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第二章 第四節

 雨とは厄介なものだ。

 道がぬかるみ、川が増水することで移動が困難になり、やたらと時間がかかってしまう。そうしている間に大事な商機を逃し、あとで大きな後悔を抱え込むことになる。

 とはいえ、命あっての物種だ。無理をしても成功するとは限らないし、逆に何かが起きる危険性は高い。急いで事をなそうとしたところで、より多くのものが得られるわけではなかった。

「焦らないほうがいいようだな、イルマ」

「当然ですわ。そのことは、ダミアン様ご自身が一番よくわかっていなさることでしょう」

「違いない」

 隣にたたずむ小柄な若い女性の指摘に、思わず苦笑がこぼれる。

 イルマは、自分の元に来てからもう随分と経つ女性だった。『商人になりたい』と飛び込んできたときは、まだ世の中の右も左もわからない少女でしかなかったが、今ではもう自分の片腕となっている。

 ざっくばらんな性格で、言うことに容赦がない。しかし、そこに嫌みはまったくなく、むしろ快活さが生み出す清々(すがすが)しさがあった。

 子供たちもそんな彼女によくなついていた。特にドミニクは母親の顔をほとんど知らない。そのせいもあって、暇さえあればイルマにべったりだった。

「そういえば、あの子たちはそろそろデューペに着いている頃か」

「そうですね。ちょうどそれくらいじゃないですか」

 実子ドミニクと丁稚(でっち)のルークは、帝国のデューペという町に行かせることにした。レラーティア教のシュテファーニ神殿の近くだ。

「でも、どうしてデューペなんかに行かせたんです? よりによって、まだ混乱しているかもしれないカセル侯領へなんて」

「少し、不穏な噂を聞いたものだからな……」

 ダミアンが、苦虫を噛みつぶしたような顔になった。

 イルマも眉間にしわを寄せて言った。

「噂って、この共和国に関することですか」

「ああ、きっとただの流言だろうが。しかし、私の勘が言うのだよ。その中にも何かがあるのかもしれない、とな」

 ここダスク共和国は平和なことで有名なところだ。過去一二〇年間、戦争に巻き込まれたことがなく、また内紛や暴動も七〇年以上起きていない。他の国からすれば、驚くほど安定している国家であった。

 それゆえ、富豪が集まることで有名であった。ここを拠点にしている商人も多く、ダミアン自身、商館を首都のヴォルツベルクに構えていた。

 それだけにイルマには、なぜ自宅ではなくあえて帝国へ子供たちを送ったのかがわからなかった。

「共和国はこれから危ないということですか?」

「わからん。だが、ちょうどよく親戚が子供たちを呼んでくれたんだよ。だから、思いきって行かせることにしたんだ」

「ああ、それでノイシュタットのオスターベルクまで一緒に連れていったんですか」

「それもある。ただ、そろそろ触りだけでもいいから、あの二人に商売の現場を知っておいてほしかったというのもあるな」

 二人とも、もうすぐ十三になる。まだ焦って何かをするような歳でもないが、早すぎるというほどでもない。

 思えば、自分は十四の時にはすでに一部の交易を任されていた。ドミニクとルークも実質的な勉強を始めていい頃合いだった。

 しかし、イルマは小首をかしげた。

「確かにそれはそうなんですけど、そのことより、やっぱりカセルへ行っているというのが気になるんですが。もしなんでしたら、ノイシュタットの私の知り合いに頼んでもよかったのに」

「ノイシュタットか……それでは意味がないのだがな」

「はい?」

「いや、なんでもない。ともかく、案外これでいいんだよ」

「どうして?」

 不思議そうな顔をするイルマに、ダミアンは微笑んだ。

「帝国では確かに大混乱が起きた。中でも被害が特にひどいのが帝都とカセルだろう。だがな、案外こういったことが起きたあとというのは、しばらく妙に落ち着くものなんだ」

 戦争中や終戦直後は、思ったほど国内のごたごたはあまり起きないことが多い。場合によっては、犯罪の数が通常時より減ることさえあった。

「変な話だが、〝息抜き〟はすでにできているということだ」

「暴れたいだけ暴れたということですか?」

「みんながみんなそうというわけではないだろうが、世の中にたまりにたまった社会としての鬱憤は相当に晴れただろうな」

「じゃあ、裏を返せばそれが酷かったからあんな大騒動が起きたってことなんですね」

「そうとも考えられる」

 つまり、あの一連の騒ぎは起こるべくして起きたということだ。もしかしたら、カセル侯が首謀者とならなくとも、似たようなことは近いうちに勃発していたかもしれない。

 それほど、以前から帝国には危うさを感じていた。

「それで、ダミアン様も共和国へ引っ越したんですね」

「私が居を移したのは、もっと前のことだよ。アイトルフ騒乱に巻き込まれて、妻が大怪我を負ったときだ」

「そうだったんですか……」

 あの頃はまだ、アイトルフの一介の商人でしかなかった。

 十八年前のあの日、仕事先で暴動の話を聞いた自分は、早馬の騎手が驚くほどの速さで自宅へと戻ったが、着いたときにはすでに故郷の村が騒動に巻き込まれたあとのことだった。

 生き残りはほとんどおらず、なんとか一命を取り留めた者も衝撃が大きすぎたのか当時のことをほとんど憶えていなかった。

 最愛の家内もそのひとりだった。幸い、直接誰かに襲われることはなかったが、かわりに崩れた屋根の一部に側頭部と右肩を打たれ、まともに動けないほどの大怪我を負ってしまった。

 その容態を見た神官は首を横に振った。しかしあきらめきれず、名の知れた神官や医師に次々と診てもらった。

 だが、それにはやはり金がかかる。そこで自分は必死になって働き、気がついたら妻の治療費を出しても有り余るほどの富を手に入れていた。

「皮肉な話だよ。私が大商人になれたのは、妻の怪我があったからこそなんだ。もしあの騒乱がなければ、今でも田舎の交易商として細々と生活していただろうな」

 そのほうが幸せだったかもしれない、とダミアンは自嘲的に笑った。

「でも、確か奥様はその後しばらく健在だったとか」

「ああ、ミラーンという神官が診てくれてから、どんどんよくなっていったんだ」

「ミラーンってどこかで聞いたような……」

「今の大神官のひとり、〝閃光〟のミラーンだよ」

「ええっ、あのミラーン大神官のことなんですか!?」

 ダミアンは、イルマの驚きっぷりに笑いながら頷いた。

「もっとも、当時はまだ地方神殿の副神殿長にしかすぎなかったがね」

 それに、金にがめつい男であることは今も昔も変わらない。これは、一般にはあまり知られていないことであった。

「それで、奥様はよくなられたんですね。ミラーン様が診たんなら納得です」

 ミラーンは、患者の体のあちこちを揉むだけで病気や怪我を癒してしまうという不思議な力を持っていた。もちろん、そうしてすぐに治るというわけではないが、必ずよくなっていくことは事実だった。

 しかも、病気などの原因を徹底的に調べたうえで最適な薬を調合する。彼は、薬草の専門家としても有名であった。

「だが、ドミニクが生まれてから産後の肥立ちが悪くてな。その一年後に、他界してしまったよ」

「そうだったんですか……」

「正直、かつて村を襲った犯人を恨んだ。あれがなければ、きっと家内はこんなことにならなかっただろう、とな」

 実際、お産の前も体の調子が万全というわけではなかった。ミラーンの力を持ってしても、妻の容態を完全によくすることはできなかったのだ。

 それでも、彼女は子をなすことを望んだ。今にして思えば、すべては覚悟の上だったのかもしれない。

 思わず、首に()げたペンダントを握りしめていた。それは、彼女の唯一と言ってもいい大事な形見だった。

「私の故郷の村をめちゃくちゃにしたのが何者かは今でもわからない。翼人かもしれないし、ロシー族かもしれない。その両方という可能性もあるな」

 しかし、自分としては帝国の人間がやったのではないかという思いが強かった。

 というのも、犠牲になった村の若い娘たちが陵辱されたうえで殺されていたからだ。こんなことを、欲望に溺れることをもっとも忌み嫌うロシー族や、人間とは異なる種族の翼人がやるとはとても思えなかった。

 大方、戦が長引いて統率が利かなくなった一部の兵士が暴走したのだろう。そう考えざるをえないほど、当時の帝国軍は評判が悪かった。

「理由はどうあれ、ドミニクには寂しい思いをさせてしまった。私も仕事が忙しくて、それほどかまってやれなかったからな」

 少しわがままなところもあるものの、よく明るく元気に育ってくれたものだと思う。それは、ルークなど周りの存在が大きいのかもしれない。今は、特にイルマだ。

「イルマがあの子たちの相手をしてくれているのはありがたいよ。もし君がいなかったら、うちの子はふさぎ込んでいてもおかしくはなかっただろう」

「そんなことありませんよ。ドミニクは強い子です。片親だからってひねくれるようなやわなこころじゃないはずです」

「そうか」

 イルマにそう言ってもらえると、父親としてほっとできる。妻を失って以来、ずっと胸の奥に引っかかりがあった。自分は、子を持つ親として失格だったのではないかと。

 事実、そうだったのだろう。父親らしいことをたいしてできていなかった人間が、偉ぶることなど許されるはずもない。それが今でもどうにか親子としての体裁を保てているのは、周りの協力があったからこそであった。

「何があっても、あの子だけは無事でいてほしい。それで慎重すぎたかもしれないが、万が一のことを考えてドミニクとルークには別のところへ行ってもらったんだ」

 もう、イルマが何かを言うことはなかった。ダミアンの説明に、十分に納得していた。

「それはそれとして、雨が上がりそうにないな」

 大雨というほどではないが、朝方からずっとしとしとと静かに降りつづいている。馬車での移動は少し難しそうだった。

「せっかく大量に仕入れたのに、これじゃあ予定が遅れてしまいますね」

「それくらいはなんともない。それより、あの子たちの話をしていたら、私のほうが早く会いたくなってしまったよ」

 と、苦笑しながらダミアンは言った。

 二人とその他の使用人の面々は、宿屋の広間にいた。昨日までは目が回りそうなほどの忙しさであったが、今日は一転して手持ちぶさたになった。主人から暇を出されたといっても、こうも雨が降っていては特にすることもない。

 意外にも、ダミアン自身が一番(くつろ)いでいるようでもあった。

 考えてみれば、こうしてまともに休みを取ったのは本当に久しぶりのことかもしれない。常に何かをやりつづけ、前へ向かって走りつづけてきた。嫌だと思ったことはないが、さすがに疲れを感じたことは幾度となくある。それでも、止まれない、止まりたくないという何かがあった。

 それは、意地だったのか。それとも、義務感だったのか。自分でもよくわからない。

 ただ、嘘偽りのない純粋な思いがあったことだけは確かだった。悪意などどこにもない。それどころか、利己心さえもまるでない。

 商人のくせに何を言うかと周りはまったく信じてくれないが、本当に自分個人の(、、、、、)利益は眼中になかった。仕事上のものを除いた自分のふところに入ってくる金も、ほとんど贅沢には使っていない。

 じゃあ、なんのために働いていたのかと問われれば、〝働くことこそが生きることだった〟と答える以外にないだろう。理由があって働いていたのではない、働くことそのものが目的だった。

 人によっては、ただひたすらに働く者を愚かと言うかもしれない。しかし、人は働かずして生きていけるのか。

 そうではないのなら、仕事を一生懸命にやることのどこに愚かしさがあろう。働くことの意義を見出さず、中途半端なことをしているほうがよほど愚かではないか。

 自分は朴訥と己の役目をはたしてきただけだった。その対象がたまたま商売だったという話にすぎない。

「ダミアン様」

 隣からの声に、現実へ引き戻される。

「誰かが来たようです。あの馬車は……」

 窓の外を見ていたイルマが、あからさまに眉をひそめた。それだけで馬車の主が誰か、ダミアンにはすぐにわかった。

「モーリッツか。あいつも暇を持て余しているのかな」

 と言いつつ、ダミアンはゆっくりと席を立った。渋々ながら、イルマもそれに付いていく。

 宿の扉の前で待ちかまえていると、案の定、馬車から降りてきたのは見知った顔だった。

「どうした、モーリッツ。お前のほうから訪ねてくるなんて珍しいじゃないか」

「私はすぐに帝国に戻ることにした、ダミアン」

 開口一番、すぐに要件を切り出した。このせっかちさ、単刀直入さは今に始まったことではないが、それよりも相手の言葉の内容が気になった。

「どうしたんだ。こんな雨の中、わざわざ急ぐ理由もあるまい」

「そうではないんだ。少し厄介なことが起きた」

 表情を変えずに言ったモーリッツではあったが、長い付き合いであるダミアンは、そこにわずかに不穏なものを感じた。

「何があった」

「ノイシュタット侯が大幅に増税したらしい」

「ノイシュタットが?」

「ああ、かなり唐突だったようだ。私の部下が、あわてて伝えてきた」

 しかし、そのこと自体には、ダミアンはそれほど驚かなかった。

「だが、ノイシュタットはあらゆる面で好調だ。多少税を増やすくらい不思議ではないだろう」

 それどころか、今までが低すぎるくらいであった。怜悧なノイシュタット侯のことだ。領内を活性化するために、これまであえてそうしてきたのだろう。

 モーリッツも、その意見にうなずいた。

「確かにそういう面はある。だが、問題はわれわれ商人に対してだけ重税を課したことだ」

「なんだと?」

「あまりにも不公平だろう。当然、他の商人たちが猛抗議をしたが、まったく聞き入れられなかったらしい」

「…………」

 唖然とするしかなかった。どうして商人だけを対象にするのかがわからない。これでは、明らかに差別ではないか。

「ノイシュタットは現在の交易の核だ。これだけ大きな変化があると、今後どうなるかわからない。それで、無理をしてでも戻ることにしたんだ」

「なるほど、そうだったのか」

 しかし、とダミアンは首をかしげた。

「理由がわからないな。なぜノイシュタット侯は、我々だけを標的にするようなことをしたんだ」

「それを探るためにも、帝国に帰る必要がある。あまり悠長なことは言っていられなくなった」

「案外、〝バルテル隊商同盟〟が原因じゃないですか。あそこは、やることがえげつないですからね!」

 そこで、明らかに不機嫌な様子のイルマが口を挟んできた。

「こら、イルマ」

「だって……」

「――確かに、我々がやりすぎたのかもしれない」

 イルマが驚いたことに、モーリッツはその指摘をあっさりと認めた。その隣で、ダミアンも目をむいている。

「商いが活性化しすぎたのだろう。均衡をもたらすための交易のはずが、既存の均衡を崩してしまった」

 商売とは本来、余っている物を足りないところへ渡し、全体を調和させることが目的であるとモーリッツは考えている。

 漁村で魚が余っていればそれが足らない山村へ運び、農村で布が余っていればそれが足らない都市へと運ぶ。商人はそのそれぞれの際に、手間賃をもらうだけだ。

 しかしこれが行き過ぎると、漁村に魚がなく、農村に布がないというおかしな事態になりかねない。自分が儲けようという利己心の強い者はできるだけ魚や布を運ぼうとし、結果として買い占めが起こる。

 また複数の商人がそれを行えば過当競争の状態に陥り、結果として共倒れになる。しかもそういった場合、買い占めた物はほったらかしになることが多く、それらが足りていない地域はますます大変なことになってしまう。

 つまり、誰も幸せになれない。ノイシュタット侯は、それをこそ危険視したのかもしれなかった。

「だが、それは杞憂だ。買い占めは、自分にとってもリスクが高いことは誰でもわかっている。それにそんなことやったら、今はよくても〝次〟がないではないか。将来の落とし穴がわかっているのにあえて突き進むほど、商売人は馬鹿ではない」

「いや、馬鹿もいたようだ、ダミアン」

「なんだと?」

「今、帝都でいろいろな物の値段が暴落している。他の商人たちが物資を集めすぎたらしい」

「帝都復興の特需狙いか……」

 気持ちはわからないでもなかった。

 先の騒乱で帝都が壊滅的な打撃を受けたことで、現在はあらゆる物が不足している。

 それでも普通ならそれらを購入できるだけの余裕もないものだが、帝都に関しては各諸侯ができるだけ支援しようとしている。要するに、物を送れば送るだけ売れるということだ。

 この好機に乗ろうと考える商人は多いだろう。かく言う自分も半分はそれが理由で、わざわざ自分で買い付けをして帝国へ送ろうとしているのだった。

「――そうか、それにつられてノイシュタットの商いも激しくなりすぎたか」

「そんなところだろう」

 改めて考えてみると、増税も理由なきことではないことがわかってきた。かといって、このまま泣き寝入りするつもりもなかったが。

「私も帝国へすぐに向かおう。いろいろと調べなければならないことができた」

「そうしたほうがいい。特に君はノイシュタットに主軸を置いているのだから」

 頷くと、ダミアンは席を立った。そのすぐあとに、モーリッツもすっと立ち上がった。

「じゃあ、モーリッツはこのまますぐに()つんだな?」

「ああ、そうだ。これで失礼させてもらう」

 いつもの通りそっけなく挨拶をして、大男はきびすを返した。

 そのとき、ふとあることを思い出して、ダミアンはその背中に声をかけた。

「そういえば、娘さんは元気か。お互いしばらく会ってないな」

 モーリッツには、年頃の娘がいる。以前はよくドミニクの世話をしてもらったものだが、ここしばらくは手紙のやり取りさえ途絶えていた。

「――ああ、達者でいる。そのうち、また共和国へ行きたがるようになるだろう」

「そうか」

 答えるまでに間があったことにわずかな違和感を覚えたが、モーリッツの姿はすでに遠ざかっていた。

「あいつもよくやるよ。自宅のあるアルスフェルトが大変なことになったというのに、いつも通りに仕事をしてるのだから」

「え!? モーリッツさんって、アルスフェルトに住んでるんですか?」

「そうだよ。別宅のほうは大丈夫だったが、自宅は燃えてしまったらしい。それでも、困ったことを(おもて)に出さないのがあいつらしい」

 商売仲間から援助を申し出たのだが、彼はいっさいそれを受け入れようとはしなかった。どこまでも孤高であり、孤独な男であった。

「ともかく、われわれも出発の準備を始めよう。あまりのんびりとはしていられなくなったようだ」

「はい」

 宿屋の広間がにわかに騒がしくなりはじめた。その活気は、どこか奇妙な熱を帯びていた。

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