118話 天城の夢幻ワールド
ウルフのユニットを大量に配置。
ゴブリンキングのユニットを配置。
ウルフキングのユニットを配置。
フレイムドラゴンのユニットを配置。
さあ反撃を開始しよう。
ゴッドミノタウロスキングは一斉攻撃を浴びせている。
孫悟空も来てくれた。
「やるっすよ主!!」
カレリナも来てくれた。
「いきますわよ」
マーブルが驚いている。
「なにっすこれ!? 城があるし?? なんですかっす天重郎君!?」
「俺のユニークスキルだ」
「すごいっすこれなら勝てるかもっす」
だがゴッドミノタウロスキングも馬鹿じゃない。
何度も拳を振り上げて叩き潰している。
ウルフたちがやられていく。
ウルフエリートも呼び出す。
スライムも大量に呼び出す。配置する。
スライムたちは合体する。
スライムキングになる。
ゴッドミノタウロスキングを取り込もうとする。
ウルフエリートたちを支持するウルフキング。
俺はみんなの力を結集する。
マッチョ魔人も来てくれた。
「ハイユーアーエブリワン? この程度のモンスターなど私の前では無力!! 倒してみるよテンジュウロウ君!!」
マッチョ魔人は殴りかかる。
ゴッドミノタウロスキングは仰け反る。
流石だマッチョ魔人。こういう時は頼りになる。
ニャルルも猫忍者として出てくれた。
「にゃにゃにゃぁ 手裏剣を投げるにゃ」
「接近戦は危険だぞ火遁の術とかもいいぞ」
ニャルルは多重影分身の術を使う。
そして一斉にクナイで攻撃。
俺はさらにユニットを配置する。
グランドリザードを20体配置。
バスタードワイバーンを30体配置。
ゴールデンオークキングを5体配置。
こいつらをぶつける。
ゴッドミノタウロスキングが押されている。
俺も特大の超上級魔法を放つ。
「獄炎の魔導火炎インフェルノフレイム!!!!!」
「グガアアアアアア!?」
意外と効いているぞ。
なおショタ化して放っている全力だ今は。
マーブルも遠距離で魔法を放つ。
「マーブルソードスラッシュ!!!!!」
剣の斬撃を放つマーブル。
なかなかの攻撃だ。
天城の夢幻ワールドの真価はこれにとどまらない。
天城の大砲が搭載されている。
荷電粒子砲だ。
放て稲妻、弾けろ火炎。
爆発的な砲撃が弾け飛ぶ。
ゴッドミノタウロスキングが倒れそうだ。
意外にもあっけなかったか……だが様子がおかしい。
ゴッドミノタウロスキングが赤く発光している。
どうやら種族進化の兆候だ。
さらに上だと……!? ゴッドミノタウロスエンペラーになった。
だが天城の砲撃は奴を見定めていた。
本当に効かないなんてあるわけないと俺は思っていた。
魔力を循環させる。天城に魔力を籠める。
ユニットをさらに配置する。
コボルトジェネラルを50体配置。
天鬼を15体配置。
ミノタウロスにはミノタウロスだ。
ミノタウロスジェネシスを5体配置。
一斉攻撃だ。
だがゴッドミノタウロスエンペラーは俺たちの攻撃を払いのける。
そして衝撃波を放ってきた。
俺は全体防御フィールドを展開する。
そして霧が晴れた。
俺はさらに力を籠める。
極大の魔法を放とうとした。
だがみぎっつらに衝撃波が襲い掛かる。
血がどろどろ出ている。
回復魔法。
まだだ!! まだ終わらないぞ!!!
俺は自身に身体強化の魔法をたくさんかけた。
ならば肉体戦闘もしてやる。
この最悪の敵を黙らせる最強の戦闘スタイルはどこまでいけるか。