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46話 ミリアはどこかで物を拾ってくる

 ミリアは猫のように徘徊する。


 最近モンスターカードの亜人や獣人を買い物とかに使う人が増えたのか猫耳付いてても不思議がられなくなった。


 だがここでミリアの戦いの記録を見てみよう。少しだけだが面白いものが見えるかもしれない。


 ミリア初バトル。野生の猫とひと悶着。


「なんなのだ~~!! 貴様私を愚弄するのかーーー!?」


「にゃにゃにゃにゃーーーー!!(おまえどこの島の猫だにゃぁ?)」


「お前こそどこの猫よーーー!! 生意気よムキーーー!!」


 その後キャットバトルをしてわからせてその辺の猫の島のボスになったミリアは。


 いくら猫みたいだからって猫のボスにならんでも……


 なおミリアは渋谷ダンジョンに連れて行ったが猫パンチで戦う。


 手を巨大化させて猫猫@パンチである。


 普通に物理攻撃ではなく魔法攻撃扱いになる。最強ではないが猫パンチは普通に強い。しかも追加攻撃で猫の軍団を召喚して敵を襲撃する。猫のボスになったのはこれが原因か。


 ほかにも戦闘用のスキルとして【ムササビブレード】というよくわからんスキルを使う。

 ブレードなんだがムササビみたいな形で放つ飛び道具のような攻撃だ。


 ただMPの消費が無く戦闘中に5回まで使えるという優れものだ。


 レベルが上がればもっと使えるようになるかもしれないので今後に期待だ。


 ミリアは一人で放浪の旅という名の猫の徘徊をする。でも一人で怪しげな店に入ってしまう。


 路地裏の怪しげな喫茶店に入ってしまう。

 そこは一人のマスターがやっている店だった。


「お代は要りません。ですが何か物品を一つ渡してくれると嬉しいです」


「これとか……」


「やかんですか……いいでしょう。チョコレートケーキとキリマンジャロブレンドのコーヒーをプレゼントしましょう」


 ミリアはチョコレートケーキをむしゃむしゃと食べて苦いコーヒーをなんとか飲み切ったらしい。


 マスターは普段は喫茶店をやっているのだが放浪の時は営業時間外だったらしい。


 喫茶店の名前は「うさぎと猫のカフェ」という名前だった。


 バイトの中学生が来る時があるとは天重郎も知らなかった。


 だがのちに来ることになるだろう。




 閑話休題。

 秋の夜長に一つのくつろぎの時間。


 妄想をするのに充実する時間のために一休みするのにも最高の場所として天重郎はとあるカフェに来ていた。


 うさぎと猫のカフェだ。


 つい先日良い店があるとミリアに教えられて来てみたら良い感じのコーヒーが格安で飲めるという最高の店だった。


 穏やかな森のような穏室てきな隠れ家的な場所にあるように感じる。


 猫が室内に沢山いるカフェだ。うさぎもいる。心がぴょんぴょんしそうになるカフェだ。

 

 しかもバイトの女の子が中学生の女の子で可愛い。もう一人は大学生の女の子だ清楚でスマートな女性だ。二人のバイトで店を廻しているようだ。


 そんな憩いの場なのだが常連となってしまった。長居するのも悪いので色々と頼んでしまう。


 マスターは初老の男性だ。年齢は60代くらいに見える。


 うさぎと猫が沢山放し飼いになっている。こういう店でいいんだよという店だ。


「マスターこれからどうします?」


「博美君は今度ダンジョンというやつに行くんだろ? だからバイトを減らして貰ってもいいんだよ」


「いいんですか? ダンジョンはあくまでもマスターのためにですよ……カフェの収入のためでしょ?」


「お金のことはいいんだよ博美君……そうだな……そちらの旦那」


 えっ俺のことか……俺はコーヒーを飲みつつチーズケーキを食べていた。


 話しかけられるとは思われなかった。だが答えないと常連としてなんか気まずい。


「なんでしょうか?」


「あなたは探索士でしょ? 空気で雰囲気でわかる……目を見ればわかるが本当に穏やかな眼をしている。だから頼めるんだ博美君にダンジョンでのモンスターとの戦い方を教えて欲しいんだ」


「俺がですか!? でも俺この店の常連ってだけで一応探索士ですけどおっさんだし」


「そんなことは問題ない私が見ると信用できるし……ミリア君の飼い主でもあるんだろ?」


「どうしてミリアの飼い主だと!?」


「ミリア君が話してくれたんだよ最高のご主人様だと言ってたよ」


 そんなこともありミリアと一緒に博美さんと一緒に渋谷ダンジョンに行くことに……えっ喫茶店のマスターも探索士の免許あるから一緒に来るって?


 どんな戦い方ができるんだろと思った。

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