74話 カレリナは夢現に金沢に行きたい
カレリナはたまには出番がないことを嘆いていた。
「私の出番がない」
「そうだな作者も存在を忘れていた」
「酷い、お詫びに金沢に旅行に行きたい」
「寿司喰いたいの?」
「寿司喰いたい、金沢城に行きたい、金沢博物館に行きたい」
そういうことでカレリナとニャルルと一緒にミヒルも連れていくことに、みんなで行くことにできる。従魔召喚で現地から呼び出せるか。
金沢にもダンジョンがあった。
入ることに。エリーも着いてきた。
「吸血鬼たる私を置いていくなど!! 許すわけないだろ!!」
「おまえうちの仲間だったけ?」
「仲間だろ」ドンと擬音が付くように言い放つ。
エリーが血を欲する。俺が腕を差し出す。何とも言えない気分だ。
カレリナがなんかくーんとした感じで肉を欲しそうにしている。
そこら辺の唐揚げ屋で手羽先とチューリップ肉を買ってやる。
「うまいのだうまいのだがぶがぶ」
エリーも喰いたそうにしている。
「お前血以外も食えるのか?」
「もちろん!」
そしてダンジョンに潜る。
金沢ダンジョンはそこそこだった。
でもアテナとかの聖剣で余裕やった。
聖剣の力は凄まじい。
カレリナは獲物を使わない。
魔法を少し使えるが、本当に手の爪による攻撃とかキックが強い。
マジッククロウとかが強力だ。
ダンジョンで最大限の力を発揮する。
夢現にカレリナは美味しいものを食べたいからダンジョンで力を発揮する。
金沢ダンジョンでは噂になっていた。
「金髪の獣耳お嬢様が大暴れだってよ」
「誰かの従魔らしいな」
俺のことです。
「噂になってるなってる」
「なってるにゃぁ」
ニャルルも悪乗りする件について。ミヒルの野郎はショタ化してくるしなんとまやら。
ダンジョンは常に暗い。
なんというか最低な環境でも動けるようにならないと。
ショタ化しているからなのか、お姉さんに話しかけられる。
「僕~~一人でこんなところに?」
「従魔がいるじゃない~凄いわね」
「はい!」
そしてお姉さんと少しだけ一緒にダンジョン攻略してしまった。
一緒にクリアしてまた会おうということでレイン交換してしまった。
なんだろう。この姿のほうが得しているような……
まあいいやカレリナのためにダンジョンを攻略した。
カレリナはお肉を喜んでいた。
「おまえ初回だと紅茶を優雅に飲んでいるキャラじゃなかった?」
「今はお肉の気分ですの!」
「そこは優雅なのかよ」
「ですの!!」
お肉を丸かじりしているカレリナ。
なんかほっこりする場面だった。




