表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あなたを救いたい  作者: 鈴音~suzune-~
1/2

決心

作者、鈴音です‼


2作目の小説となりますが、こちらの小説は薬物を使用しているクラスメイトの琉雨くんを救うために正義感が強い月見 のなちゃんが色々な手段を考え、実行する普通ではない日常が書かれています

「のな、行くぞ」


ある日、のなは父親に急に話しかけられた


「行くって…、どこに…?」


のなはきょとんとして父親を見上げる


のなはロングヘアーで明るく正義感が強い中学2年生の少女だ


父親はため息を漏らし、答える


「図書館だよ…、のな短冊に願い事書きたいって言っていただろ? 図書館なら大きい笹があるしそこに書くといい」


のなは思い出したかのようにパッと顔を輝かせる


「行く行く‼」











しばらく時が経ち、図書館に着くとのなは笹に向かって走り出した


しかし、ここは本当に図書館だろうかと疑うぐらいに話し声が聞こえてザワザワしている


大きい図書館だからといってこんなに騒がしいものだろうか


「お父さん‼ お父さん‼ 笹、大きいねぇ‼」


これが中学2年生の行動だろうか、とても幼く見える


「はぁ…、すごいな」


父は呆れたように苦笑いをして適当そうに答える


しばらく経った後「あ、バイクの雑誌だ、これ気になっていたんだよな~」といい、違うエリアに行ってしまった


「なにお願いしよっかな~」


のなの頭の中で数々の願い事が浮かんだ


やっぱり「織姫様と彦星様が無事に出会えますように」かなぁ…


あっ、「お腹いっぱいプリンが食べられますように」もいいなぁ…


迷っちゃうよぉ…


そう考えているとどこかで小さな子供の小さな泣き声が聞こえた


すすり泣きだろうか…?


「…ん?」


生まれつき聴力がよかったのなはザワザワしていのに対して、すぐに気が付き、幼児の泣き声の元まで向かった


しばらく向かっていると隅で


「どうしたの?」


5歳くらいだろうか…、そのくらいの歳の男の子だった


幼児は目をこすりながらのなを見上げる


「おねぇちゃんだあれ…?」


ととて小さな声で少年は言った


「私はのなって言うの」


のなはニッコリ微笑んで今度は


「お母さんとはぐれちゃったの?」


と優しい口調で質問した


少年はしばらく黙った後コクンとうつむいた


「そっか…、じゃあお姉ちゃんと一緒にお母さん探そうか」


といい、少年の手を優しく握った


少年は不思議そうな顔をして手で涙を拭いて、のなの手を握り返した


「どんな感じのお母さんなの?」


「優しいお母さんだよ、お料理がとてもおいしいの‼」


と少年は元気に答える


「そっか、いいお母さんだね」


それを聞いた少年は表情が曇った


「どうしたの…?」


「お母さん、全然僕と遊んでくれないの…、雪ちゃんばっかり…」


少年は悲しげに答える


「雪ちゃんって…?」


「僕の赤ちゃん‼ とっても可愛いんだ‼」


僕の赤ちゃん…?


妹ってことだろう…


母親がこの少年の妹の面倒ばかり見て遊んでくれないってことだろう


「そっか…」


「雪ちゃん、好きなのに、僕モヤモヤするの」


嫉妬かな


少年の嫉妬は母親への愛がたくさんこもってそうで可愛い嫉妬だ


「…あ、お母さんだ‼」


「え⁉ どこどこ⁉」


この図はまるでのなが迷子みたいになっている


こんな図…、周りから見ると少年が小さいお兄ちゃんでのなが大きい妹になっている


正直情けない


「お母さん~‼」


少年はのなの手を離し、母親の元へ駆け出していく


「翔太‼」


その母親らしきものは少年の名前?を呼んで抱きしめた


あの子がお母さんと会えてよかった…


少し寂しい気持ちもあった


母親らしき人は


「貴方が、翔太を助けてくれたのね、ありがとう‼」


とのなに言い残し、その親子は手をつないで図書館から出て行き、姿が見えなくなった


そしてのなは再び笹へ向かった


願い事は「みんな幸せになりますように」と書いた


少年も母親と遊べる機会が増えて、幸せになれたらいいなと思って書いた願いだ


幸せじゃなそうな人が目の前にいたら、自分が救うと決心した


そこからこのストーリーが始まったのであった


そう、きっかけはこれだったんだ

こちらの小説も読んでくれてありがとうございます泣


色々薬物について学校で習ったり、ネットで調べたんですがやっぱり恐ろしいものですね…


さて、次話から琉雨くんが登場します


以上鈴音でした‼

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ