14話 レアユニットは最強でした
楽しく書いてます。ガチャは次の回で引こうと思います。
この神空間と呼べばいいのか。無限の神空間だろうか。
正式名称は鍛錬の神殿らしいが、無限の神空間では時間経過こそはあるが俺は無職だ。
時間はたっぷりある。途轍もないほどこの空間では何でもできるのかわからない。
配置できるユニットに変化があった。
レッドスライムとフリーズスライムだ。さらにレアユニットを配置できるようになった。
孫悟空というユニット。孫悟空? あの有名な? 猿だっけ西遊記の主人公だっけ?
それが有名だが……説明を読むと孫悟空のユニット説明がこれだ。
孫悟空……倒すと莫大な経験値(1000000)に如意棒を落とす。さらに倒すと仲間になる。
なんだこれ面白そう試しに配置してみる。
「おうなんだ挑戦者か~! おれっちに勝てるかな~~~?」
まさに西遊記に出てくる孫悟空な孫悟空が出てきた。
物凄い速さで俺に如意棒を突き立ててきた。
いってえ……ヤバい強すぎる……俺は創星の杖で風魔法を放ってみたが全然聞かない。
孫悟空は殴り蹴りの攻撃で俺を追い詰める。
そして俺は倒れた。
【HPがゼロになりました。暫く休憩時間とします。HPは自動で回復します】
【敗北によりレアユニット解放。アテナを解放可能】
なんだとあのアテナを解放出来るだと……?
俺はさっそくアテナを解放した。
「ふ~天重郎と申すのか……私の名前はアテナだ協力しよう孫悟空を倒せばいいんだな?」
身構えるほどの純白の鎧と銀髪のロングの金眼の少女がいた。超絶美人さんだ可愛い。
「アテナってギリシャ神話の神様だよね? あのアテナ?」
「すまない。そういうこの世界の神話とかは知らないんだ。私はただのアテナという名の少女と思ってくれてかまわない」
「神様とかではないんだ?」
「天重郎が召喚できるユニットモンスターという位置づけだね。あくまでもそのギリシャ神話のアテナと同じ名前なだけだよでも私はこの聖剣と神盾とオリジンの鎧で最強だぞ!」
とまあアテナが仲間に加わったので孫悟空を倒しに行くことになった。
いつの間にか追加されていた山といった自然ユニットで孫悟空はそこにいた。
アテナが召喚した馬に乗り地を駆け山を駆けて孫悟空を仲間にするべく向かった。
「おいおいどうしたんだそんな小娘仲間にしておれっちに挑むのか?」
「そうだ!! 悪いか!!」
アテナが威勢よく威嚇する。
そして勝負が始まる。
するとアテナが終始劣勢で孫悟空は持ち前の身体能力は高いが押され気味で、ついにはアテナが勝った。
「くそっ……おれっちが負けるなんて…………」
「天重郎に付く気になったか?」
「嫌だねそいつが俺に勝ったわけじゃないからね……」
そう言い孫悟空は筋斗雲でどこかに行ってしまった。
「すまない天重郎の仲間にならなかったな……」
「いいよあいつはいつか俺が倒すと思うそれまでレベリングしとくから」
俺はレベリングとかしたいと思った。ガチャもそろそろ引くか。
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