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33話 3つダンジョンクリアしたら塔に来た? あれぇ……?

 中華ダンジョンの10階層のボスに挑戦している。


 デスデビルパンダとスパイシーキョンシーだ。


 動きがあまりにも違い過ぎる。


 最強の敵とまで言わないがアテナが苦戦している。


 だがカレリナの自動攻撃が刺さる。


 アテナのも苦戦していたがすぐに優勢に回った。


 デスデビルパンダは悪魔爪を奮い衝撃波を繰り出してくる。


 俺は魔法障壁でそれを防いだ。


 マーブルは金属バットを大きなハンマーに変化させた。


 巨大なハンマーでスパイシーキョンシーを叩き潰した。


 スパイシーキョンシーからミラクルスパイスがドロップした。


 これはステータスが上昇する料理が作れるというやつか?


 デスデビルパンダを倒したらデスデビルパンダの鎧というものがドロップした。


 マーブルちゃんが欲しそうにしてたから上げた。

 だがここで異常事態が発生した。


【3つのダンジョンの踏破を確認。夢幻の塔を解放】


 どこに出来たんだろ? だが夢幻の塔は意外なところにあった。


 そうである神空間である。


 無限の神空間にポツンと塔が立っていた。


 あまりにも天まで伸びるその塔は俺たちを雄大に見下ろしているように見えた。


 塔のことは良い……それよりさらになんか危機が迫っている気がした。


 だがそれは気のせいだったようだ。


 なんか強力な気配が通り抜けたような気がしたがなんだったんだろ?


 と思い俺は外に出た瞬間自宅に戻っているが、なんか外で音がする。


 出ると銀髪ロリがそこにいた。


「あんたのダンジョンに案内しろ」


「はい? 誰だ君は?」


「エリステル・ロードマスターだ! この周辺から強力なダンジョンの気配がするぞ……嘘はいけないからな……?」


 なんかこの銀髪ロリの眼が怖いあまりにも怖い……虎に睨まれたカエルのように俺は縮こまってしまう。


「エリーと呼べ人間! 名前は何と言う?」


「摩廻天重郎だよ……お嬢ちゃんはどこから来たの?」


「ロシアから来たんだよ……飛んできてね」


 飛行機で来たのか……でもそれならそれで言ってくれたらいいのに。


 ダンジョンに入りたい……俺の神空間のダンジョンを嗅ぎつけたのか? すごくねこの少女……どうなんだろう……でもな……誤魔化すのもめんどくさいし……


 というわけで神空間に案内してしまった。


 だがいきなりこの銀髪ロリが神空間に入った瞬間にふらふらと俺の肩に吸い付いて来た。


「ちょっとエリーちゃん!?」


「はむはむお前の血は美味いな……はむはむちゅーちゅーちゅーちゅー」


 いきなり血を吸ってきたこの少女は……いくらなんでも可笑しいことに流石に気づいた俺はお前は何者だ!? と聞いたすると少女は答えた。


「私は吸血鬼だよ少年? 私よりだいぶ年下のくせに粋がるなよ少年」


 38歳の俺を少年呼ばわりするこの少女の実年齢を俺は想像したくない。


 銀髪ロリのくせに生意気だ……と俺は少しだけイタズラしてやろうとくすぐり攻撃をした。


「何をするのだ!? 貴様離せ……離すのだ!!」


 こちょこちょこちょこちょ……と何故か抵抗する気が無い吸血鬼少女吸血鬼なのに力は人間の少女並みなのか?


「この空間だと少しばかりお前に有利な状態になるようだな……くっそ力が抜ける……」


 なるほどそういうことか……でも俺は優しいのでエリーちゃんを離してやる。


「なんだ人間……離すのか面白かったのに……つまらんやつだ」


「可愛いな……」


「私の容姿についてか? 確かにお主の好みのロシア風美少女だが……私はそもそもこの世界の出身じゃないぞ」


「そうなんだ!? 異世界から来たという奴……?」


「まあなんだ元々は普通の少女だったのだが真祖の吸血鬼になる儀式を受けて吸血鬼という職業をしている」


 ……吸血鬼って職業だったのかよ? まさかの種族じゃなかった件。


 そんなこともありエリーちゃんはこの空間のユニットを倒す訓練をして夢幻の塔に挑戦することになった。


「天重郎!! 行くぞ!! あの夢幻の塔を攻略するのだ!」


 皆も呼んで一緒に行くことになった。


 さてエリーちゃんという銀髪ロリ吸血鬼を仲間にして俺たちはどこまでいけるかな?

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