わっているのです。

 ……ああ、駄目だと理性が言うのに、あたたかくて、地肌を撫でる指先の感触が心地好くて、大好きな人の中で微睡めるという状況に幸せだと身を任せてしまって……。


 気が付いたら、お昼前でした。


「ぐっすりだったな」

「ロルフ様、出来れば起こして下さい」

「無理だな。私も寝ていたし」


 窓を開ければ随分と昇った太陽とおはようならぬこんにちはで、私は慌てて着替えを取り出して着替えを……しようとしてロルフ様が居た事実に思い当たります。

 ……いや、駄目でしょう。流石に、ロルフ様の目の前で着替えるのは……。


「ロルフ様、後ろを向いて頂けますか?」

「何故だ?」

「着替えたいのです」

「気にする事はないぞ」

「私が気にします」


 そりゃあロルフ様は気にしないでしょうけどちょっとは気にして下さい。


「あっち向いてくれないならロルフ様の部屋で着替えさせて頂きます」

「……そんなに嫌か? 対等でないというなら私も脱げば変わりないと思うのだが」

「止めて下さいね!?」


 そういう問題じゃないというのにロルフ様は何処かずれてるので困ります。

 あとロルフ様が脱いだ所を見ると色々と死にそうになるので止めて欲しいです。ただでさえ風呂上がりのロルフ様の色気といったら女性悶絶もので、それが裸になると耐えられません。色っぽすぎて駄目です、ちんちくりんの私なんか比べ物にならない色気があります。


 駄目です、と必死に主張して何とか難を逃れるのですが、逆にロルフ様に「そんなに見たくないものなのか」と拗ねられたので宥める為に時間を取られたので、着替え終わった頃にはお昼になっていました。




 ご飯の支度を任せきりだった事をアマーリエ様にひたすらに謝ると、本人は気にした様子はなさそう。寧ろ「どうせロルフが離してくれなかったんでしょう」と同情の眼差しを向けられました。アマーリエ様、大当たりです。


 それでも最終的にはロルフ様に流されてそのまま寝てしまった私が悪いのでへこへこすると、アマーリエ様にでこぴんされて謝らなくても良いと言ってくださいました。

 寛大な態度はありがたい限りです、夕食はクリームシチューにするつもりなので私も用意しなくては。


 アマーリエ様が用意してくださった昼食を皆で取った後団欒していたのですが、ふと花壇の水やりがまだだった事に気付きます。

 不断は朝やっているのですが、今日はロルフ様と惰眠を貪ったので水やりは出来ていません。お花達は私の水やりを待っているのだと思うといてもたってもいられず、私は食後の片付けを終え足早に花壇に向かうのですが……。


「……ええと、どうして王子殿下が?」

「外にでる夫人を見掛けたからつい」


 ひょこひょこっと軽快な足取りで私の背を追い掛けてきた王子殿下。陽の下の笑顔は眩しく、つい瞳を細めてしまいます。

 それが不機嫌の意だと捉えられてしまったらしくしゅんと眉を下げだすので、私は慌てて手と首を勢いよく振って違うのだと主張。


「その、ついてきても楽しくないですよ? 花壇に水を撒くだけですので。ロルフ様とお話ししていた方が楽しいのでは」

「花壇を見るのも楽しいよ。それに、ロルフは今部屋で読書するみたいだから」

「そうなのです?」

「うん。僕が送った本をちゃんと見なよって言っといたから。そんな訳で、見てても良いかな?」

「退屈かもしれませんが、それでも良ければ……」


 見ていて特に楽しい事はありませんけど、王子殿下がそう仰るなら拒む必要もないでしょう。

 大丈夫ですよと微笑むと、レオナルド王子殿下も安心したように頬を緩めます。


 此方にどうぞ、と裏手の庭に案内するのですが、水やりしようとじょうろを持ち出した所で王子殿下の笑顔。


「これ全部に水をやれば良いの?」

「ええ、そうですけど……」

「えい」


 ピン、と親指と中指を擦り合わせて弾くように音を鳴らしたレオナルド王子殿下。

 まるで鼻唄を口ずさむような気軽さで、指を鳴らしただけなのに……幾多もの極小の水滴が、小雨のように優しく花壇だけに降り注ぐのです。


 魔術を使った、と直ぐに分かるのですが、その扱いは繊細なもの。多すぎず少なすぎず、勢いは穏やかに優しく水を行き渡らせていて。

 ロルフ様がしたならばこうはいかなかったでしょう。実際ロルフ様は多ければ花も喜ぶと思ったらしくて、水をどばっと降らせて豪雨が過ぎ去った後の惨状を作り上げたので、アマーリエ様にお手伝い禁止を命じられていたりするのですが。


「勝手にしちゃったけどこれで良いかな?」


 潤いを花壇全体に与えたレオナルド王子殿下の窺うような眼差しに、私はぼうっとしていた事に気付いて慌ててこくこくと首肯。

 私は魔術が使えないのでじょうろでお水やりをするしかないのですが、魔術が使えると簡単に水を撒く事が出来るのですよね。いえ、修得するのにかなりの苦労があるでしょうから、使えない私が簡単なんて言っては失礼なのでしょうけど。


「魔術って便利ですよね……私も使えたら、と思う事があります」

「エルネスタ夫人は使えないんだっけ」

「はい。治癒術は使えるのですが……」

「や、治癒術使えるなら差し引いてもお釣りがくるからね。僕にも適性はないし。あったら良かったなあって思うよ」


 にこりと笑んだレオナルド王子殿下。

 ……その言葉に偽りはなさそうなのですか、何か含んだものがあるように感じたのは気のせいでしょうか。羨望の眼差しであるのは、間違いないとは思うのですが……。


「エルネスタ夫人、花壇はこれだけかな?」


 私が声を掛けるのに逡巡したのは数秒、その間に普段通りの笑顔に戻っているレオナルド王子殿下。


「いえ、奥にちょっと特別な花壇が……あっ、此方の水やりは私がさせてくださいね」

「特別……? 見てみたいな」

「では、此方に」


 もう、あの時の違和感はありません。だからこそ、何だったのかと問える雰囲気でもなくなっています。多分、意図的に流したのでしょう。

 ……聞かれたくなかった、事なのでしょうか。私が負った傷の事のように。


 だから、其以上は何も追求せずに、私は燐光花の咲く花壇に案内する事にしました。




「……これは」


 屋敷から少し離れた所にある、私だけの庭。燐光花が東屋を取り囲むように咲いている、私のお気に入りの場所です。

 最近私があんまりにもこの燐光花を育てるのに夢中になっていたら、見兼ねたアマーリエとホルスト様が東屋を建ててくださったのです。あんまり陽に当たりすぎても良くないし休憩とお茶用に、と。


 ……軽々と建てて、しかもその上もっと望みを持って良いとか言う義両親の財力とか財布の紐の緩さが心配になったりしますが、よく考えずとも比較的倹約かな我が家だからこれくらいで財政が傾く事もないのでしょう。……それにしても、甘やかしすぎな気がしますが。


 そんな訳でこの場所は私だけのお庭です。着々と燐光花を植えては育てていて、もうすぐでこの東屋を取り囲んで燐光花が咲き誇るようになるのです。

 ……夜に見たらきっと綺麗だろうな、って。綺麗に咲ききったらロルフ様と一緒に、こっそり夜に抜け出して眺められたらなあ、と思っていたり。


「どうですか?」


 陽の下ではあまり光っているのは分からないのですが、淡く輝いているのは今の時間でも分かります。

 燐光花の繊細さや輝きは、王子殿下に見せても恥ずかしくないと思うのですが……。


「っ凄いなこれ! 何だこれ、光ってるぞ! 燐光花かこれは!?」

「はい。特別製です」

「常時光ってるのか!? 一株欲しい!」


 碧眼をきらきらと輝かせる様は、いつぞやのロルフ様そっくり。

 こういう所は似ているんだなあ、と笑ってまだ蕾の状態のままの燐光花を側に置いてあった植木鉢に移し変えてから、どうせなら目の前で咲かせた方が驚くよなあ、と魔力を込めて花咲かせます。


 これに驚いたレオナルド王子殿下の目の開き具合が楽しくて、喉を鳴らして笑いつつどうぞと差し出します。

 分かりやすく瞳を喜びの色に染めたレオナルド王子殿下にほっこりと暖かい気持ちになりつつ、側に溜めてあった水桶の水をで手をすすいでおきました。


 あんなに喜んで貰えるとは思わなかったな、なんて思い出してまた笑ってまだ、じょうろに水を入れて側の燐光花から水を撒いていく私。


「……年甲斐もなくはしゃいで申し訳ない」

「いえ、自慢の庭を喜んで貰えて光栄です」


 暫くすれば興奮が覚めたらしくちょこっと気恥ずかしそうなレオナルド王子殿下に、勝手ながら親しみを覚えてしまいます。

 飄々としている中で気品に溢れた風格で、何というか恐れ多かったのですが……こうしてみるとロルフ様そっくり。珍しいものに目を輝かせてはしゃぐ姿は、可愛らしいというか……。


「それにしても、綺麗だな」

「はい。私が丹精込めて育てたものです。綺麗でしょう?」

「ああ。……エルネスタ夫人の心根は余程綺麗なのだろうね」

「……何故そうなるのですか? 魔力の質によって色が変わる、とは聞きましたけど」

「何だ、知らなかったのか。魔力の色、というのは魂の色とも言うからね。偽れぬ本質を写し出す。なので悪どい事をしていると綺麗には咲かないんだよ」


 あまりその辺り説明されませんでしたが、魔力を産み出すのには魂の質にもよるとか何とかも重要だそうです。なので、そのまま魂の色が反映されるそうで。

 ……私の魂の色は、この透き通った蒼白と言われると不思議な気分ですね。ロルフ様は淡い黄色。此方も意外に見えますが……案外私にはしっくりきてます。

 だって、私にとってロルフ様は、太陽の光みたいな人ですから。


 花咲いた燐光花の光を眺めてなんとも言えない擽ったい気分になる私ですが、そんな私に、レオナルド王子殿下は静かに微笑みます。


「僕は、咲かせた事はないが……きっと綺麗には咲かないだろうね」

「どうしてですか?」

「僕は君が思うよりもずっと手が汚れてるよ。王族は綺麗なだけじゃやってられないし。清濁併せて飲み込む事が出来ないととてもやっていられないからね」


 お飾りのままで居たら綺麗だったんだろうけど、と感情の窺えない笑みに変えて。

 ……レオナルド王子殿下は、笑顔で感情を隠す人ですよね。いつもの笑顔だって、にこにこしていて愛想はとても良いのですが、何処か煙に巻く、というか、考えてる事を悟らせないようにしている節があるのです。


「なら、やっぱりレオナルド王子殿下の咲かせる花は綺麗だと思いますよ」

「……逆に何でそうなるのさ」

「だって、本当に汚れた人ならそんな顔しませんよ。誇りを持って生きているレオナルド王子殿下が汚かったら詐欺です詐欺」


 笑っているけど笑ってない、そんな笑顔。


「僕と知り合って間もないのによく自信を持って言えるね」

「そ、それもそうなのですが……うーん。ロルフ様が信じてるレオナルド王子殿下は、きっと誇り高い人だと思うのです」

「……ふ、ははっ、基準はロルフか」

「じ、自分で見て判断してるのもありますからね! それに、私を気にしてくれる優しい人が、汚いなんて思えません!」

「……え?」


 固まったレオナルド王子殿下に、私は何でそんなに呆気に取られてるのか不思議でなりません。

 だって、レオナルド王子殿下は私の事を気にかけている、みたいですし。


「え、だってロルフ様が、レオナルド王子殿下は私の事気にしてたって」


 朝……いえ昼の時間、拗ねたロルフ様を宥めた後にちょっと聞いたのですよ。レオナルド王子殿下が私を気にしていた、と。


「……ロルフめ」

「だから、悪い人じゃないって思ってます。ロルフ様思いの優しい方なんだなって」

「何でそこでロルフ思いになるのかな」


 意味が分からない、と怪訝そうなレオナルド王子殿下に、私は何とも言えない笑みを返します。


「え? だって、ロルフ様の為でしょう? 出会ったばかりの私を心配するより、大切な友人であるロルフ様の妻だから見定めようとしているし気にしてるのかなって」


 一見突拍子もないように思えるかもしれませんが、私としては繋がっています。

 だって、レオナルド王子殿下、笑ってるけど笑ってないんですもん。偶に、探るような眼差しを向けてきますし。


 視線に敏感だからこそ感じ取った、仄かな違和感みたいなもの。……まあ、王族の方が私なんかに優しくしてくれるのかなって不安があったから気付けたというのもありますが。


「私は無条件に好かれるとは思ってませんから。ロルフ様が騙されてないか、若しくは弱点にならないか心配するのも仕方ないと思うのです」

「それ、ロルフの入れ知恵?」

「そんな事はありませんよ。ロルフ様はあなたの事を信用してますから、こういう風にあなたを勘繰ったりしないかと」


 やきもちは除きますけど、と微笑みかけると、レオナルド王子殿下は暫く固まったままでしたが、やがて肩から力を抜くように脱力するのです。

 はぁ、とやけに大きな溜め息が、聞こえて。


「……参った」


 降参だ、と両手を手を挙げるレオナルド王子殿下は、ちょっと苦笑混じり。


「思ったよりも考えてたね。ごめん、ちょっと侮ってた。ロルフだから騙されたりとかはないと思ってたんだけど、てっきり純粋培養の頭ふわふわした天然な子かと思ってた」


 ……凄い認識されてたんですね私。いえ、頭ふわふわなのは否定しませんけど。ロルフ様との生活が心地好すぎて地に足が着いてないような感覚ですから。


「夫人は、僕の事嫌になったりしないの? 疑ってたし舐めてた訳だけど」

「それがロルフ様の為なら、責めるつもりはないですし責められる訳がありませんよ。実害があった訳でもないですし」

「ロルフもまあ愛されてるというか信頼されてるねえ……ほんと。一途というか何というか」

「レオナルド王子殿下も、ロルフ様の事高く買ってるし信頼してるのでしょう? だから心配してるのでしょうし。そんな人の魂が汚いなんて有り得ませんね」


 にっこり笑いかけると、少し気恥ずかしそうに視線を逸らしたものの、頬を掻いて小さく吐息を零すレオナルド王子殿下。

 これだから天然は、と小さくぼやいていますが、私はそんなに天然なのでしょうか。普通に思った事を言ってるだけなのですが。


「……エルネスタ夫人、まだ燐光花の種あるかな」

「え? はい、ありますが」

「一粒貸してくれる?」


 丁度蒔こうと懐に入れていたので一粒取り出してそっと手渡すと、少しだけ不安げに瞳を揺らしたものの、私の視線に気付いて少しだけ眉を下げながら笑います。


「ま、君がそこまでいうなら、僕もまだ捨てたものじゃないって事なのかな?」


 眩く光る、レオナルド王子殿下の手元。

 止んだ時には、手の中で咲き誇る燐光花。その色は――神聖、高貴を意味する、紫。鮮やかで、くすみの一切ない、鮮烈なまでに美しい紫色です。


「言ったでしょう?」


 もう一度微笑みかけると、レオナルド王子殿下は今度こそはにかみように笑い返してくれました。




 どうやら私は王子殿下から合格点を頂けたらしく、苦笑と共に「ロルフの馬鹿を宜しくね」と頭をポンポンされました。その瞳にもう探るようなものはなくて、私という人間を信じて頂けたのだと思うとほっとします。


 いえ、レオナルド王子殿下も別に嫌っていたとかではなかったでしょうし、ただ親友の心配をしていたのでしょう。大切な、親友の。

 ……まあレオナルド王子殿下はロルフ様をからかったりするのが多いですが、そこは愛という事で。


 そんな訳で親しげに話しながら屋敷に戻ったら、私を探していたらしいロルフ様に目撃されて「私が居ない間に……」と拗ねられました。ロルフ様、大丈夫です。ロルフ様心配同盟みたいなものなので。

 ただそれをレオナルド王子殿下がからかって暫く不機嫌になったので、レオナルド王子殿下の願いもあって晩御飯をクリームシチューにしてご機嫌を取る事となりました。


「じゃあ僕もそろそろ研究があるから」


 そうして、翌日には色々と満足そうなレオナルド王子殿下は、実に爽やかな笑顔で屋敷を去りました。ロルフ様は「気分転換に来ただけな気がするぞ」とかぼやいてましたが、私なりに狙いは理解したので苦笑を返すに留めるのでした。


 この日から、窓辺に飾ってある朽ちない黄色の燐光花の隣に、紫の燐光花が揺れるようになりました。

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