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Let's Go! ドールプリンセス・完全版  作者: 見習いさん
第1章 ダイヤモンド~Diamond~
25/41

第25話 ダイヤモンドのマジカルストーンを取り戻せ!

あとがきに重大発表があるよ!最後まで見逃さないでね!

トウィンクルパープルが加わって四人となったプリンセスドールズの目の前に、ネメシス財団から派遣されたスパイの西野先生が再び現れた。

「まだここで終わりではない。我々が持っているダイヤモンドのマジカルストーンをかけて決闘だ!」

と西野先生はプリンセスドールズに勝負を挑む。

「本当の戦いはここからだぞ!」

「望むところよ!」

「ダイヤモンドのマジカルストーンを取り戻すために」

「勝たなければなりません!」

「みんな、準備はいい?」

「うん!」

 すると、黒いダイヤモンドが巨大化していく。

「私は西野先生を狙うから、ラブリーピンク・アクアブルー・シトラスイエローは黒いダイヤモンドを狙って!」

「分かったわ!」

トウィンクルパープルが西野先生を、ラブリーピンク・アクアブルー・シトラスイエローは黒いダイヤモンドを、それぞれ狙いを定める。


 「もうそこまでよ、覚悟しなさい」

「な、なんだ…!」

「あなたのせいでみんなの輝きを失っているわ」

と西野先生を追い詰める。

「行くよ」

「うん」

 トウィンクルパープルは、アメジストのマジカルストーンをプリンセスムーンスターにセット。その力をパルルが黒いプリンセスバトンロッドから生み出した星型のタンバリン・プリンセススタータンバリンに授けると、

「プリンセスステージ、ライブスタート!」

トウィンクルパープルと西野先生の決戦の幕が上がった。

「きっと誰かが願い事を」

「行ってくれるのなら」

「私が叶えてくれる」

「ジオラマに見える街」

「今でも好きだから」

「そう これまでも」

「これからも信じたい」

「本当のこと」

「祈りたい 信じたい」

「夢がある 願いがある」

「夜空に思いを込めて」

「Heartful Wish」

「アメジストの輝きでパワーアップ!乙女の輝き!アメジスト・トウィンクル・ナビゲーション!」

トウィンクルパープルがプリンセススタータンバリンを響かせる。

 すると、

「目、目が見えない…!」

とまばゆい光が西野先生を包み込んで、視界不良に陥る。

「西野先生の差し押さえは成功したわ。あとは警察におまかせしましょう」

「ああ。その方が一番いい」

晴斗はすぐさま警察を呼び出す。

「もしもし」

「もしもし、こちらは横中中央警察署ですが…」

「横中国際アリーナで、ネメシス財団の発表会を主催していたポートフロンティア学園中等部教諭の西野佑さんを発見しました」

「分かりました。では、そちらに急行します」


 その時だった。

「危ない!」

「どういうことなの?」

「黒いダイヤモンドが大きくなってきているわ!」

命を削ってまで自分を裏切ってしまった西野先生に対する恨み、妬み、嫉みを黒いダイヤモンドが吸収していく。そうしていくうちに、黒いダイヤモンドはみるみるうちに大きくなった。

「私がどうにかできないか、やってみる!」

「気を付けて!」

そんな黒いダイヤモンドの目の前に何かできることはないかと、トウィンクルパープルが無理をしてまで近づいてみる。

「暗くて深い 闇の向こうに」

「一人さびしく たたずんでいた」

「だけどもう 怖がらないで」

「それは迷いを 断ち切ったしるし」

「春風に向かって 旅立っていく」

「さあ 夢の扉を開こう」

「輝く未来に向かって 放つよ私だけのメロディ」

「愛を守るため みんなを守るために」

「きらめく世界に奏でる 私とあなたのハーモニー」

「あなたのそばにいる それがプリンセスなんだから」

「砂漠の街に 住んでいても」

「氷で覆われた 場所にいても」

「心はいつだって 一つだから」

「それは つながっているしるし」

「桜が舞う空 勇気を出して」

「さあ 一歩前へと踏み出そう」

「輝く今へと響く みんながつなぐメロディ」

「世界を守るため 宇宙を守るために」

「きらめく夢を目指して 一つになったハーモニー」

「みんなのためにいる それがプリンセスなんだから」

「人はみんなときめいている」

「だから ずっと忘れないで」

「心の輝きを信じて」

「輝く未来に向かって 放つよ私だけのメロディ」

「愛を守るため みんなを守るために」

「きらめく世界に奏でる 私とあなたのハーモニー」

「あなたのそばにいる」

「みんなのためにいる」

「それがプリンセスなんだから」

「乙女の底力!スターライト・リフレクション!」

トウィンクルパープルがプリンセススタータンバリンを盾のように持つ。すると、彼女の周りにバリアが張られ、黒いダイヤモンドによるダメージを防ぐ。

 「これで、黒いダイヤモンドのエネルギーは弱まっているみたい。ダイヤモンドのマジカルストーンを取り戻すなら、今がチャンスよ」

「行くわよ」

「今度は、私たちの番です」

トウィンクルパープルの言葉にアクアブルーとシトラスイエローがこう返すと、

「心の輝きを信じて」

とラブリーピンクは心にそう誓う。

ラブリーピンク・アクアブルー・シトラスイエローは、ルビー・サファイア・シトリンのマジカルストーンをそれぞれのプリンセスミラーにセット。その力をプリンセスバトンロッドに授けると、

「プリンセスステージ、ライブスタート!」

三人による黒いダイヤモンドの浄化が始まった。

「Shining! 輝きを」

「いっぱい集めて」

「そのボルテージを」

「高めていこう」

「ここからまた始まる」

「私たちの物語」

「Star Light Stage」

「ときめいて」

「アイドルになっちゃおう」

「恥ずかしがらずに」

「Star Light Stage」

「一緒に」

「盛り上げていこう」

「一体感を高めて」

「Stardom!」

「今こそ、心を一つに!プリンセス・トリニティ・ストリーム!」

プリンセスドールズがそれぞれのシンボルマークを描き、黒いダイヤモンドに向かって放つ。すると、ダイヤモンドは本来の輝きを取り戻した。

「あれ、見て!」

「観客も正気に戻ったのね!」

チララとコロンはダイヤモンドのマジカルストーンの輝きによって観客が元気になっていく光景を目撃する。

「ちゅ、ちゅ、ちゅっぴー!」

チララはダイヤモンドのマジカルストーンをめがけて追いかける。そこにたどり着くと、

「キャッチ!」

とダイヤモンドのマジカルストーンの回収に成功する。それをプリンセスムーンスターに認識すると、

「ダイヤモンド。ダイヤモンドの採掘は、古くは鉱床の近くの河原などの二次鉱床で母岩から流れ出した鉱石を探し出す方式が主流であった。1867年にオレンジ自由国と英領ケープ植民地との国境付近でダイヤモンドが発見され、その東隣にダイヤモンドの鉱床たる母岩があると地質学者が突き止めたことで方式が変わった。その母岩のある地域はキンバリーと名付けられ、母岩を粉砕して大量の岩石を処理し、その中からダイヤモンドの鉱石を探し出す方式が以後主流となった。キンバリーの最初の鉱床には、現在ビッグ・ホールと呼ばれる大穴が開いており、観光地となっている。このキンバリーの鉱床の中からデ・ビアス社が産声を上げ、ダイヤモンドの世界市場を支配することとなった。1967年には独立したばかりのボツワナ共和国北部のオラパ鉱山において大鉱床が発見され、その後も次々と鉱床が発見されたことでボツワナが世界2位のダイヤモンド生産国となり、その利益によってボツワナは「アフリカの奇跡」と呼ばれる経済成長を遂げることに成功した。白銀に輝くマジカルストーンだ」

「それではまた次回、輝く世界でお会いしましょう!プリンセスステージ、ハッピーフィナーレ!」

プリンセスドールズが勝利宣言すると、ネメシス財団の発表会は途中で中止を余儀なくされた。

「でも、ここは危ないから逃げよう」

「うん!」

「急いで!」

プリンセスドールズたちは、危険が押し迫ってきているとして、横中国際アリーナを後にする。


 「みんな、よく頑張った」

「ご苦労様」

「君たちのおかげでダイヤモンドのマジカルストーンを取り戻せて、とてもほっとしている」

「ワタシと蘭を助けてくれたことにも忘れずに感謝してちょうだいね」

チララ・晴斗・プラチナ・コロンが、ダイヤモンドのマジカルストーンをかけた激闘を終えたプリンセスドールズをねぎらっていると、

「本当にありがとう」

「みんなの輝きを守れて、一件落着ね」

「ハッピーフィナーレでよかったです」

「やったね!」

とつぼみたちは喜んでいた。

 すると、警察官を乗せたパトカーが横中国際アリーナ前に到着し、あたりをさまよっていた西野先生を取り押さえる。

「ポートフロンティア学園中等部教諭の西野佑先生を発見しました!」

「あなたを威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕する!」

「うわ…!」

「おとなしくしてなさい!」

ポートフロンティア学園中等部で教師として勤務していたのにも関わらずネメシス財団に関与されていたといういわゆる闇営業をやっていたとして、西野先生は警察に身柄を確保された。

「あの先生、学校もやめるらしい」

晴斗によると、ポートフロンティア学園中等部での臨時の会議で校長と学園の理事長によって懲戒解雇されるという。

「これはひどい先生だ」

西野先生を乗せたパトカーは、横中中央警察署に向かって去っていった。

 「では、今日はもう遅いから帰ろうか」

「うん」

「じゃあ、またね」

「またな」

「また明日ね」

つぼみたちは帰路につこうとするも、

「ところで、蘭はどうするの?」

「私が預かるよ。蘭、安心して。私の家で一晩明かすからね」

「つぼみ…うん」

蘭はつぼみの家に行くことにした。

 つぼみは、蘭を自宅に連れて帰ると、

「ただいま」

「おかえりなさい。どうかしましたか?」

「星空蘭ちゃんを連れてきたよ」

「それは…どうやら疲れているようですね。ここに泊めた方がいいでしょう」

「分かったよ」

「さあ、中にへ行って」

「うん」

こうして、蘭はつぼみの家に泊めてもらうことになった。


 その戦いの一部始終を、おとぎの世界にいる光の女神は、人間界の様子を見ることができる水晶玉を通して見守っていた。

「プリンセスドールズによって、ダイヤモンドのマジカルストーンを取り戻すができました。そして、星と月の力を持つ新たなドールプリンセス・トウィンクルパープルが仲間に加わり、大変うれしく思います」

とプリンセスドールズをたたえた。

そのうえで、

「しかし、あなたたちの戦いはまだ終わっておりません。次なる試練であるパールのマジカルストーンをネメシス財団の手から取り戻すことが残っていますから…」

とさらなる戦いを予知しつつ、

「これからも、世界の輝きを守ってくださいね。私はおとぎの世界からいつでも見守っていますよ」

とプリンセスドールズに激励の言葉を述べた。


 一方その頃、未来世界にあるネメシス財団の本社ビルにいるドクターは、横中で西野先生のせいでダークミラージュとダイヤモンドのマジカルストーンを奪われて発表会が台無しになってしまったことを悔やんでいた。

「ダイヤモンドとダークミラージュを守り切れなかったか…絶対に許せない、次こそ絶対に潰して見せる、プリンセスドールズを…」

と反撃を示唆すると、ネメシス財団の幹部が現れた。

 「どうかしましたか?」

「我々が大切に保管していたダイヤモンドが消えてしまった」

「それは残念です。でも、私たちには次があります。次があるのです。私を含めたネメシス財団を支える四人の幹部、つまり、四天王がいますから…」

「そうか。それなら、ダークミラージュの敵は彼らで討ってくれ」

「分かりました」

「次は、パールを回収してくれ」

「了解しました。それでは、失礼いたしました」

「健闘を祈っているよ」

ドクターは悲壮な気持ちを切り替えて、新たな計画を企んでいた。

「さあ、たのしめてるか?」

ドクターはこう呟きながら。

次回から、第2章・パール編がはじまります。お楽しみに!

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