60話 止め処ない日常
今日も渋谷ダンジョンで、マシロとダンジョン攻略を行った。
俺はいつも通りダンジョン攻略していた。
それでも ダンジョン攻略うまくいかない時もある。
魔法の運用にはなかなか手がかかる。
むちゃくちゃの魔法理論を構築するわけにもいかず、それだけではなく攻撃魔法は自身の攻撃能力を高める上で、安定的攻略を望むなら、汎用性も上げなければいけない。
魔法の攻撃力を上げるには基本的には敵を直接叩くイメージを持つ必要がある。
魔力にも種類があるが、あくまでもイメージであるがゆえ、何者にも負けないイメージ力があればいいのだが。
まあ何が言いたいかといえば、結局のところ魔法はイメージが必要だということだ。
マシロは一緒にダンジョン攻略を楽しんでいたようだ。
次の日、エルアがまた飲んだくれている。
「エルアはどうしたんだ」
「もう酔っ払っちゃったので飲んだくれてますよ」
「お前なぁ昼間っからレモンソーダを飲むやつがいるかこんなに」
「そんなことないです私はそんなことより飲むことが大事なのです」
「厳密に言うと昼から飲むのは女の子というよりおっさんだぞ」
「いいじゃないですか減るもんじゃないです」
「それで お前は何がしたいんだ」
俺はエルアがこんなことをするとは思わなかった。昼間から飲んだくれるような問題児に育つとは思わなかった。
渋谷ダンジョンでモールコーリネスを倒そうとしていたが、エルアは魔法の矢を放とうとしていたが、外れた。モールコーリネスは泥のような魔物だ。
だがエルアは必要に魔法の矢を乱射した。攻撃の手を緩めないのはいいことだが、現実的な問題として当たらなければ意味がない。
エルアは器用だ。だが集中力が持たない時に魔法の矢を狙い撃つのは至難の技だ。エルアは魔法攻撃力が低い。通常の腕力も低い。だが潜在魔力は高い。
エルアは潜在魔力は高いだから鍛えれば強いはずだ。攻撃力はないから魔法使いタイプなのではあるのだが、使える魔法は魔法の矢しかない。なぜか彼女は魔法の矢しか使えない、なぜなのだろうか? よくわからない。
防御魔法は自身の体の周りを魔力の膜で守るという方法しか取れない。そういう意味では落ちこぼれなのかもしれない。ただものすごい努力家ではあるのだがそれと同時にお菓子とか炭酸飲料系のジュースを大量に消費するという問題点がある。それだけ大量消費をする彼女はまあ別に問題はないのだが俺の懐が少し寂しくなる。と言っても今でも1日の稼ぎは10 万ぐらいある。大量に稼げなくなってきたが、それでも前の稼ぎに比べたらすごい稼ぎだ。まあお金稼ぎはあんまり興味ない。
それよりも今はガチャでゲットしたヒロイン達の育成だ。不知火は結構頑張っている。不知火は問題ではない。性格もおしとやかで妖美だし、さすがは妖狐だけある。攻撃方法は多彩で狐火と言う大量の火の玉を敵にぶつけるという攻撃手段はかなり強力だし、青い火の玉と言う青妖炎魔弾は最強と言えるぐらいに攻撃力は高い。
エルアは今日もジュースで酔っぱらってる。
なんか平和だな、そんな感想だ。
ライカがかまって欲しいようだ。
「ガオーン! ご主人遊んで遊んで! 今日は一日遊ぼう!」
ライカはデッカい虎だから怖いけど人懐っこい。そんなわけで、ボール遊びにかけっこに、一緒におやつを食べたりしていたらエルアがなんかしょぼくれていた。
「天重郎さんは私には可愛がってくれないれしゅ……」
「こっちこいよ、いいこいいこしてやるから」
「ロリコンの変態ですね……」
「そういうことをいう奴はこうだ!」
「やめてくだひゃい! はひひっくすぐったいっれふ」
なんかエルアが少しだけ可愛くなった。でもこいついつまでろれつが回っているんだろ。まさかお菓子でも酔っているのか!?
これはウイスキーボンボン!? 本当に酒を飲んでいたようだった。だから顔が赤かったのか。誰が買ってきたんだこんなお菓子大量に。注意しとかないと。
何ともいえない日常ですね。




