78話 華麗なるカレーなダンジョン部屋
今俺たちはミヒルとアテナとニャルルとエルマだけで最大の敵に出会っている。
「よくやるな……だがこの程度」
「人参男爵そのくらいにしとけ」
「じゃが芋侯爵そうだな」
相手は人参男爵にじゃが芋侯爵に玉ねぎ伯爵に牛鬼にカレーブロックマン。
「ようやるな」
「ふふふっふっふ楽しませてくれよ」
なんだこいつらカレーかよ! よくわからないけど強いし。
「聞いたことあるにゃぁカレーなるモンスター群生にゃあ!」
「知っているのかニャルル」
「そうにゃ実は……」
ニャルルによるとカレー系のモンスターがとんでもなく強いとかなんとか。
どうする? このままだと全滅だ。
「にゃにゃにゃ倒せば極上のカレー具材が手に入る伝説なのにゃぁ」
「やるか小娘」
「にゃにゃにゃぁ!!! 忍法クナイ残!!」
「ぐほっやるな……」
「人参男爵!! よくも人参を!!」
「ここは私がやろう」
アテナが立ちふさがる。
じゃが芋侯爵の相手はどうやらアテナがやるようだ。
芋侯爵は芋を投げ飛ばしてきた。
固い岩のような芋だ。当たったらひとたまりもない。
アテナは全部躱してじゃが芋を斬る。
「ぐわああああああああああああああああ!!」
じゃが芋侯爵やられた。
玉ねぎ伯爵が千切りフローミングを飛ばしてきた。
ミヒルが蹴り飛ばした。
玉ねぎ伯爵も倒れた。
カレーブロックマンと牛鬼が合体した。
カレーミノタウロスが誕生した。
カレーの力で斧が振るわれる。
「カレー食べたいのれす!!」
アーチャーたりうるのか何度も矢が当たる。
マジックのアローが当たりまくる。
カレーの効果が高すぎる。
「ぐもおおおおおおおおおおおおお!!!」
まさかのカレーミノタウロスがエルマに倒された。
そしてカレー一式具材セット(神)が出た。
黄金じゃが芋、赤裸々人参、はりはり玉ねぎ、カレーミノタウロスキングの肉(3キロ)、スーパーウルトラカレールゥ。
どんだけ豪華なカレーセットなんだ!?
これは帰りの夢幻の鍵空間で作るのが楽しみだ。
◇
黄金じゃが芋は黄金色に輝いている。全部で10個あるのでかなりの量だ。
とても旨そうなじゃが芋だ。はりがある。てりがある。夢がある。
赤裸々人参はとてもデカいが大味じゃなさそう。
はりはり玉ねぎははりがめっちゃある。
カレーミノタウロスキングの肉を炙ったら肉汁が溢れ出る。
スーパーウルトラカレールゥが凄まじい芳香だ。
危なげなダンジョン産カレーセットで作ったカレーはなかなかに旨かった。
「うまいのれす」
「美味しい」
「美味しいにゃぁ」
「旨い」
「旨し」
「旨いですね」
皆も楽しめているのが良かった。




