表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ルシフェルガルズ  作者: 記角
2/3

クロ

 目が覚めたのは、目がチカチカするほどの真っ白い部屋だった。


「ここは...どこだろう?」


 ただただ白いだけの部屋で、あるものと言えば、真っ黒なスマホと、置き手紙。周りを見回すも、出入り口となりそうな扉は一切ない。ずっと暗いところにいたせいだろうか。眩しすぎる。


(なんだろう?)


 私は床にあった置き手紙を手に取り、読む。


『そこのスマホを起動しろ』


書いてあったのは、たったそれだけ。私は、することもなかったので、スマホを手に取り、電源をつける。すると、画面のなかにかわいらしい猫耳をつけた女の子の絵が出現した。


『やあ、君が天野皐月(あまのさつき)さん?ずいぶんとかわいらしいお嬢さんが選ばれたもんだ』


猫耳ちゃんが話しかけてくる。


「良くできたAIだな」


私は感心してそう呟いた。


『それはどうもどうも。今から君に色々と説明するから聞いてね?』


彼女はあざとくウィンクすると話始めた。


『まずはボクの名前から。ボクの名前はクロ。よろしくね。


 とか、そういう自己紹介は後々に。


 まず、これでできることを教えるよ?えーっと───』


 ようやくすると、


このスマホは、物体を収納することができる。もちろん容量は決まっている。


次に、自分のステータスを見ることができる。後、色々とスキルとかをとれる。


他にも、通信とか、クロと会話とか、クロを実体化して外に連れ出したりとか、クロのステータスとかスキル弄ったりとか、ポイント使ってアイテムを購入したりとか、売ったりとか、武器作ったり防具作ったりできるらしい。


『───そして、もうひとつ重要なのが、装備を一瞬で変更できる』


 とまあ、そんな感じらしい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ