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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

透明≠無色

うん。只の妄想だよ?でも別の人格を造るなりしないと耐えられないんだもん

作者: 透明≠無色 (詩音)

真っ暗な世界


光なんか 私の目には 見えないんだ


具合悪い クラクラする



でも 誰にも言わずに 耐えようか


だって 誰も信じてくれないから





え? 大人の人に言えば良い って?



私は 大人なんて信用しないよ


だって 何も見ない 見ようとしない


何も知らない なのに知ったように言う


大人なんか 嫌いだよ



え? それなら友達に言えば良い って?



友達? 何それ 私は馬鹿だから 友達が何か わからないよ



ずっと一緒にいるのが友達?


無理して合わせて 怒りは隠して一緒に笑う それが友達?


なら 私は要らないかな



私は 琴羽ちゃんがいれば それで良いんだ


他に誰も要らないよ



え? 友達いるじゃん って?



何 言ってるの?


琴羽ちゃんは 僕の妄想だよ


僕は 他人の誰も 要らないの


つまり 誰からも 必要とされないの



居場所が無い 存在が消えていく



でも 実態があるから 実際は消えないの



でも僕は 消えたいって 思うんだ


皆の記憶からも 消えたい


僕を知るすべての人が 僕の事を忘れて欲しい



馬鹿馬鹿しいよね




でも 僕は自分が この世で一番大嫌いなんだ


大嫌いな僕を知っている人も 大嫌いになってしまうんだ



だから私は偽るの



大嫌いな僕の事 皆は何も知らないの


知らなくて良いよ



そうすれば 僕は消えれるはずだから


私の作った居場所は 僕の居場所じゃないんだ



僕の居場所は琴羽ちゃんの所


琴羽ちゃんだけが 僕を肯定してくれる


だから大嫌いな僕は 私に押さえ込まれて静かにするの


そして私は 偽り続ける







ん 吐き気と目眩と頭痛が酷いゎ



私の妄想だけど




え?イタイって?



――――あなたは 僕の 何を知っているの?


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