AI つまり、人工知能は存在しない
筆者の持論から展開される話。
為になるかならないかはあなた次第。
初めに結論を言おう。
「人間は仕事を奪われない」
ある日「人工知能は存在しない」
そう言われた。
言われた瞬間は全くピンと来なかった。
でも、よく考えてみれば存在しないということに気づけた。
というのも、知能という言葉を辞書で引いてみると
"知的活動を含む心の特性のことである"
との事。
そして、僕達がAIと呼んでいるものは足し算しか出来ず、足し算を途方もないくらい複雑な形で使うことで情報を扱っている機械に過ぎない。
そして、AIは存在しないという結論に至る。
僕はこの事実に震えた。
僕達はAIという存在しないものに、仕事を奪われるだとか、知能を越されるだとか言っているからだ。
ただ、僕らがAIと呼んでいるもの(ここでは計算機君と呼ぶことにする。)が便利でありすぎるがために問題となっている事もある。
例えば、最近よく耳にする、日本人、それも若者の読解力が失われているという問題。
これはよく耳にするだけあって、日本で一番といってもいいほどの問題である。
では、何が問題なのだろうか。
計算機君は、先程も述べた通り複雑な計算だけはできるがそこに心は伴わない。
これは、心が分からず、心が理解できることから生まれる"読解"ができないということでもある。
という事は、心を理解しないとできない仕事や読解力がないとできない仕事は計算機君は出来ない。
そうなると、読解力のない若者(こう記述すると誤解を生むためもう二つ付け足すと、みんなが持ち合わせていないという訳でも、読解力がない人が悪い訳でもない。そして、読解力がなくなってしまった原因は判明していない。)は、読解力もいらず、機械にも出来ない仕事をする他選択肢がなくなってしまう。
しかし、そんな仕事は僕が知る限り見つからない、
ここで気づいた人もいるだろうか?
そう、読解力がなくなっているという問題はみんなが思っている以上に重大なことなのである。
そしてもう1つ、
「じゃあ、計算機君を操作する側にある仕事をすればいいんじゃないか?」って思った人もいるだろうか?
だが、それは安直な考えだと僕は思う。
操作つまり、プログラムを組む仕事や計算機君を扱うために必要な機械を作る仕事なども読解力は必要となる。読解力がなければ、仕事内容を把握することも困難だからである。
最後に結論に戻る。
「人間は仕事を奪われない。しかし、計算機君を扱う人達には仕事を奪われる。」
この問題にあなたはどう向き合って行きますか?
普通のコメントやアンチコメント、感想等をくださると大変嬉しいです。
筆者は様々な作品作りに手を出していくつもりです。そんな作品作りに繋げていこうとと思っていますのでよろしくお願いします。
では、さよなら。