47話 喫茶店のマスター吉秀さんは謎の剣豪
PCの調子が悪くてと忙しくてが重なり遅れました。ではどうぞ。
渋谷ダンジョンの現在2階層だ。
喫茶店【うさぎと猫のカフェ】のマスター吉秀さんとそこで働く大学生のアルバイトの博美さん19歳が今回の同行者だ。
吉秀さんは物静かだけど過去に何かあった系の人かもしれない。博美さんは普通の大学生だな見た目は。
そんな二人のサポートが今回の俺の任務だ。良い経験になるかもしれない。
カレリナとミリアを連れているが二人は普通にやる気のようだ。
エリーもなんか付いて来ちゃった吸血鬼なのがばれたら大問題だ。
「ふははははははっ天重郎が従者をつけるとはこれは明日氷が降るぞ」
「失礼な」
「それよりそこのご老人かなりやるみたいだぞ……」
エリーが少しだけ小声で呟く。
吉秀さんは不思議に落ち着いている。
そしてモンスターが出現した。ゴブリンだ。通常の奴だ。武器も持たない一番弱いタイプのゴブリンだ。
吉秀さんの獲物は刀だ。
刀を持つ手は不思議と震えてない。落ち着いた物腰でゆっくりと近づいて刀を一振り。吉秀さんは刀でゴブリンを一刀両断した。
「ふーなんとか勝てましたぞ」
「吉秀さん凄いです」
「凄いですね実戦経験無いんですよね?」
「いやまーそうですねイメージだと毎回苦戦するんですけどね……」
吉秀さんは軽々と言っているが実戦経験が無い人が一番弱いゴブリンとはいえ苦戦せずに一撃で倒せるのは色々とおかしい。普通に考えて無茶苦茶な強さかもしれない。でもそこまで不思議ではないのかもしれない。
なお博美さんは魔法職だ。と言っても僧侶で回復魔法と補助魔法と風と水魔法ぐらいしか使えない職業だがかなり使える。杖で殴ることもできる殴り魔法職ともいえる。
そんな博美さんがゴブリンに対して杖を魔法力で強化して殴っている。
「や~~と~~~おら~~~~ほん~~~!! やりました~~~ゴブリン初撃破ですね~」
なんか可愛らしい掛け声でゴブリンを倒した博美さんがいる。まあ最弱と言われるぐらいだからなゴブリンはといってもそれは単体の話。
集団戦だとゴブリンは厄介なモンスターの代表格になる。
しかも色々な亜種のゴブリンが出てきてからが本番だ。
まあ2階層だとそんなことは無いが。
ゴブリンは集団戦だと強敵になりえるから怖いのだ。
だからこそこちらも集団での戦闘に慣れておくことになる。
2階層をしばしば歩いてゆっくりと進んでいく。
喫茶店のマスターの吉秀さんはこっちからゴブリンの気配がすると言っている。
「もしかして気配察知のスキルですか?」
「いや……そのようなスキルは持ってないですね私は……」
つまるところ本当にただの感と言うやつなのだろうか? 吉秀さんの実力がとんでもないものであるのはやはり見て取れる。
そして通路の斜め先にある所から不意打ちを仕掛けてきたゴブリンアサシンを刀で切り崩した。その後足を斬り落として止めだ。素早い、離れ業だ。この人本当に強くなりそうだ。
博美さんは魔法を覚えたそうだ。全体の素早さをほんの少し上昇させるというものだ。
さらに特性も取得した。
特性とはこれがあると○○に強くなるとかどこかのステータスが下がりづらいとか毒に強くなるとかのものだ。
スキルと違いMPを消費しないので持っているだけで便利なものだ。ただ取るのが難しく運が良くないと取れないものだ。
後天的に取るのはかなり難しいのでお勧めしない初心者にには。
モンスターから奪い取るという方法もあるがそれは強奪とかいうスキルが無いと無理だとか。
なお俺は持ってない。強奪は物を奪ったりスキルを奪い取ることが出来るスキルで特性も奪える。ある意味チートスキルだ。なお幻のスキルと言われている。
というか妄想だなあるとうれしい的な感じだ。
掲示板の職業に関する考察はかなりのものがされている。
剣を使う職業は大抵のものがなれるのに対して槍を使う職業とかはあまりなり手がいないとか。魔法系統の職業になりたいのでひたすら瞑想して魔力回路を開発する人もいる中レアな職業とかも選択に出てくるとか。
その中で一際レアな職業が三つあるとか。
食料士と電賊と夢想士だ。
食料士は食料を作り出せる職業で戦闘にも食料を使う。
電賊は通称ハッカーでハッキング技術を持たないけど電子機器にアクセスすることができるスキルで。
夢想士は詳細不明だ職業ツリーに名前だけあったらしい。
職業ツリーは解放される可能性のある職業が羅列されているボードのようなものだ。
ただどうやってその職業に転職できるかは不明なところが多い。
みな手探りでやっているのが現状だ。
そんな感じでダンジョン探索をしまくって4階層で今日の探索を終えた。
終始吉秀さんの無双だった。この人強すぎるよ色々と。
色々と忙しくて書けない日々が続くので……すいません。年末は休みなのでぼちぼち書けます。と言っても毎日は無理かもしれないので気長に待ってて欲しいです。




