15話 ガチャを廻すために貯金をつぎ込んだ
無限の神空間で俺はガチャを廻そうと考えている。
さっさと廻せというだろうとつっこみが入ると思う。
お金をつぎ込んでガチャを廻したい。
3000円で120ポイントだ。
俺は10万円を下ろしておいた。とりあえず3万ほどガチャポイントに変えてみた。
1200ポイントなので12回廻せる。とりあえず残りもポイントに変える。
3920ポイントになった。
「だいじょううかにゃ~? そんなにポイントに変えて……」
「なぜわかったしニャルル」
「お金の使い過ぎはダメですよ」
アテナまで俺の金の使い道に口をはさむ。
どうやらこの空間では隠しごとが出来ない仕様らしい。今初めて気づいた。
通称思ったことが相手に伝わる空間としてもいいのかな。
でもここで引けないのは男だ。
ガチャ運はそこそこあるほう。超運ブレスレットを装備している。
俺は39連ガチャを廻した。
空中でカプセルが星のように弾ける。
だが……
【ティッシュ】
【ティッシュ】
【のり弁】
【砂糖1キロ】
【キャビア100グラム】……
【オリジンギャラムの鎧】
【エビ〇ス錠】
まさかの鎧だけって……爆死した珍しく………………くっそ!!
俺は神空間でお布団を持ってきていたのでふて寝した。
約3時間ほどふて寝したら時計を見るともう夜なのでニャルルが晩御飯を作ってくれた。
アテナと孫悟空も飯の時は休戦調停を結んで一緒にご飯だ。
みんなでご飯は楽しいなと思いつつ美味しいハンバーグにカレーに串焼きを食べてみんなで寝ることに。
いつの間にか寝室という空間ユニットを配置できるようになったのでみんなで寝た。
そしてばかり朝になるとガチャポイントは1200ポイント貯まっていた。
俺は迷わず12連廻して殆どが生活用品であることに落胆の声を出すがまあ良しとしよう。
スライムとかレッドスライムとかフリーズスライムとかを配置して倒しまくる。
俺のレベルは徐々に上がるがレッドスライムとかフリーズスライムとかの経験値はあまり高くない。
それでも毎日6時間くらい倒しているとレベルが6~7ほど上がる。
途中で休憩をはさんでいるがまあ今のところレベルは25まで上がった。
モンスターユニットを倒しているとガチャポイントも微増して今のところ2000ほど溜まった。
また20連するが今度もあんまし良いものは出ない。
そして次の日アテネを相手に基礎訓練をするが魔法の射出が上手くいかない。
炎魔法を使えるようになったが、威力調整が難しく創星の杖は魔力がバカ高くなる代わりに威力が高すぎて狙いが定まらない。
だがようやくアテナに当てることが出来るようになるが剣で簡単にいなされてしまう。
そして汗を流したら300ポイント貯まっていた。
「今度は廻したら当たるんじゃないか?」
「そうかな今までかなり廻したけど当たらなかったけど」
「大丈夫にゃニャルルも応援してるにゃ」
というわけで3回だけ廻してみた。
するとモンスターユニットSSR【カレリナ】が出た。
そこには金髪の赤鎧を身に纏ったお嬢様がいた。だが狼のような耳がついている。
獣人のお嬢様なのかな? とりあえず召喚してみるか。
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