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やはり俺は異世界最強  作者: ゆうき
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編入試験?

更新が遅れてしまってすみません

俺達は今、デマイドにあるワグネル魔法学校に来ている。




「なあ、フューリこの学校は主にどんなことを学ぶところなんだ?」




「えっと、主には魔法の上達、武術の上達、知識の上昇を重要視されているみたいよ。まぁ戦闘系のものだね。

ちなみに、ここの学校はなかなかの名門校で数多くの有名な魔道士や武術の達人を排出しているわ。まぁ冬馬より強い人は絶対にいないけどね」




今日俺達はデマイドのワグネル魔法学校に編入試験を受けに来ている。

先に冒険者になっても良かったんだが、あまりにもこの世界のことや魔物についての知識がなかった所から、先にこの学校に通おうということになったのだ。




「おや、君達が今日 私の学校に編入試験を受けに来た子かな?」




「ん?そうだが、あんたは誰だ?」




「あぁ、すまない私はこの学校の校長をやっている、トーマス・ミュラーです。」




「俺は、冬馬だ。こっちがフューリさっきトーマス校長が言ったように俺達は今日編入試験を受けに来た。」




「やはりそうでしたか。では試験会場まで私が案内しましょう。」




そう言って、トーマス校長は俺達を試験会場へ案内する間に試験の内容を説明してくれた


試験は、魔力測定・身体能力測定、の2つだけだ。本当は筆記試験もあるみたいだが俺達が田舎から出たばかりだと言うと筆記試験をパスしてくれた。

てか、そんなに簡単にパスしてもいいのかよ!!と、内心では思っていたが俺達にとってはラッキーな事だった。




「ここが試験会場です。私はこの後用があるのであなた達の試験をみることは出来ませんが、頑張って下さいね」



そう言って、トーマスは反対側の廊下に向かって歩いていった。




「私と冬馬なら筆記試験あっても簡単に受かると思うけどね」




「あぁ、多分そうだろうな」




俺は試験会場に入った。

試験会場はなかなか広く、中央には訓練場のような広場があった。

俺達が試験官を探していると中央の広場から声をかけられた


「こっちですこっち」


俺達が中央の広場へ行くとそこには女性教師がいた。



「君達が今日編入試験を受けに来た

冬馬君とフューリさんですね?」



「「はい」」




「分かりました早速なんですが、君達にはこれから魔力を測定して貰います魔力を測るにはあそこにある水晶みたいな球体になんでもいいので思いっきり自分の魔法を当てて下さい

ちなみにあの水晶は魔力水晶といって魔法の魔力を吸収することが出来ます。吸収した魔力量によって魔力水晶の色が変わります。

1番下が白1番上が金色です。もちろんあの水晶は魔力をほぼ無限に吸い取れますので2回言いますが思いっきり魔法を放ってください。

説明は以上ですなにか質問はありますか?」





「本当に思いっきり魔法を打っていいんだな?」




「はい。本当に大丈夫です安心して下さい。あっ!忘れていましたが効果範囲が広い巨大魔法は打たないで下さいね。

それではフューリさんからどうぞ」




「わかりました。」



フューリはそう言って前に出ると、右手を上に挙げたフューリの右手にはどんどん魔力が溜まっていく。

そうとうな魔力が右手に溜まるとフューリは




「いきます。。。ライデンリュウ!!!」




フューリが右手を振り下ろすと、魔力水晶に大きな雷が落ちた。

俺の隣にいる試験官はびっくりしすぎて、腰がぬけてしまったようだ。

砂煙が晴れ、魔力水晶をみると金色に光り輝やいている。




「やったよ冬馬、金色だったわ」




フューリは凄いでしょうと言いながら俺の所へ戻って来た。





「す、す、凄すぎです。魔力水晶で金色を出せるのはこの学校じゃ校長くらいしかいませんよ……」




「へぇ、あの校長以外とやるんだな」




「フューリさんは凄いですね。こうなると冬馬さんも凄いのでしょう。でももう、フューリさんのあんな凄い魔法を見せられたらどんな凄い魔法だって驚きませんよ」




「はは、俺がやるのはあんな凄い魔法じゃないよ」



そう言って俺は前に出た。




「冬馬、本気は出しちゃダメだよー」



フューリが小さい声で言ってきた。



「分かってるよ」




小声でそう返すと、俺は人差し指を魔力水晶に向けた。「うーんと10%くらいでいっか」

俺は一瞬で自分の右手の人差し指に魔力をためるとそれをかる〜く放った

俺が放った魔法はそこそこの速さで水晶に向かっていった。




「あのぉーフューリさん。冬馬さんはフューリさんみたいにお強くないのですか?」




「なに言ってるんですか冬馬は、私よりも全然強いですよ。ほら伏せて」




「えっ?どういう…」




俺が放った魔法が水晶に、当たった瞬間普通では考えられないほどの魔力が辺り一面に散らばり周囲に爆風が走った。

少しやり過ぎたかな?と思ったがあまり気にしないでいた


砂煙が晴れ、水晶を探して見たが水晶は冬馬の魔力を吸収しきれずに破裂していた

これはやっぱりやり過ぎた……

内心でそう思ったのでまずは素直に謝った




「すみません、少しやり過ぎたみたいです」



「あっあの冬馬さんは、ほ、ほんとうに、に人間なんですか?」




「何言ってるんですか、どこをどう見ても人間ですよ。それより俺の魔力測定の試験はどうなるんですか?」



「えっ、あ、えーと凄い魔力ということは分かったのでもちろん合格なんですがこの後に作る学生証が問題です…」




「それはどういうことなんだ?」



「はい。フューリさんの学生証には魔力水晶が金色の時に貰える 魔力Sランク があるんですが冬馬さんはそれ以上だと思いますので…どうしたものかと」




「ふーんそれなら俺は別にランクを低くしてもいいぞ。なんなら合格ギリギリラインの魔力ランクにしてくれ」




「それはなぜなの冬馬」



先生がきいてくるまえにフューリが質問してきた。



「んーと前にフューリが言ってたろ、強すぎる者は王都の騎士隊に入れられるって。

俺はそれがどうしても嫌なんだよ」



俺がそう言うとフューリは、思い出したような顔をして




「試験官、それなら私も冬馬と同じランクにしてください」




「えっ?本当にいいんですか?冬馬さんとフューリさんぐらいの強さでしたら。ランクAのクラスにトップで入れるんですよ、しかもAクラスの生徒は全員、ワグネル学校で利用できるすべての物が優先され、

食事も無料になるんですよ?しかも奨学金も貰える。必要なのは入学金だけということですよ?」





「ああ、構わないそれでいいよなフューリ?」




「ええ、私も構わないわ」




「そ、そうですか。ではこれで魔力測定は終了です。次は戦闘能力の試験を行います。

それでは戦闘能力の試験官を呼んできますので少しだけ待ってて下さい。」



試験官が出て行くとフューリが




「そういえば、冬馬は素手での戦いとかは得意なの?剣術は達人以上だけど」




「素手かぁ、そこそこは出来ると思うよ」




「そこそこって言ってもどうせ強いんだよねま、次の試験も簡単に合格できそうだね」




これで魔力測定の試験は終わった

次の試験も大丈夫だとは思うが本気だけは出さないようにしよう。


絶対に………

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