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やはり俺は異世界最強  作者: ゆうき
3/6

冬馬の初バトル

今俺は、パッと見ただけでも、数千といる魔物達を前にしている。



俺は魔物たちの中に1人はしっていく、走っている途中に、自分の魔力を一気に最大まで引き上げる。


そして、今目の前にいる魔物達を殺すイメージをしながら、空間魔法から取り出した

グランソードを引き抜き、物質操作で作った巨大な岩を魔物の大群に放り込みながら、冬馬は何故この様な展開になったのか、振り返っていた。






冬馬が魔物と戦い始める、6時間ほど前…





冬馬は、洞窟で目を覚ました。

外を見ると、もう太陽が登り始めていた。


冬馬は、ふと思い出したように自分が抱えている、剣に視線を移した。


「なかなか、上手くいったな。とりあえず鑑定を使えってみるか。」



冬馬は剣を見ながら、鑑定を使ってみる。

そこには………




片手剣 グランソード

レア度 ???


スキル この片手剣は、所持者の

魔力が高いほど斬れ味が

上がる。

また、この片手剣を使っ

ている時は、無詠唱で、

魔法を使う事ができる。




「めっちゃ強そうだな。てか、無詠唱で魔法を使える。か…

まず俺は、この世界にどんな魔法があるのか知らねーからなぁ。

とりあえず、試してみるか。」



俺は地球にいた時は、異世界系の小説とかアニメが好きだったので俺がアニメで見た事ある、魔法をかたっぱしから、頭にイメージしてみた。


すると、冬馬が試した半分ほどの魔法が使える事が分かった。



「これは、凄いな。範囲や威力が高い魔法を使うと、少しだけ疲れるけどたいしたことないな。」



俺は他にも魔法の研究をしたいから、広い場所を探していた。

すると、森の西側に草原があることが分かった。

俺はさっそく、魔法を使おうとしていたら、森の中からいかにも、偉そうな鎧の騎士が現れた



「なんだ、魔物とかいるじゃん」


冬馬は、この2週間。1度も魔物を見たことがなかったので、この森には魔物がいないと思っていたのだ。


冬馬がその魔物達を見ていると、偉そうな鎧の騎士が冬馬に気がついた。

すると、



「貴様は人間か。なら話が早い俺達は今からこの国を滅ぼす、助けてほしかったら今すぐ王都に行ってこの事を伝えてこい。

私は戦争が好きでな、魔大陸の中だと上級の強さなんだよ、だから私の気が…」



「は?やだよ…めんどくさい。俺 王都?の行き方知らねーし。

てか、戦争するなら俺を倒してからやってくれない?」




冬馬は、空間魔法でグランソードを取り出し、鞘から引き抜く。



「貴様の様なクズでは、話にならないか…

お前ら、あいつを殺してしまえ。」





すると、ガーゴイルの様なやつが、俺に斬りかかってきた。が、俺は冷静にかわしてガーゴイルの首を、切り落とした。「超 弱いな。」などと思っているとガーゴイルは、光の粒になって消滅した。


すると脳裏に、レベルアップしました。

ガーゴイルの翼を入手しました。

と、文字が浮かび上がったのだ。



「うーん、レベルアップするのはやくねぇか?まぁさっきまで レベル1だったからかな」



そう言って、流れるように残りの4匹も片づけた。




「ほう。なかなかやるな

だが、私は急いでいるので早々に死んで貰おうか。」




そう言うと鎧の騎士は、次々と魔法陣のような場所から魔物を呼び出し始めた。

すると、目の前には魔物の大群が現れた




「これでこの国は、終わりだ!

貴様は、この戦争での最初の犠牲者にしてやる。」




「はっ!こんなカス達をいくら集めたって俺には、かなわねぇよ……」



冬馬の心の中………



「うわぁぁぁぁぁぁぁ〜!!!

やっべぇぇ…。これは、いくらなんでも多くね?俺、まだレベル5だぜ?

つか、あの偉そうな騎士…ガチでこの国滅ぼすのかよ。あーーー!もう!!!

いいよ!やってやるよ、本当はレベルを少しだけ上げるつもりで、挑発したのに…

悩んでても、しょうがない。俺にはチート級のスキルと魔力があるんだ!

やれる!俺はやれるぞーーー!」





そして冒頭にもどるのであった。




物質操作と身体能力強化のおかげで、戦えてはいるが、魔物達はどんどん襲いかかってくる。




「はぁはぁ…こりゃきりがねえ。」



冬馬は転移魔法を使って、魔物の集団の中から逃げ出した。



物質操作で作った岩や落ちていた、相手の武器を使って数を減らしていたが、物質操作はまだ、同時に5ヶ所しか操れないのだ。

しかも、物質操作は集中力がいる。しかし、相手の数が多いため回避に、集中力が持っていかれてしまうため。物質操作はあまり役にたたなかった。



「もうちょっと、剣術の練習もしたかったけどしょうがない…

相手の魔物もたいして、強くはなかったから1発でいけるかな?」





そう言って冬馬は、左手を地面に当てて、静かに言った



「ファイヤウェーブ」


《本当はグランソードを使っているためイメージだけで、魔法は使えるのだが名前を言ったほうがかっこいいから、冬馬は余裕があるときは、名前を言っているのだ》




もの凄い量の魔力を使い

火属性魔法を使った

すると、魔物達に向かって火で出来た、波が襲いかかっていった。

一気に片付けたかったので、冬馬は転移魔法を使って上空に上がり……




「サンダーレイン」


すると、ファイヤーウェーブの危険を察知して逃げようとしていた魔物達の上から稲妻が降り注いでいった。

逃げ出そうとすれば、稲妻に打たれ…

その場にいれば炎の波に飲まれる

この連携魔法を前に魔物達は、何も出来ずに消滅していくのであった。





「まぁ、だいたいこんな感じかな?」



数分もたたない内に、草原は焼け野原となっていた。

草原が焼け野原になっている間、冬馬の脳裏には、レベルアップと素材の入手をしらせる文字が、永遠と繰り返し表示されていた。



冬馬は焼け野原に、降り立ち生き残っている魔物がいないか、探していた。

すると、背後から声をかけられた。



「貴様……なにものだ……」



生き残っていたのは、あの偉そうな騎士だけだった。




「おー!流石!あれだけの数の魔物を従えてる事はあるな……

俺の名前は冬馬結城だ。」




「冬馬か。……冬馬、貴様は先ほど王都を知らないと言っていたな。王都も知らないとはどういう事だ?」



「ああ…それか、俺はこの世界に来たばっかりなんだ。だけどなぜか、俺だけこの森に召喚されちまったんだよ、どこがこの森の出口かも分からないから、この森に留まってたんだ。だから全くこの世界の事が分からないって訳だよ」




「そうなのか……ならば貴様は2週間前にこの世界に召喚された…ってな、な、何をしているんだ貴様は!」





「何って、その焼け焦げた鎧を取ってあんたの傷を治そうと思って」



そう言って冬馬は、騎士の鎧を取り腹の傷を治すために、邪魔だから騎士の胸当を取ろうと手を掛けた途端…


ムニュ

と、柔らかい感触が伝わってきた。

なんだ、これ?と疑問に思いながら冬馬がその柔らかい物を触ると



「あっ!んっ!!」


と喘ぎ声を上げた騎士を見て冬馬は、驚きの表情になった。




「お前…………女なのか?」




「ええ!そうよ!私は、女よ

気づかなかったの?声で」




「いや…確かに言われてみれば女っぽい声だった……てか、マジか!

いや、その前にすみませんでした!!」




「悪気が無かったんだから、許すわ。私だって全身鎧だったんだし、それより何で私を助けたの?私はあなたを殺そうとしたのよ?」




「だって、あんたこの世界の事いろいろと、知ってそうだったから」




「私からこの世界の事を聞いたら、私を殺すのね…」



「は?何言ってんだ?女だと分かったら、そんに、なむやみに殺せねぇよ」




「じゃあ、私を見逃すの?」




「ああ…そのつもりだ」




「なら、この世界の事を私が知ってるかぎり話すわ!ただし、私をあなたの奴隷にして」




「はぁ?何言ってんだよお前には、自分の帰る所があるんだろ?」




「あるわ!けど帰ったら私は、殺される。私の故郷は強さがものをいう場所なの。だから私は、12000の魔物を引き連れてこの国を支配しようとした。だけど……人間1人に全滅させられた。なんて報告したらすぐさま死刑よ!私には目的があるの、だから死ぬ訳にはいかないの。」




「うーん…目的があるのか。分かったよ。

だけど、なぜ奴隷なんだ?」




「ここは、人間が住んでいる国。そんな所にただの魔族の私がいったら、すぐ殺されちゃうわよ…けど、奴隷契約をされた者は主人に逆らうと、激痛が襲うようになるの、だからこの人間の国でも奴隷契約された者なら、他の種族でも危険がないとみなされて町に出入りすることが、許されるの……

言うまでもないと思うけど、町には奴隷を販売している店は、多数あるわだから、そこで私を買った事にしてちょうだい。」




「分かった。」



「なら、さっそく契約を始めるわよ」



「我、フューリ・シュガルノは冬馬結城を主にすると認める。」


するとフューリは、自分の指を噛み少しだけ血をだした。



「ほら、冬馬も指を少し切って。

冬馬の血と私の血をそれぞれの体内に入れなきゃいけないの」



俺は言われた通りに、自分の指を噛み少し切って傷を作った。

そしてフューリの傷に俺の血をつけるとフューリの体が光に包まれた、光が無くなると



「これで契約完了!これからよろしくお願いしますね冬馬」




「あ…あぁ、よろしくなフューリ」




なぜか、奴隷が出来てしまった冬馬だった。













ちなみにフューリは、黒のロングヘヤーで、顔はとても美人


綺麗なお姉さんみたいな感じかな?


身長は、170cmくらい

冬馬は、182cmだよ


年齢は冬馬と同い年


元上位魔族なだけあって、戦闘能力はやや高め!!



次回は、とうとう冬馬が森を抜け出します。

あと、めちゃくちゃ上がった冬馬のステータスも書きます!


今後もよろしくお願いします。


てか、ちょっとフューリを奴隷にするシーンが、適当かな?

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