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あなたを救いたい  作者: 鈴音~suzune-~
2/2

木戸くんとの出会い

読んでくれてありがとうございます泣

木戸くんとの出会い編でございます

ではどうぞ

ある日のホームルーム


「さて、席替えをするぞ」


担任の先生はそう声に出す


「席替えねぇ…、誰と隣になるのかな~」


のなは、うきうきしながら席表を見る


「んん⁉」


のなは、眉間にしわを寄せて表を見た


「木戸くん…か」


琉雨とはクラスメイトだが、話したことが一回もなかった


「気まずくならないかなぁ…」


不安もありつつ、木戸の隣に机を移動した


木戸は何故か机の上を見つめていた


そして木戸の方を向き、のなはぎこちなく笑う


「木戸…くん、よろしくね… ハハハ…」


木戸は一瞬こちらを見たが、何も言わずにまた机の上を見つめた


木戸の瞳の中にはハイライトはなく、まるで何かにとりつかれたようだった


きんまず~‼


「あはは…、あれっ? 木戸くん、そ筆箱の中に入っているカラフルなやつは何…?」


木戸の筆箱からカラフルな錠剤みたいなものが見えたのだ


木戸はそれを聞くとハッとして、のなの方を睨み、筆箱を木戸お机の中に入れて隠した


えっ⁉ え~⁉


なんか分からないけど私嫌われたァァ~⁉


なんでだァァ~‼


「あ、なんか勝手に見ちゃってごめんね」


気まずい…


私の学校、中学校なのに校則結構緩いからやばい人も多いんだけどね‥、スマホもオッケーだし


のなは何かしらの興味本位でネットで‹カラフル錠剤›と検索した


出てきたものは…


‹薬物乱用に注意‼›というサイトが目に入ってきた


ニコニコしているカラフルな錠剤の写真も載っていることがわかる


薬物…?


そのサイトを開いてみると‹大麻›、‹覚醒剤›、‹向精神薬›、‹危険ドラッグ›、‹コカイン›、‹MDMA›、‹ヘロイン›、‹シンナー・トルエン›、‹LSD›などが出てきた


うわぁ…、色々種類あるんだなぁ…


どうやら木戸の使っているものはきっと写真と同じ‹MDMA›という物だ


効果 物事の動きが早く飛ぶように感じられる 音感も冴えてきて心地よい陶酔感を得る


気分がよくなるのか…


そのままスクロールしていくと‹幻覚、幻聴、精神錯乱、脳や神経の破壊、心臓や肝臓の機能 不全、睡眠障害などになる›と書かれてあった


…え?


‹摂取後30~60分で効果が現れ,一般に4~6時間持続する›、‹体内から抜けるのには2~3日かかる›


あ、よかった、元に戻れるんd…


そう思った途端にのなは息がつまった


‹薬物乱用・依存症›という記事に目が留まる


よく考えると、木戸の筆箱の中にあんなに拓南は言っていたってことは前にも使用しているってこと…? つまり薬物依存症かもしれないってこと…?


「あ、あの木戸くん、それって何…?」


思い切ってもう一回聞いてみることにした


「答えて何になるの」


そういって木戸はのなを睨みつけた


「あっ、ごめんね、嫌ならいいんだ」


そういってのなは慌てて答えた


冷たい対応だ、それはそうだろう聞かれて素直に答える人なんて…、いないだr…


「これを飲むとね…、幸せになれるんだ」


木戸が口を開いたのであった


「…え?」


のなは急な木戸の対応に傲然とした


「先生にでも言いつける気?」


そう机の上をボーと見つめながら木戸は答えた


「…そんなことはしないよ」


そうのなは答えた


その回答に驚いたのか木戸は目をまん丸くしてようやくのなの方に視線を向けた


「確かに…、中学生でそれは驚いたけど先生に言わなくて私が木戸くんを目覚めるようにするよ」


「えっ?」


そういった木戸の瞳の中には一瞬ハイライトが見えた気がしたんだ


そこで私、のなの木戸くん救おう作戦は始まった

読んでくれてありがとうございます泣

薬物ってあんなにたくさん種類があったなんて作者も驚きました…

そして気が付いたらもう6時ですよ…

今から寝ます泣く

おやすみなさい…

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