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さっきっぽん

さっきんぽん!

!登場アイス!

さっきっぽんって言うのは昔からあるアイスでフラスコみたいな形プラスチックの容器にアイスが入った分けるタイプのアイスだ。

1パックに2本入ってる。

(パ○コを想像してください)

とったフタの方は親にあげたりする。

フラスコ型はそこの方が出づらいし食べづらいけど、その形は味に関係していて、

失敗カフェオレ。どくどくブドウ。スーパーレモン。フラスコだから=実験(薬)と掛けてあるってワケなのだ。

! !

さっきっぽんを食べたらふと懐かしい事を思い出した。


うちは5人家族(父母、姉、私、弟)だからいつもは3パック買ってじゃんけんで誰が2本目かなんてしていたけど、今日は弟が友達の家に遊びに行っていて、4人で暑いし暇だからと近所のコンビニまでふらっと散歩がてら2パック買いに行った。

だけど弟がコンビニに行ってる間に帰ってきていて

「アイスずるい!俺も食べたい!」

と駄々をこね出した。

お母さんも普段なら我慢してと言うかもしれないけれど、アイスなら食べたがるかもしれないことは予想できたはずだから何とも言えないようだった。

だからしょうがなく私のアイスをあげることにした。本当はとても食べたかったけど、他のみんなが我慢するのはもっと嫌だから自分のをと思ったのだ。

弟は

「やった!ラッキー」

と上機嫌だった。

そんな感じで最初のうちは楽しそうにしてたけどだんだん食べれない私の方をチラチラしたりと落ち込みだした。

すると、急に自分の部屋に走っていって家を出ていった。

いきなりの事で家族はぼうぜんとするしかなかった。

十分ほどして弟が帰ってきた。

手には期間限定の新作血みどろいちごのさっきんぽん。

さっきんぽんはめったに新作がでないから定番3フレーバーより30円も高いのにそれを買ってきたのは驚きだった。

そんなに食べたかったのか?と、落ち込み出したのは好きじゃない味だったからかな?なんて思ってた私は弟の次の行動にもまた驚いた。

弟は血みどろいちごのさっきんぽんを手渡してきた。

そして、

「ごめん姉ちゃん。俺がわがまま言ったから」

「これ食べて」

私は戸惑いつつ

「だ、大丈夫だからしかも血みどろいちご(それ)食べたがってたでしょ?」

と返した。

弟はぽかーんとした後

「2本とも姉ちゃんが食べて!!」

と、もう怒ったように言った。

「1本で大丈夫だって!」

「でも!姉ちゃん1番2本目欲しがるのにいつもじゃんけん負けるじゃん...」

変なスイッチが入った私はそれでも引かないぞと言い返そうとしたら

弟と私以外みんなが笑っているのに気付いた。

どうやら、勘違いした私と、最近はツンツンすることが多かった弟がやけに素直だったのが面白かったらしい。

私も弟もなんかもういいやってなって笑いあった。

その後ありがたく2本とも食べた。(実は気分はカフェオレだったことは秘密)

ーーーー

「ははっ、なっつかしー」

今や幼くて反抗期だった弟も高校生。お父さんとお母さんは二人暮らし。お姉ちゃんは会社勤務。私は大学に行きつつバイト。今でも実家に集まればこの話で盛り上がって家族みんなで大笑い。弟は反抗期だった当時のことは黒歴史の用で顔を真っ赤にしながら照れていた。

さっきんぽんて響き可愛いですね!

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