表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
とりあえず異世界探訪  作者: sasara
9/10

魔法

翌朝、アミュさんの小さい手でポンポンポンと起こされる。


「ぷぅぷぅ〜」

(ご主人様、朝ですよ。起きて〜。)


よく寝れたおかげで、昨日の疲れは完全にとれている。

まずは上半身を起こし、お腹に乗っているアミュさんを撫でる。


「ぷぅ〜」

(ご主人様〜)


次に枕の横に蹲っているグルアさんを撫でる。


「クァ〜」

(殿〜)


朝から二匹ともご機嫌で何よりである。


さて、左肩にグルアさんを乗せ、アミュさんを右腕で抱え

食堂に下りて朝食を食べることにする。


今日はB定食(魚)にする。今日は全体的に緑色である。

健康に良い薬膳系である。見るからにアレな色だが美味い。

この調子でいづれは薔薇色系が出ることを期待する。


通常は別料金だが今回は特別ということで、グルアさんや

アミュさんが食べれそうな肉や野菜ももらい、グルアさんには

肉を、アミュさんには野菜を与える。


もちろん、ガチなムチなスキヘッドやスタッフに、二匹が

自分が飼っていることを説明済みである。


「クァクァ」

(殿、美味しいです。ありがとうございます。)

「ぷぅぷぅ」

(ご主人様、美味しいです。ありがとうございます。)


例え、精霊であっても食事が出来るなら、なるべく食べさせたい。


美味しい朝食も終わり、自分の部屋に戻ったところで

グルアさん、アミュさんに魔法について教えて貰った。


そう、風魔法について今の所、【エアーアロー】しか知らず

風魔法は出来るけど、使えない状態なのである。

これは、風魔法の使い手として、大先輩である二人に教えを請いたのである。


魔法は四大元素と言われる、(ファイア)(エアー)(アクア)(アース)

陰陽と言われる(ライト)(ダーク)の6つに分類される。

四大元素は一般的に使われる魔法で、陰陽については

使える方は極一部に限られる。

因みに(エアー)には(サンダー)が含まれて、(アクア)には(アイス)が含まれる。


さて、こちらの世界での魔法は粗方定型が決まっており

遠距離の場合は

属性+ボール

属性+アロー

属性+ランス


例えば風の場合は、エアーボール、火の場合はファイアボールである。


近距離は

属性+ダガー

属性+ブレード

属性+アックス


※因みに近距離は術者から半径3m以内である。

遠距離のメリットを考えると基本的に近距離系の魔法を使う人は少ない。


威力は上から下にかけて射程距離や威力が強力になる。

この定型から強力な魔法に派生していくとのこと。


相克の関係は

水→火 (水は火に勝つ)

ただし、水に対して圧倒的な火の場合打ち負かすことができる。

風→土 (風は土に勝つ)

ただし、風に対して圧倒的な土の場合打ち負かすことができる。


効果を倍増させる相乗は

火=風 火は風を強くする

風=水 風は水を強くする

水=土 水は土を強くする

土=火 土は火を強くする


次に【大気を支配する者】についてである。

アミュさんとグルアさんでの力関係はアミュさん (大精霊) > グルアさん (精霊)である。

ここで【大気を支配する者】を加えるとどうなるかというと

【大気を支配する者】> アミュさん (大精霊) > グルアさん (精霊)となる。

ただの人間が大精霊を超えているって、いつの間にか人間を辞めていたらしい。

先ほど説明を受けた相克・相乗に関しても、【大気を支配する者】を持つ

者は例外になり、相克はされず、どの四大元素であっても相乗になるらしい。


興味本意で、空魔法である【霊覇鳳凰天塵】をアミュさんが防ぐことが出来るか

聞いたところ、アミュさんが10匹居たとしても、防御不能であるとのこと。

お蔵入りが確定しました。


グルアさん、アミュさんの説明により、自分の立ち位置と使える魔法に

ついて理解した。これでケースバイケースで【エアーアロー】以外の

魔法も使える。


ただ言えることは、こちらでの戦闘経験が著しく乏しいので

早急に経験値を稼がないといけないこと。

そして、多少お金に余裕があるものの武器や防具を整えないと

いけないため、お金を稼がないといけないこと。


とりあえず、両方を得るため、ギルドにむかうことにした。

明けましておめでとうございます!!

本年もよろしくお願いいたします。


執筆する速度が遅くてすいません。色々と纏まらなくて。

今回は少し短めです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ