69話 機械蜘蛛娘王をいじめて弄ぶ
俺は太ってる。ミヒルは機嫌を直してくれた。
ニャルルは少しだけいつも通りだ。
秋葉原ダンジョンで異常自体が起きた。
「穴が空いてるぞ?」
「なんだこれ?」
突如として穴が見えている。何の穴が空いているのかよくわからないようだ。だが、謎の機械化した蜘蛛のような物が現れた。
「ニャルル特訓のせいかだとは言えないな……」
「怖いにゃあ、蜘蛛怖いです。殿様~!」
何故か俺のことを殿様と呼ぶニャルルはなんか新鮮だった。
ニャルルとの特訓は過酷でもなかった。ニャルルは普通に猫忍者の才能が有った。しかも猫忍者はクナイとか使う。刀も使う。モンスターを倒す才能はあったらしい。
アテナが俺に問う。
「我がマスターよ。ニャルル殿の特訓上手くいっているようだな? 天重郎は頑張ってるからな」
蜘蛛は俺が始末している。
なかなかに強い。けど、頑張る。機械化した蜘蛛が色々出たけどなんとか全部退治した。
けど、親玉の蜘蛛がいるかもしれないから探すと見つけた。
蜘蛛の機械娘王だな。
「汝らは何故に私を倒そうとするのか」
「仲間にならない?」
「何じゃと? 私が人間の仲間にならんぞ、ならんぞ! 嫌じゃ嫌じゃ!!」
「よく見ると幼女みたいだな、気に入った」
強制的に隷属化の首輪をつけてみる。
「酷いのじゃあ! なにするのじゃあ!」
ゆっくり調教すれば良いかこの蜘蛛ちゃんは。
次の日、蜘蛛ちゃんにはリマと名付けた。
リマは機械蜘蛛族というまんまな種族だった。
機械の体は魔鉄から出来ているとか。リマが少しだけ暴れたのでお尻ペンペンした。リマちゃんは機械蜘蛛の娘王だからなかなかに戦力として重要。
リマちゃんは幼女だから泣き虫だ。
「嫌じゃあ嫌じゃあ!! ゴブリンなど気持ち悪いから戦いたくないのじゃあ!」
そんなリマちゃんに俺はぞっこんだ。
リマと共に歩めるかわからんが、機械蜘蛛族としては優秀なので助かる。
リマは日常でも普通に可愛い。見た目は蜘蛛だがメカニックだからグロくない。
「なんじゃーい! このりんごとかいう果物食べずらいから剥いて欲しいのだ!」
「あいよ、剥いてやる。そのかわり……」
「嫌じゃあ! 嫌じゃあ! 体中触らせろは変態のやることじゃあ! 天重郎は変態なのか!?」
「かもな」
俺が変態なのは置いといて、リマを育てたい。
そんな感じで、エルアも酒を飲んで飲んだくれてる。
「うーいっひっく! 酒をもってくりゃひゃい! ひっく!」
「エルア……酒じゃなくてレモンソーダだぞそれ」
「なんじゃこのダメ人間は」
「誰なのれす」
「新入りのリマちゃん機械蜘蛛族だ」
「メカニックですね!」
なんかエルアは気に入ったらしい。
とまあそんな感じで俺もレモンソーダを飲んだくれる。
リマもダンジョンでは強いけど、なかなかに普通に頑張る。
夢幻ダンジョンで成果があったのでニャルルの店で売る。
「にゃあにゃあにゃあ天重郎ありがとうにゃあ」
撫でて欲しいのかニャルルがいい子いい子している。
撫でてやるとうにゃあと鳴く。
ニャルルも商人としても優秀だが、猫忍者モードも頑張らないとな。
リマちゃんで弄る。
「足を引き裂くな~! 痛いけど再生するのじゃあ~!」
「流石にやりすぎか……ごめんヒール」
「うううううう。酷いのじゃあドエスなのじゃあ天重郎は」
俺は流石に謝るが調子にのって、手をくにゃくにゃして敏感なところを弄るとふはーって顔でいってしまうリマちゃん。
「気持ち良いのじゃあ……」
なんか恍惚の表情だけど機械蜘蛛族の核を弄ってるだけたからな。
弄ると気持ち良くなるから。
そうして、なんたかんだで日々は過ぎていくのであった。




