27話 魔理さんの様子が可笑しい
魔理さんの様子が可笑しい。
地味めだけど内心恥ずかしがり屋で自身のステータスとか名前までも偽装したけどうっかりバレちゃって取り乱す様子が可愛い。
マリさんはもじもじとして俺の袖をひっぱる。
マリさんは胸を押さえて顔が赤い。
どうしたんだろ? と彼女に聞いてみた。
「マリさんしんどいなら俺に言ってくださいなんでもはしませんが出来る限りのことはしますから」
「じゃじゃあ……キスさせて……ダメなのもう……」
…………何を言っているんだこの人は?
だが夏美さんが冷静な顔でジト目で俺のことを睨みつける。
そして空気を読んだのか離れていく。
この草原のだだっ広い空間でモンスターにまだ出会わず幸運なことで……
俺はまさかマリさんに取り返しのつかないことを……
「速く! 女の子の口から何度も言わす気!!」
「いえでも……殆ど初対面の女子の唇を奪えってどういうこと?」
「ダメなら……私が奪う」
「させんぞ」
アテナが止めに入る。
「ちょっと眼鏡女!? なんで私の下僕の唇を奪うのかな……どういうことかなかな?」
ミヒルが無茶苦茶ご立腹なんかもう無意味なシュラバー空間になりそうなので俺は沈静化の香りを発生させる魔法を放った。
「私が発情しているのは……失礼しました。でも唇を防いでもらわないと発情が収まらないので……はぁはぁ……」
「私から説明しましょうマリ様はたまに発情してエロいことしか考えられなくなります。すると創作意欲が湧いて小説を書きだします色々とえっちぃですが」
だからなんだよと思ったがそれならいいのでは? と思ってしまった。
「ですが発情が止まらないと……最終的に意識を失います」
はっ? どういうことなんだって……?
「そして起きたら腹が空いているのかご飯を物凄く食べます、そして……後副作用的なやつですが近くにある家電が壊れます何故か」
えええなにそれ怖い。
「どうやら物凄くストレスを感じると電磁波のような何かを発するようで……まあたまにペンが飛んだりしますし」
ESPってやつなのか? 超能力みたいな? でもそれならそれと言って欲しい。
ただなんかおかしい……な俺のせいかもと思いつつでも最近仲間の従魔にならモテる。
でも可笑しい。高校の時一度も告白されたことも無いし告白したことも無いぼっちだったのに。
いやこれは病気のような何かだろうマリさんの。
しかしキスを求めてくるのはなんか違うような……色々と順序を吹っ飛ばしているようなそんな気がする。
でも今回はかなりヤバそうな予感がする。
マリさんがついに倒れてしまった。夏美さんが看護する。
どうやら夏美さんは看護能力も持っているようだ。
だがこれは治せないと言われる。
「自分の好みの男性のエクスタシーなロマンチックな口づけをしないと解けない呪いを自分自身にかけてしまったようです」
「なんだってどんな呪いなんだ?」
「ずっと苦しくなって……熱が出て体の至る所を掻きたくなります。さらにもじもじしてその意中の相手のことしか考えられなくなります」
「それって死に直結するほどヤバいことですか?」
「マジのマジでヤバいです!! さあ今すぐキスを」
というわけで俺はマリさんにキスをすることに……だがキスしようとした瞬間にもうめんどくさいとアテナさんが変わると言いマリさんに代わりにキスしてしまった。
「なんということを……あれっ? でも呪いが解けている? 何故に……」
なんか夏美さんが残念がっている。
そしてダンジョン攻略を再開した。
その後58階層まで攻略して転移腕輪で戻った。
ちなみにマリさんも空想魔術で転移の魔法が使えるらしい。
なかなかにマリさんは有用のようだ。
ただ発情する病気とはいかこれに。
女性でも何故か呪いを解くことができるとか。
ちなみに自身に呪いがかかるのは呪術師の宿命だとか。
ただし発情する呪いってどうなんだろうね……というか呪いが原因なのか体質が原因なのか誤魔化されたような……
そんなわけで俺はユニットを倒しつつさらに自身もそろそろダンジョン攻略をしようかなと思いつつ。
渋谷ダンジョンの発生から10日が経っていたある日一本の手紙が届く。
「なんだこれ……拝啓摩廻天重郎様……至急我が屋敷に来られたり 道明寺金剛……?」
なんか屋敷の住所と名前が添えられて俺がダンジョンに入る瞬間の写真が添えられていた。
これは脅迫という奴か? 正体を言われたくなければ的なやつだな……いいだろう乗ってやろうじゃないか。
俺は道明寺金剛とかいうやつの屋敷に行ってみることにした。
色々と主人公に都合が良い展開。巻き込まれる天重郎の運命は如何に? ブックマーク登録と評価をお願いします。




