80話 アテナはすき焼きが食べたい!
アテナは日本の奥ゆかしい料理すき焼きとはどのようなものかを考えていた。
SUKIYAKIとはなんぞよ? と真面目に考えるレベル。
好きを焼く……いったいなんのことだろうと考える。
ユリに聞いてみるか。
「すき焼きですか!? それって牛肉鍋のことではないでしょうか?」
「そうなのか!! まあいいわかったからいいだろう」
アテナはすき焼きを食べたいということをマスター天重郎に打ち明けたいと思っていたが、なかなかに勇気が付かない。
それだけ肉の魔力は惑わす。
そのころ天重郎も花火と一緒にダンジョンに潜っており、ミノタウロスを狙っていた。
「ミノタウロス、ミノタウロス……肉が喰いたい極上の肉を!!」
「その域ですご主人!」
「花火も肉が喰いたいか!?」
「もちのろんです!」
肉が喰いたいからミノタウロスを探すってなあどうなんだろ。
そしてミノタウロスは見つからなかったがバイソンを見つける。
バイソンを倒したらバイソン肉を手に入れた。
ミノタウロスも何とか見つけたが倒してもドロップは角だった。
肉がドロップしない。そんな馬鹿なああああああああ。
俺は絶望した。ミノタウロス絶対に肉を落とさせてもらう。
ミノタウロスがまた現れた。
だがこのミノタウロス黒い。
手に持つ長剣がなかなかにでかいし威力のありそうな武器だ。
上から来るぞ気をつけろ。
麒麟の杖で受け止める。
久々に剣を出そうか。
ミスリルの剣で良いか。右ふりから構えて一気に振りぬく。
だが傷が浅い。ブラックミノタウロス防御力が高いようだ。
花火が拳で殴り飛ばす。何度も殴る。殴る。殴る。殴る殴る嬲るように殴る。
激しい怒りの肉が食えない俺の意思を継いだのか肉をクワセロな感覚だ。
ブラックミノタウロスが長剣を花火に揮おうとするが花火は瞬時に躱す。
「この程度のモンスター弱すぎますね」
「油断するな、いくらお前が強くても相手は亜種だ。油断するな」
「はいご主人様!!」
ブラックミノタウロスは落ちた。
そして念願の肉が手に入った。
その後普通のミノタウロスも倒して肉がまた手に入る。
さあすき焼きだ!!
みんなですき焼きを振舞った。
「うみゃいにゃぁ」
「凄くてよ」
「凄いわね~」
「これは美味い」
「旨いですね」
「うまいのれす」
「美味しい」
「旨し」
「これは美味しいのじゃ」
「旨いなぁ~流石天重郎」
エリーも喜んでくれた。
「私たちまでごちそうに? 美味いです」
マリさんも呼んだ。
「うみゃいのだーーーー!!」
マシロも喜んでくれた。
すき焼きは最高のご馳走でした、美味しかった。
アテナも一番食べたかったアテナは大変美味しそうにしていた。
「旨いです!」




