94話 新年は小春日和のように
1月1日。
エルマはおせち料理に舌鼓をうっていた。
「数の子美味しいです」
花火は酒を飲んでいる。
「このダンジョンで取ってきたスパイシーフィッシュの骨酒はなかなかにいけますね」
秋葉原ダンジョンの真迷宮ゾーンの踊る浮く魚がかなりの美味だと言うことがわかった。
美味な浮く魚は天上のごとき旨さだという。
秋葉原ダンジョンの真迷宮ゾーン71~75階層ぐらいのところだけど、かなり敵が強い。
スパイシーフィッシュやデビルフィッシュなどの強力な敵が現れる空間に俺は来た。
「アテナ油断するなよ」
「はいマスター」
もう一人ライカも連れてきているムウもだ。
ライカはヒューマンモードでふんふんとシャドーボクシングをしている。
「ムウもお魚さん食べたい~~~!」
「はいはいライカも一緒に食べたいですね」
ライカの観察眼は異常だ。それだけ食に関してはまさしく最強の働きをする。
ムウはお魚さんが美味しいと聞いて着いてきた。
スパイシーフィッシュはなかなかに出てこない。
浮いている魚と言うのもあってレアな個体だ。
無限に続くロードの中で最大の敵かも知れない。
だが突如として空間に歪みが生じる。
空間の裂け目から狂暴な魚が現れた。
「逃がすなよアテナ! ライカ! ムウ!!」
「ガッテン承知!!」
「了解!!」
「お魚さん食べる~~~!!」
だが空間の裂け目にまた飛び込んでしまう。
「異空間を移動する魔物魚なのか……なんとも厄介な」
だが俺は魚が現れた瞬間にマーキングをつけておく魔法を放った。
これで場所はいつでも脳内のマップに判明している。
そして今度は現れた瞬間にアテナが投げ縄を放った。
そして倒した。
本体がそのまま死体となりて残った。
狩りまくる。
デビルフィッシュもたまに出てくる。
悪魔的魚なので味も悪魔的だった。
なんだこれ背徳感が半端ないぞ。
無茶苦茶美味かった。
スパイシーフィッシュもうまうまだった。
だがキングアストラルフィッシュなるものも現れた、強そうだ。
魚のくせに泡の爆弾を放ってきた、普通に強かったけどキングアストラルフィッシュは倒したらドロップで魚の切り身と魚眼ネックレスなるものがドロップした。
切り身は美味かった。魚眼ネックレスは目が良くなるネックレスなるものだった。
なかなかに切れ実がある食材もとい魔物だった。
「お魚さん美味しかった~~~」
ムウも喜んでいて俺も満足だ。




