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異世界への行き方

ファンタジー系です。

異世界といえば何を想像するだろうか?漫画や小説では異世界は題材としてとても有名だ。俺も異世界に生きたい!

彼女もおらず、友達もいない。そんなボッチな俺も異世界に言ったら変わるかも知れない。

というわけで異世界への行き方をネットで検索。

数多くの行き方が存在するがどれも嘘っぽい。

「まぁ、そんなもんだよな…。」

異世界に行くのは諦めてベッドに寝そべる。

異世界と言ったら、魔法やら異能やらが使えて、最高にイカすバトルが出来て活躍できる。

そんな異世界に行きたいが行けるわけもないか…。

翌朝、学校に向かうために登校していると、ある女子生徒が横断歩道を渡っていた。制服から見るに同じ学校だろう。

まぁ、ボッチの俺には関係ないけど…。

すると曲がり角を曲がったトラックがすごい勢いで女子生徒のいる横断歩道へ突っ込んでいく。

間一髪、走り出し、女子生徒を突飛ばしたが、俺は間に合わず、トラックに衝突。

鈍い音と共に体に衝撃が走る。

ああ。走馬灯が見えてきた。

思い出す。小学校のトラウマといじめ。

中学校の黒歴史とトラウマ。

そして高校のトラウマ。

えー。俺の人生ってトラウマといじめと黒歴史しかないの?

そして今、助けた女子生徒もすぐに俺のことは忘れるだろう。まず、今の時点で誰こいつ?的な感じだろう。

何だろう。この気持ち。

心の涙が止まらないや。

そのまま意識は黒い闇に堕ちていった。

目が覚めた俺はファンタジーみたいな世界にいた。

「異世界きたーーー!」

えー。異世界にいく条件は死ぬこと見たいです。絶対に真似はしないでください。

とまあ、せっかく異世界に来たわけだし、魔法とか使えるようになりたいなあと思い、図書館に行ってみたが…読めねえ!何だ!この字は!

俺はノー○ーム・ノー○イフの『 』さんみたいに解読は出来ないよ…。

仕方ない。一から勉強するか。

まずは、聞いてみないとな。

「あのー、すみません。」

「○×□%#¥§@*☆」

何言ってんのかわかんねえ!!

その後2ヶ月かけて、ここの言語をなんとか身に付けた俺は、いよいよ魔法を…。

魔法も一から学び、やっと4ヶ月後に基礎魔法が使えるようになった。

マッチの火レベルの炎を操れるだけですけど…。

つーか!異世界きて、一年6ヶ月が過ぎたけど、異能バトルとかがまったくねえ!

何で異世界きてまで勉強しなきゃいけないんだ!

しかし、これが現実です。異世界って何なの?

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