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Let's Go! ドールプリンセス・完全版  作者: 見習いさん
第2章 パール~Pearl~
39/41

第39話 ハッピーメリークリスマス!

「真っ赤なお鼻の トナカイさんは」

「いつもみんなの 笑い者」

「でもその年のクリスマスの日」

「サンタのおじさんは言いました

「暗い夜道は ピカピカの」

「お前の鼻が役に立つのさ」

「いつも泣いてた トナカイさんは」

「今宵こそはと 喜びました」

「暗い夜道は ピカピカの」

「お前の鼻が役に立つのさ」

「いつも泣いてた トナカイさんは」

「今宵こそはと 喜びました」

横中に雪が降り積もるクリスマスイブの日、沙奈・アリス・琴音はつぼみと蘭の家に向かっていた。

「雪がひらひらと舞っているわ」

「今年のクリスマスは、ホワイトクリスマスです」

「ポインセチアも美しいね」

沙奈たちは、クリスマスの街に見惚れていた。


「そりに乗って」

「行こう 綺麗な」

「山並みも 呼んでいる」

「楽しい

「ウインター・ワンダーランド」

「青い鳥さえ」

「いつもさえずり」

「幸せを 歌っている」

「楽しい」

「ウインター・ワンダーランド」

「雪だるまの 周りで」

「雪投げを しようよ」

「粉雪が 降るけれど」

「体は 温かい」

「雪の天使も」

「僕らの方に」

「幸せを持ってくる」

「楽しい」

「ウインター・ワンダーランド」

「雪だるまの 周りで」

「雪投げを しようよ」

「粉雪が 降るけれど」

「体は 温かい」

「雪の天使も」

「僕らの方に」

「しあわせを持ってくる」

「楽しい」

「ウインター・ワンダーランド」

「雪だるまの 周りで」

「雪投げを しようよ」

「粉雪が 降るけれど」

「体は 温かい」

「雪の天使も」

「僕らの方に」

「幸せを持ってくる」

「楽しい」

「ウインター・ワンダー」

「楽しい」

「ウインター・ワンダー」

「楽しい」

「ウインター・ワンダーランド」

その頃、つぼみの家ではクリスマスパーティーの準備をしていた。

「今日は楽しいクリスマスね!」

「みんなも、パーティーを楽しみにしていると思うわ!」

つぼみはクリスマスのごちそうの調理、蘭はクリスマスの飾りつけに大忙し。

 するとその時、沙奈・アリス・琴音が現れた。

「お邪魔します!」

「すみません、パーティーはまだですか?」

「ごめんね、もう少し待っててね!」

「分かったわ」

つぼみと蘭は、急ピッチで作業を進める。


 その頃、怪盗トリオもクリスマスに彩られた横中を練り歩いていた。

「荒野の果てに 夕日は落ちて」

「妙なる調べ 天より響く」

「グローーリア、イン エクセルシス デオ」

「グローーリア、イン エクセルシス デオ」

「羊を守る 野辺の牧人」

「天なる歌を 喜び聞きぬ」

「グローーリア、イン エクセルシス デオ」

「グローーリア、イン エクセルシス デオ」

「御歌を聞きて 羊飼いらは」

「馬槽に伏せる 御子を拝みぬ」

「グローーリア、イン エクセルシス デオ」

「グローーリア、イン エクセルシス デオ」

「今日しも御子は 生まれ給いぬ」

「よろずの民よ 勇みて歌え 」

「グローーリア、イン エクセルシス デオ」

「グローーリア、イン エクセルシス デオ」

怪盗トリオは、さみしそうに歌を歌った。

「もう、私たちと一緒にクリスマスを過ごしてくれる人はいないんですの!?」

アルファが嘆き節をすると、

「誰か助けてくれ!」

ベータとガンマは空に向かって叫んだ。


 そんな中、

「諸人こぞりて 迎えまつれ 久しく待ちにし」

「主は来ませり 主は来ませり 主は、主は来ませり 」

「悪魔のひとやを 打ち砕きて 捕虜をはなつと」

「主は来ませり 主は来ませり 主は、主は来ませり」

「この世の闇路を 照らしたもう 妙なる光の」

「主は来ませり 主は来ませり 主は、主は来ませり」

と怪しい歌声が聞こえてきた。

 「あの声は…」

「もしかして!」

すると、窓の外から、クリスマスの装いをした怪盗トリオが現れた。

「あら、今宵はクリスマスですわ。私たちも、クリスマスパーティーに招待しているのかしら?」

「そんなはずない!」

つぼみがアルファにこう言いつけると、

「本日の魔獣はこちら!」

「クリスマスの魔獣だ!」

怪盗トリオの合図で、サンタクロースとトナカイをイメージしたクリスマスの魔獣が現れた。

「さあ、変身よ」

「うん」

つぼみ、沙奈、アリスはプリンセスミラーで、蘭はプリンセスムーンスターで、琴音はエースミュージックポッドで、それぞれドールプリンセスに変身する。

「ピンク・ジュエル・パワー!」

「ブルー・ジュエル・パワー!」

「イエロー・ジュエル・パワー!」

「スター・アンド・ムーン!」

「スカーレット・プロミネンス!」

「ドレスアップ!」

「愛のプリンセス・ラブリーピンク、見参!」

「水と氷のプリンセス・アクアブルー、見参!」

「花のプリンセス・シトラスイエロー、見参!」

「星と月のプリンセス・トウィンクルパープル、見参!」

「炎のプリンセス・スカーレットエース、見参!」

「私たち、プリンセスドールズ!プリンセスステージ、レッツスタート!」


 プリンセスドールズが現れた途端、

「さあ、世界中の子供たちにクリスマスプレゼントをお届けするのですわ!」

「ガッテンだ!」

魔獣は、空に向けてプレゼントを放り投げる。

 その頃、晴斗とプラチナが、

「あれ?」

「何かが降ってきた」

とプレゼントの箱を披露。

 その後、プリンセスドールズの元へ向かうと、

「中身は空っぽだよ」

「間違いなく魔獣の仕業だ」

と怪盗トリオに衝撃の事実を伝える。

 「今がチャンスだ」

「悪いサンタクロースを仕留めてほしい」

晴斗とプラチナがプリンセスドールズにアドバイスを送り、

「さあ、五人の力を、今ここに集うとき」

プリンセスドールズはピュアロイヤルメイクドレッサーに付属しているペンで華やかにメイクアップする。それから、ペンをマイクに変えると、

「プリンセスステージ、ライブスタート!」

ピュアロイヤルメイクドレッサーでパワーアップしたプリンセスドールズによる魔獣の浄化がはじまった。

「Dash! Dash! Jumpingしよう!」

「心に翼がある」

「その先は」

「未来」

「Boys & Girls Don’t Think Feel!」

「ウインクだけはなぜか」

「うまくできない」

「笑顔のまま 毎日を」

「過ごしてる」

「選挙の日などはなんか」

「出かけたくなる」

「正午まで数えると」

「眠ってしまう」

「抱きしめて」

「悲しくなったときは」

「抱きしめて」

「今は」

「もう大丈夫だよ」

「Yeah! Yeah! Lucky Every Day!」

「無限の可能性」

「みんなみんな」

「同じ」

「ひとりぼっちじゃない」

「Dash! Dash! Jumpingしよう!」

「心に翼がある」

「その先は」

「未来」

「Boys & Girls Don’t Think Feel!」

「今こそ、力を一つにするとき!プリンセス・ピュア・エクストリーム!」

プリンセスドールズが星型にフォーメーションを形成して、魔獣にマイクを向ける。すると、プリンセスドールズが、

「アンコールはお断り」

と言って、魔獣は跡形もなく消えていった。

「ちゅ、ちゅ、ちゅっぴー!」

とチララはマジカルストーンの気配を察知した。マジカルストーンが落ちていく方に行くと、

「キャッチ!」

とチララがマジカルストーンを回収することに成功した。それをつぼみのプリンセスミラーに認識して、

「スピネル。深紅のマジカルストーンだ」

「それではまた次回、輝く世界でお会いしましょう!プリンセスステージ、ハッピーフィナーレ!」

プリンセスドールズが勝利宣言する一方で、

「もう、今日も負けちゃったじゃないの!」

「なんだか俺たち」

「とっても嫌な感じ!」

怪盗トリオはこう嘆いて未来世界へと帰っていった。

 かと思いきや、

「君たち、ちょっとこっちにおいで」

「忖度なんかはいらない」

「何だと!?」

「マジですか!?」

と、晴斗とプラチナは、未来世界に帰ろうとした怪盗トリオをつぼみの家に連れていくことにした。


 「メリークリスマス!」

そして、つぼみの家では、クリスマスパーティーが始まっていた。

「今日のメニューは、チキンの丸焼きに、オードブル、シーフードのトマトスープスパゲッティよ!」

「ドリンクはね、今年大流行したタピオカミルクティー!」

おなじみのクリスマスのごちそうに加え、タピる飲み物を添えたというつぼみが考えてきたごちそうである。

「では、いただきます!」

「いただきます!」

「召し上がれ」

つぼみたちがクリスマスのごちそうを食べようとした、その時だった。

「きよしこの夜 星は光り」

「すくいのみ子は まぶねの中に」

「ねむりたもう、いとやすく」

「きよしこの夜 み告げうけし」

「まきびとたちは み子のみ前に」

「ぬかずきぬ、かしこみて」

「きよしこのよる み子の笑みに」

「めぐみの み代の 明日の光」

「かがやけり、ほがらかに」

 「お邪魔しますわ」

なんと、怪盗トリオが晴斗とプラチナとともに現れた。

「今日だけは敵味方関係なし!」

「ワンチームで楽しもうぜ!」

とつぼみもこれを受け入れた。

 「みんな揃ったことだし」

「改めて」

「いただきます!」

怪盗トリオも揃ったところで、クリスマスパーティーは再開する。


「慌てんぼうの サンタクロース」

「クリスマス前に やってきた」

「急いで リンリンリン」

「急いで リンリンリン」

「鳴らしておくれよ 鐘を」

「リンリンリン リンリンリン リンリンリン」

「慌てんぼうの サンタクロース」

「煙突覗いて おっこちた」

「あいたた ドンドンドン」

「あいたた ドンドンドン」

「真っ黒くろけの お顔」

「ドンドンドン ドンドンドン ドンドンドン」

「慌てんぼうの サンタクロース」

「仕方がないから 踊ったよ」

「たのしく チャチャチャ」

「たのしく チャチャチャ」

「みんなもおどろよ 僕と」

「チャチャチャ チャチャチャ チャチャチャ」

「慌てんぼうの サンタクロース」

「もいちど来るよと 帰ってく」

「さよなら シャラランラン」

「さよなら シャラランラン」

「タンブリン鳴らして 消えた」

「シャラランラン シャラランラン シャラランラン」

「慌てんぼうの サンタクロース」

「ゆかいなおひげの おじいさん」

「リンリンリン チャチャチャ」

「ドンドンドン シャラランラン」

「忘れちゃだめだよ おもちゃ」

「シャラランリン チャチャチャ ドンシャララン」

男性陣が「慌てんぼうのサンタクロース」を歌ったり、

 「さあ、今度はボクたちの番」

チララやコロン、カレンとチャミィに加えて、プリズムフェアリーたちが、

「ヒイラギ飾ろう ファラララ ラーラ ラララ」

「晴れ着に着かえて ファラララ ラーラ ラララ」

「カロルを歌おう ファーラ ラーラ ラララ」

「楽しいこの時 ファラララ ラーラ ラララ」

「輝くこの夜 ファラララ ラーラ ラララ」

「ハープに合わせて ファラララ ラーラ ラララ」

「楽しく踊ろう ファーラ ラーラ ラララ」

「昔を偲んで ファラララ ラーラ ラララ」

と歌とダンスを披露したり、

 「あれは何ですと?」

「あさりです。最大殻長6cmほどになる二枚貝です。貝殻の模様は横しまや様々な幾何学模様など非常に変異に富み、色も黒無地、白黒、白茶、茶色無地、青無地、青白など多様で、同じ模様をした個体はいないほどですよ。ただし、北海道の個体は大型で、貝殻には目立った模様がなく、一様に黄褐色がかった色をしています」

アリスはアルファにクリスマスのごちそうの解説をしたりといつもとは違う様子を見せていた。

 するとつぼみは、自分で作ったブッシュドノエルを持ってきた。

「お待たせ!」

「何とこれは!」

「ブッシュドノエルよ!」

「アリスちゃん、三人組のために説明して!」

「フランス語でノエルが『クリスマス』、ブッシュは『木」で『クリスマスの木』の意味を持っています。その名の通り丸太の形をイメージしています。基本的にクリスマスのケーキとして食べられています。他のケーキ同様に洋菓子店で売られていますが、一部出来合いの材料を使うことで、家庭でも比較的簡単に作ることができるのです。輪切りにしていない長いままのロールケーキの表面をココアクリームで覆い、そこにフォークでひっかくようにして波型の筋をつけて、樹皮をかたどります。さらに枝を模したチョコレートや、雪をイメージしたホイップクリームや粉砂糖でデコレーションして作られます。なぜ丸太の形なのかについては幾つかの説がありますが、クリスマスがキリスト教以前の冬至祭を起源とするのと同様、もともと北欧の古い宗教的慣習『ユール』で使われた丸太を、田舎の風習を守るためにパリのお菓子屋が『ユール・ログ』をかたどって作ったものです。もう一つには『キリストの誕生を祝い、幼い救世主を暖めて護るため、暖炉で夜通し薪を燃やした』ことに由来するとも言われていますよ」

「さあ、召し上がれ!」

ブッシュドノエルを食べようとしたその時、正真正銘のサンタクロースが現れた。

「メリークリスマス!わしはフィンランドからやってきたサンタクロースなのじゃ!」

サンタクロースはつぼみたちにあいさつする。

「みんな、とてもいい子のしているのじゃから、クリスマスプレゼントを差し上げよう!」

とつぼみたちにクリスマスの贈り物をプレゼントした。

「ありがとうございます!」

「どういたしまして」

 「さあ、みんなで歌おう!」

つぼみたちはサンタクロースとともに、

「雪を蹴り 野山を超えて」

「滑りゆく 軽いそり」

「歌声も 高らかに」

「心も勇むよ そりの遊び」

「ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る」

「今日も楽しい そりの遊び オー」

「ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る」

「ささ 行こうよ そりの遊び」

「走れそりよ 風のように」

「雪の中を 軽く早く」

「笑い声を 雪にまけば」

「明るいひかりの 花になるよ」

「ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る」

「鈴のリズムに 光の輪が舞う」

「ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る」

「森に林に 響きながら」

「野を超えて 丘を越え」

「雪を浴び そりは走る」

「高らかに 声合わせ」

「歌えや楽しい そりの歌」

「ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る」

「そりを飛ばせて 歌えや歌え」

「ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る」

「馬を飛ばせて いざ歌え」

「ジングルベル」を歌って、パーティーは大盛り上がり。

 「記念写真を撮るよ!」

「はい、チーズ!」

「カシャ」

「ハッピーメリークリスマス!」

つぼみは自分のスマートフォンで仲間とともに記念撮影をして、クリスマスパーティーは幕を閉じた。


 一方その頃、未来世界にあるネメシス財団の本社ビルでは、

「あの三人組め、勝手に行動していたのか…。よくも我々の許しもなくここまでやるとは」

と、怪盗トリオがつぼみたちのパーティー日プ潜入していたことによって、ネメシス財団の規約に違反したことに憤りを感じるドクター。

 しかし、彼の目線はすでに大みそかに向けられていた。

「忠告しておく。パールのマジカルストーンをかけた戦いはもうすぐだ」

としたうえで、

「不死鳥、2019年12月31日の横中みなとみらいにあるスカイスクエアに向かって、今、飛び立つとき」

と、パールのマジカルストーンが埋め込まれた魔獣は、横中へと羽ばたいていった。

第2部の最終回まで、あと2回!お見逃しなく!

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