表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Let's Go! ドールプリンセス・完全版  作者: 見習いさん
第2章 パール~Pearl~
34/41

第34話 プリンセスドールズvsジャパニーズファイター!

ある日のポートフロンティア学園からの帰り道、つぼみは公園である光景を見かける。

「遊具が逆さまになっている!」

と驚いた途端、子供に扮した怪盗トリオのベータとガンマが現れる。

「よく気付いたな!」

「本日の魔獣はこちら!」

「投撃の魔獣だ!」

彼らの合図で、柔道選手をイメージした投撃の魔獣が現れた。

「さあ、変身よ」

つぼみは、プリンセスミラーでラブリーピンクに変身する。

「ピンク・ジュエル・パワー!ドレスアップ!」

つぼみをピンクの光が包む。

「愛のプリンセス・ラブリーピンク、見参!プリンセスステージ、レッツスタート!」

 ラブリーピンクが現れると、

「柔の戦いだ!」

「さあ、かかってこい!」

「勝負だよ!」

 ラブリーピンクは、ローズクォーツのマジカルストーンをプリンセスミラーにセット。その力をプリンセスバトンロッドに授けると、

「プリンセスステージ、ライブスタート!」

ラブリーピンクによる魔獣の浄化が始まった。

「きれいごとは完全に」

「耳を向けないで」

「ずっと心の中に」

「正義があるよ」

「君が語る言葉に」

「なぜか 勇気が」

「湧いてくる」

「It’s all right.」

「一人じゃない」

「仲間がいる」

「喜び抱きしめて」

「It’s all right.」

「La la la…」

「It’s all right.」

「その先の未来へ」

「見果てぬ世界へ」

「歩いていこう」

「ローズクォーツの輝きでパワーアップ!乙女の愛!ローズクォーツ・スイート・ハート!」

プリンセスバトンロッドでパステルピンクのハートを描き、魔獣に向けて放つ。すると、魔獣は消滅した。

「ちゅ、ちゅ、ちゅっぴー!」

とマジカルストーンの気配を察知した。マジカルストーンが落ちていく方に行くと、

「キャッチ!」

とチララがマジカルストーンを回収することに成功した。それをつぼみのプリンセスミラーに認識して、

「タイガーアイ。虎の目をしたマジカルストーンだ」

「それではまた次回、輝く世界でお会いしましょう!プリンセスステージ、ハッピーフィナーレ!」

ラブリーピンクが勝利宣言する一方で、

「なんだか俺たち」

「とっても嫌な感じ!」

ベータとガンマはこう嘆いて未来世界へと帰っていった。すると、公園の遊具は元通りになった。

「よし、これでもう大丈夫」

「ありがとう、ラブリーピンク!」

「また来てね!」

「どういたしまして!」

子供たちの暖かい声援に包まれて、つぼみは自宅へと帰っていった。


 その翌日、つぼみたちはポートフロンティア学園で、

「昨日、私がタイガーアイのマジカルストーンを手に入れたんだけど、もしかするとキャッツアイのマジカルストーンもあるのかな?」

「そんな感じがするわ」

「投撃ときたら、今度は打撃、ですね」

と昨日のことを話す。

 それに関連してつぼみは、

「世界で有名な武道といえば、柔道と空手…」

と語る。

 すると、

「大変です!窓ガラスが割れています!」

「今すぐ先生に伝えなくちゃ!きっと魔獣のおかげであることに違いないわ!」

つぼみたちは、廊下で窓ガラスが粉々に割れている光景を目撃する。


 その頃、蘭は一年一組の教室にいた。

「今日は私と晴斗くんたちの班が掃除当番ね」

「綺麗に清掃しなくちゃ」

「つぼみと沙奈の班は女子トイレの清掃をしているわ」

「ああ。彼女たちも頑張っているからな」

蘭と晴斗が清掃を続けていると、窓ガラスが割れていることに気づく。

「これは、きっと魔獣の仕業ね!私はそれを退治しに行くから、晴斗くんはここで待っていて!」

「分かった!」

蘭は晴斗を教室に残してグラウンドへ行く。

 蘭が急いでいる間、

「ピンポンパンポン」

「全校生徒の皆さんにお知らせいたします。割れた窓ガラスの元には近づかないでください」

と校内放送が流れる。

 その間に蘭はグラウンドにたどり着く。

「ここが例の場所ね」

そこで待っていたのは、体操服姿のベータとガンマだった。

「へへっ、遅かったな」

「本日の魔獣はこちら!」

「打撃の魔獣だ!」

彼らの合図で、空手選手をイメージした打撃の魔獣が現れた。

「行くわよ」

蘭はプリンセスムーンスターを使ってドールプリンセスに変身する。

「スター・アンド・ムーン!ドレスアップ!」

紫と銀色の光が蘭を包む。

「星と月のプリンセス・トウィンクルパープル、見参!プリンセスステージ、レッツスタート!」


 トウィンクルパープルが現れると、

「瓦割りだけじゃなくガラスも割れるんだぜ!」

「学校の窓ガラスを割ったのも!」

「そう!」

トウィンクルパープルは、窓ガラスを割ったのは魔獣だと明かす。

 その時、体育館にいた大将が、

「うちの得意技、行くで!」

と魔獣を背負い投げする。

「魔獣を逆さまにしたから、今がチャンスや!

「分かったわ!」

「な、なんだと!?」

「魔獣が動かない!」

「さあ、今よ」

トウィンクルパープルがプリンセスムーンスターにダイヤモンドのマジカルストーンをセット。その力をプリンセススタータンバリンに授けると、

「プリンセスステージ、ライブスタート!」

トウィンクルパープルによる魔獣の浄化がはじまった。

「発射のベルと」

「同時に出会う二人」

「でもすれ違ってしまう」

「早く会いたい」

「だけど知らない」

「だから だから unknown unknown」

「なぜそんなに会いたい?」

「あなたの思い」

「ねえ 目を合わせて」

「振り向かずに」

「そうそうそう 気になりそう」

「私の脳内は」

「あなたのことだらけ」

「さあさあさあ 勇気を出して」

「本当のことを」

「伝えに行こう」

「恋するリフレイン」

「ダイヤモンドの輝きでパワーアップ!乙女の輝き!ダイヤモンド・トウィンクル・ナビゲーション!」

トウィンクルパープルがプリンセススタータンバリンを魔獣に向けて響かせる。すると、魔獣は跡形もなく消えていった。

「ちゅ、ちゅ、ちゅるるわー!」

とコロンはマジカルストーンの気配を察知した。マジカルストーンが落ちていく方に行くと、

「キャッチ!」

とコロンがマジカルストーンを回収することに成功した。それを蘭のプリンセスムーンスターに認識して、

「キャッツアイ。ネコの目をしたマジカルストーンよ」

「それではまた次回、輝く世界でお会いしましょう!プリンセスステージ、ハッピーフィナーレ!」

トウィンクルパープルが勝利宣言する一方で、

「二度あることは」

「三度あるのか!?」

ベータとガンマはこう嘆いて未来世界へと帰っていった。


 「やっぱり、キャッツアイのマジカルストーンはあったわ」

蘭がさっきのことをつぼみたちに伝える。

「それにしても、割れてしまった窓ガラスはどうなるのかな?」

「誰が弁償するかもわかりませんし…」

とするも、

「でも、柔道と空手は日本発祥のスポーツだからね。来年に開かれる東京オリンピックでも実施されるわ」

「そうね」

と語る。

 すると、

「神門先生!」

「どうかしましたか?」

突然神門先生がつぼみたちに通りかかってくる。

「この窓ガラスはどうやって直すのですか?」

「理事長先生の計らいで、修理費を賄ってくれるみたい。窓は一週間から十日ほどで元通りになるはずよ」

「ありがとうございます!」

学校側の迅速な対応で窓ガラス破損事件が終息に向かっていることに一安心するつぼみたち。

 そんな神門先生につぼみは、

「この先生、不思議な力を感じる!」

と何らかの気配を察した。

「ん?何かしたの?」

「なんともないよ」

「そう」

「それもつぼみさんらしいですね」

沙奈とアリスはつぼみを気丈に振る舞い、

「赤い髪のロングヘアにローズのルージュを引いている…!しかも、パッションフルーツの香りがするコロンの匂いがしたわ…!」

蘭は神門先生のその時の様子を感じ取ったのであった。


 一方その頃、プラチナの家にはカレンとチャミィがいる。

「あ~、あ~、あ~い!」

「もう少しだ、カレン」

「た~っち!」

「よく立った。あとは歩くのみ」

「よ~ち、よ~ち、よ~ち」

「この瞬間をボクが見るなんて」

チャミィはカレンの成長に感銘を受けた。

「さあ、写真を撮ろう」

チャミィはスマートフォンでカレンの成長を撮影した。

 すると、チャミィは何かを感じ取る。

「つぼみたちと神門先生が今日の放課後にすれ違ったということは…!」

 その時だった。突然、プラチナの家に一人の訪問者が現れた。

「キミは…一体…!」

「あ~い?だ~れ?ちゅぼみとちゃなとありちゅとらんのともだち?」

戸惑うカレンとチャミィ。その姿は、サイドにまとめた赤い髪に、カジュアルなファッションというつぼみとほぼ同じくらいの少女だった。しかも、口には横中市の名物であるおさかなサブレを加えている。

「誰なんだ?」

「私は横中のお隣に位置する平南市からやってきた神門琴音。ポートフロンティア学園中等部一年一組の担任の神門あかりの姪よ」

「これが噂の…!」

「そう」

「赤と金の力を持っているのか!?」

琴音が現れたことに騒然とするチャミィ。

「ねえ、ネメシス財団の発表会が開かれることって知っている?また横中市の某所でやるらしいけど」

「もちろん。だが、つぼみたちにはまだ伝えていない」

「今、つぼみたちと言った?」

「はい。彼女たちはドールプリンセスだ」

「…私と同じドールプリンセス?」

その時、異様な雰囲気が漂っていた。


 その様子を、ネメシス財団本社ビルの地下倉庫にいた怪盗トリオのアルファはモニター越しに見ていた。

「二回目の私たちの発表会が開かれていること、もう知っていますわ。さすが、ダイヤモンドのマジカルストーンを手に入れた人たちね」

と示しつつ、

「そろそろ、私たちと決闘しようかしら?私たちが手に入れたパンドラの箱をかけて」

とプリンセスドールズと怪盗トリオとの直接対決を示唆した。

「ただいま!」

「おかえりなさいませ。今日はどうでしたか?」

「またプリンセスドールズにやられちゃったぜ!」

「何をグズグズやっていますもの!」

帰ってきたベータとガンマにアルファは怒りの表情。それでも、

「今こそ、結束の時ですわ」

「俺たちが手にしたパンドラの箱を守るために!」

「今度こそドクターに怒られずに済むかもしれないし!」

「幹部に昇進!」

「汚名返上!」

「いい感じ!」

怪盗トリオはどうやら自身に満ち溢れた表情で結束を強めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ